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【滋賀】全国屈指の景観を誇る寺院群「湖東三山」観光の見どころ

湖東三山(ことうさんざん)と言えば、琵琶湖の東側、鈴鹿山脈の西山腹に位置する、西明寺(さいみょうじ)、金剛輪寺(こんごうりんじ)、百済寺(ひゃくさいじ)の3つの天台宗寺院のことを指します。新緑を始め楓やナナカマド、ニシキギなどが色付き紅葉の名所と知られており、日本の紅葉名所百選にも選ばれており四季折々の景色や庭園を楽しむことができる注目の観光スポットです。湖東三山それぞれ魅力が異なり、違った趣があるので、3つのお寺にぜひ足を運んでみてください。 湖東三山観光の前に知っておきたい、それぞれのお寺の魅力や特徴を解説します。2013年に湖東三山スマートインターチェンジが出来たこともあって、交通アクセスが良くなり、訪れやすくなっていいますよ。

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https://www.flickr.com

更新日: 2023年11月21日

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■CNNの「日本の最も美しい場所31選」に選出された「西明寺」

https://ja.wikipedia.org

最初に紹介する湖東三山の見どころは「西明寺」。「日本紅葉の名所100選」「昇龍道・春夏秋冬百選」「アメリカCNN・日本の最も美しい場所31選」など、数々の・観光名所・紅葉名所上位に選ばれており、日本国内のみならず世界からも注目を集める美しい景観が見どころです。特に紅葉の時期が美しく、CNNの西明寺の紹介では、紅葉のときの写真が使われています。

飛騨の匠の技が光る 本堂と三重塔

https://ja.wikipedia.org

次に紹介する湖東三山の見どころは「本堂と三重塔」。西明寺本堂は7間四方、入母屋造、桧皮葺。鎌倉時代の建築となっており、内部は内外陣を格子で区切られ秘仏の本尊薬師如来をはじめ多くの仏像を安置しています。また三重塔は飛騨の匠が建立した純和様建築で、釘を使わずに作られたことでも有名です。

内部は四天柱に菩薩像、天井と長押に宝想華など花鳥模様、四壁に法華経解説図、扉に八天像、柱に八大竜王が極楽世界の壁画が描かれており細部まで貴重な施しがされています。

境内を彩る紅葉

A Beautiful Fall at Kotosanzan

3番目に紹介する湖東三山の見どころは「境内を彩る紅葉」。西明寺は湖東三山の一つに数えられるお寺で、紅葉と桜を同時に楽しめる珍しいスポットとなっています。毎年11月下旬頃から紅葉が色付き始めると、かなりたくさんの参拝客で賑わいます。

西明寺の紅葉は参道をはじめ蓬莱庭という庭園からの眺めも美しく、境内のいたる場所から見られます。散策しながら、本堂・三重塔と紅葉の掛け合わせの風情ある景色が圧巻です。

龍應山 西明寺(りゅうおうざん さいみょうじ)

滋賀県犬上郡甲良町池寺26
0749-38-4008
8:00~17:00
駐車場無料。拝観料 大人600円、中学生300円、小学生200円。4月上旬~5月上旬、11月上旬~11月下旬は三重塔内壁画特別公開、特別拝観料1千円。
http://www.saimyouji.com

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■湖東三山最古の寺「百済寺」

https://ja.wikipedia.org

4番目に紹介する湖東三山の見どころは「百済寺」。聖徳太子により創建されたと伝わる滋賀県内最古級の寺院です。東の山を借景に大きな池と巨岩を配した池泉回遊式庭園をはじめ、秋には山全体が紅葉に覆われ、多くの人々が一目見ようと参拝に訪れるスポットとなっています。

庭は本来、池泉築山式で縁側から座観で楽しむタイプですが、池の対岸に渡って築山の中へ登っていく石段の道が付けられており、山中の自然水の渓流や花々を回遊して楽しめるようになっています。

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