オーロラやサンタクロース村、北欧雑貨が人気のフィンランドは、縦長で地域によって気候や文化、見どころが多様なところが魅力です。バルト海が流れ込むフィンランド湾やボスニア湾に面する地域では港町が栄え、首都ヘルシンキのヘルシンキ大聖堂のような歴史的建造物が見られるのが特徴。また、ラウマ旧市街などの木造建築群、トゥルク城、ペタヤヴェシの木造教会なども歴史を感じさせます。一方で北欧らしいスタイリッシュな建築物のあるユヴァスキュラも見どころの1つ。今回は、治安が良いとされ、スノーアクティビティやショッピングも楽しめるフィンランドのおすすめツアーをご紹介します。
日本からフィンランドにアクセスする場合、飛行機を交通手段とするのがポピュラーです。スイスの空の玄関口はヘルシンキ・ヴァンター国際空港となっていて、日本からは羽田空港、成田空港、中部国際空港、関西国際空港、福岡空港、新千歳空港から直行便が運航しています。所要時間は10時間から10時間半となっていて季節や天候によって所要時間が変わるので注意してください。
フィンランド旅行にかかる費用は旅行に行く時期や日程、利用する航空会社、宿泊施設によって異なります。一週間ほどの滞在で、オーロラ鑑賞ツアーなどのアクティビティを楽しむスケジュールの場合、1人当たりの旅行費用は全て合わせて350,000円前後です。格安ツアーを利用したり、アクティビティに参加しない場合はもう少し費用が節約できます。
フィンランドのベストシーズンは6月から9月の夏にあたる時期です。夏場は晴れている日が多く、半袖でも過ごすことが出来るため身軽な格好で観光を楽しむことが出来ます。日照時間が長いため観光を楽しめる時間が増えるというメリットもあります。オーロラや犬ぞり、トナカイぞりを楽しみたい場合は夏とは真逆の冬場がベストシーズンです。
春休み、GW、夏休み、シルバーウィークなどの長期休暇の前後は穴場となっているため、混雑を避けたい場合は狙い目となっています。特に夏休みにあたる時期は日本だけでなく、ヨーロッパ全土もホリデーシーズンになっていることからホテルや航空券も取りにくくなっています。費用を節約したい場合も長期休暇を外した時期を狙うのがおすすめです。
フィンランドの観光スポットと言えば、サンタクロース村やフィンランド式サウナが有名です。ムーミンワールドといったテーマパークもおすすめです。首都ヘルシンキにはヘルシンキ大聖堂やテンペリアウキオ教会があり、マリメッコヘルットニエミアウトレットとハカニエミ・マーケットホールでショッピングを楽しむこともできます。
フィンランドは寒い国のイメージがありますが、夏場は東京の春から初夏くらいまで気温が上がります。夏以外の季節は寒さに備えた服装を準備しておきましょう。春でも夜になると冷え込むため、サッと羽織ることが出来る上着を準備したり、ヒートテックを着こむようにする必要があります。街歩きを楽しむ場合には歩きやすい靴を準備してください。
フィンランド旅行の際には搭乗時間が多くなるため、機内で快適に過ごすことが出来るアイテムを準備しておくのがおすすめです。耳栓やアイマスク、ネックピローなどの快眠をサポートするアイテムや、本やタブレット、携帯ゲーム機など機内で楽しく過ごせるアイテムがおすすめです。万が一の体調不良に備えて風邪薬や痛み止めなども準備しておきましょう。
フィンランドで味わいたいのはトナカイ肉を使ったグルメです。シチューやステーキで味わうことが出来るので挑戦してみてください。サーモンを使ったシチューであるロヒケイットはフィンランドの家庭料理で身体の芯から温めてくれます。フィンランド東部が発祥の伝統料理「カレリアンピーラッカ」やシナモンロールもおすすめのグルメです。
現在も海外旅行の際には新型コロナウイルスへの感染対策が必要不可欠です。旅行の前にはフィンランドの感染状況を確認して、現地の方々に迷惑がかからないよう、無理のない旅行を計画してください。飛行機に乗る時、レストランを利用する際はマスクを必ず着用して飛沫感染の防止をしましょう。小まめなアルコール消毒も感染予防に繋がります。