【10月】鳥取ツアー・鳥取旅行

鳥取牛骨ラーメン

鳥取県中部で愛されている「鳥取牛骨ラーメン」は、牛骨でダシをとった珍しいご当地ラーメンです。醤油、味噌、塩などスープのバリエーションは豊富。牛脂特有の香ばしさと甘みが特徴で、かまぼこをトッピングする場合が多いものの、作り方やトッピングは店によって大きく異なります。

素ラーメン

鳥取市民のソウルフード「素ラーメン」は、地域で60年以上親しまれているご当地ラーメンです。カツオや昆布でとったうどんのような出汁に中華麺を入れたもので、トッピングにはかまぼこ、ネギ、茹でモヤシ、天かすなどを使うのが一般的。手頃な価格とシンプルながら奥深い出汁の旨みが、庶民の味として愛されています。

ホルそば

「ホルそば」は鳥取県東部を中心に愛されているご当地グルメ、「ホルモン焼きそば」のことです。牛ホルモンと野菜、中華麺を味噌ダレで炒めるのがスタンダードな作り方。市内にはホルそばを提供する店が約30店舗ありますが、使用するホルモンの部位や麺、タレの種類などに決まりはなく、店によって個性が見られます。

松葉がに

鳥取で冬の味覚といえば「松葉がに」。成長したズワイガニの雄のことで、身が大きく歯ごたえがあり、焼いても茹でても食べ応え抜群です。中のミソも珍味として愛されていて、お酒にもご飯にも合うと評判。鳥取では11月の第4土曜日を「松葉がにの日」とし、漁港などでさまざまなイベントが催されます。

ばばあ鍋

「ばばちゃん鍋」という愛称で親しまれている「ばばあ鍋」は、冬の鳥取の隠れた名物グルメです。「ばばあ」は日本海沿岸に生息する深海魚の名前で、白身でクセのない味わいが特徴。上品なダシが出るため鍋にすると絶品です。部位によって異なる食感が楽しめるうえ、コラーゲンが豊富なので女性からも好評を得ています。

岩ガキ

鳥取の夏の味覚として知られる「岩ガキ」は、素潜り漁でとられる天然ものの牡蠣です。大きいもので重さ約1㎏、長さ20㎝にも及ぶ、大きいサイズが特徴。「海のミルク」とも呼ばれる岩ガキは、レモンやスダチをかけて生で食べたり、軽く炙って堪能したりするのがおすすめです。

かに汁

鳥取ならではの贅沢な郷土料理「かに汁」は、松葉がにのメスであるセイコガニを使って作られる味噌汁です。具材はカニと大根だけというシンプルな取り合わせで、カニの旨味を存分に楽しむことが可能。メスのカニを使うことで、メスだけが持つ卵の旨味が加わり、より濃厚でコク深い味わいを楽しめます。

モサエビ

「モサエビ」の名で親しまれている鳥取名物は、「クロザコエビ」という正式名称をもつ貴重なエビです。傷むのが早いことから鳥取県内でしか食べられず、幻のエビとも呼ばれています。刺身で食べると濃厚な甘みとねっとり食感がクセになると評判。天ぷら、塩焼き、煮つけ、パスタなどさまざまな料理で味わえます。