常夏のコスモポリタンであるシンガポールは、治安も良く、日本との時差が1時間ということもあり初心者でも旅行しやすい国です。ランドマークであるマリーナベイサンズやマーライオン像、未来型植物園ガーデンズバイザベイ、世界的な動物園シンガポールズーなど見どころがたくさんです。また英国統治時代の美しいコロニアル建築やチャイナタウンやリトルインディア、プラナカン建築など各国の文化が混じり合い、訪れる人に驚きと感動を与えます。今回は、そんなシンガポールへ行くおすすめのツアー・人気プランを紹介しますので、ぜひ参考にしてみて下さい!
シンガポールまでの交通手段は飛行機を利用するのが一般的です。直行便も運行していて、日本各地の空港からアクセスすることが可能です。成田空港、羽田空港からは約7時間30分、関西国際空港からは約7時間、中部国際空港からは約7時間15分、福岡空港からは約6時間35分で到着します。フライト時間は長めですが、機内で映画鑑賞をしたり、本を読んだり、ゲームをしたりして過ごせます。
シンガポール旅行にかかる費用は旅行の日程や利用するツアープラン、航空会社、宿泊施設によって異なります。3泊4日でスケジュールを組んだ場合、1人当たりの旅行費用は宿泊代や交通費、食費を含めて60,000円から80,000円が相場となっています。高級ホテルに泊まる場合は150,000円前後が相場です。現金以外にも現地で使えるクレジットカードを用意しておくことをおすすめします。
シンガポールは常夏の国であることから日本のような四季はありません。3月から9月ごろは乾季となっていて、雨の少ない時期であることから観光に適しています。プールやビーチなどのレジャーを楽しみたい場合には特に乾季を選ぶのがおすすめです。買い物を楽しみたい場合はシンガポール国内でセールが行われる6月から8月に旅行をするのをおすすめします。
10月から2月は雨季にあたることから、屋外でのマリンアクティビティやプールを楽しみたい人からは避けられがちです。雨が気にならない場合は比較的空いている時期となっているので狙い目となっています。また、GWや夏休み、冬休みなどの長期休暇を避けた時期であれば、人混みを避けることが出来るだけでなく、ツアープランが安くなっていることもあるのでおすすめです。
シンガポールで外せない観光スポットと言えばマーライオンです。夜にはライトアップもされ、人気の写真スポットにもなっています。世界一高い場所にあるインフィニティプール「マリーナ・ベイ・サンズ」もシンガポール旅行で人気のスポットです。ナイトサファリやユニバーサル・スタジオ・シンガポールは家族連れにもおすすめの観光スポットとなっています。
シンガポールは常夏であるため、日本の夏を想定した服装を準備しておけば問題ありません。ただし、レストランやホテルなどは冷房が低めに設定されていることが多いので、自分で体感温度調節が出来るように薄手のカーディガンやストール、風通しの良い上着を準備しておきましょう。寺院やモスクなどに立ち入る際は露出の低い服装を心がけてください。
シンガポールと日本では電圧やコンセントの形状が異なることから変圧器や変換プラグが必要です。変圧器に関しては家電によって不要なこともあるのでチェックしておきましょう。また、シンガポールに限らず海外旅行をする際には日本と同じように薬を買うことが難しくなっているため、常備薬や風邪薬をもしもの時の為に準備しておくと安心です。
シンガポールではバラエティ豊かなグルメを味わえるのも魅力です。シンガポールグルメの代表といえばハイナンチキンライス(海南鶏飯)で、鶏からとったスープで調理したご飯に蒸し鶏が乗ったシンプルながら美味しい料理となっています。スペアリブをニンニク、漢方で煮込んだスープ料理であるバクテーやフィッシュヘッド・カレーもおすすめのグルメです。
現在も新型コロナウイルス対策が必要な情報が続いています。旅行の計画を立てる際には現地の感染情報を確認し、無理のない旅行を遂行してください。飛行機やレストランなどの飲食店を利用する際には必ずマスクを着用して飛沫感染を防ぎましょう。観光地を訪れる際には三密を避けて行動するようにしてください。こまめなアルコール消毒も感染対策に繋がります。