イーフビーチ

久米島

久米島は那覇市の西方約100kmに位置する島です。かつて交易が盛んだった歴史の跡と自然の美しさが随所に見られる島で、琉球王朝時代には「球美の島」とも呼ばれていました。東洋一美しいビーチとも呼ばれる絶景スポット「ハテの浜」や交易文化が残る重要な城跡として国指定史跡になった「具志川城跡」をはじめ、数多くの観光スポットを有している島です。

イーフビーチから1,071m

久米島ウミガメ館

絶滅の可能性が示唆されている貴重なウミガメに実際に会うことができる施設です。大きな浴槽のなかでゆったりと優雅に泳ぐウミガメの姿を見れば、癒されてしまうこと間違いなし。また、水槽内では貴重な子ガメを観察することもできます。パネルや映像でウミガメの生態や環境問題について学べますし、シャツやぬいぐるみなどのウミガメグッズも購入できるのでウミガメ好きな人は必見の観光スポットです。

イーフビーチから1,564m

比屋定バンタ

久米島の北東部には、約200mの高さの断崖絶壁が見られる景勝地、比屋定（ひやじょう）バンタがあります。「バンタ」は崖や端を指す沖縄の方言で、リーフがないダイナミックで雄大な海岸の景色を楽しめるスポットとして評判。比屋定集落から阿嘉集落までの道路沿いには、比屋定バンタを一望する展望台や売店、トイレなども設けられており、ドライブの休憩ポイントとしてもおすすめです。

イーフビーチから5,122m

熱帯魚の家

久米島の熱帯魚の家は、岩場の潮だまりで魚を餌付けした天然の水族館です。潜れない、泳げない人でも海に入ることなくカラフルな熱帯魚や生きたサンゴを気軽に見ることができます。干潮の時間帯には比較的車を降りてすぐの場所で魚を見れるのでおすすめです。ゴツゴツした岩場を通るので、歩きやすく滑りにくいスニーカーなどを履いていきましょう。

イーフビーチから6,300m

上江洲家

上江洲家（うえずけ）は、代々土地の地頭台を務めてきた琉球王朝時代の士族の家です。建物の周囲は琉球石灰岩で作られた石垣やフクギで囲まれており、敷地内には主屋や前の家、庭や井戸、そしてヒンプンという目隠しや魔除けの役割を果たす塀など、当時の様式が綺麗に残されています。国の重要文化財にも指定されている建築物で、久米島を代表する観光スポットの1つです。

イーフビーチから6,660m

おばけ坂

おばけ坂は、久米島の西部に位置する一風変わった観光スポットです。坂道の途中で車を止めると上り坂に向かって車が動き出してしまう不思議な現象からその名がつきました。実際は「坂道錯視」という下り坂が周りの風景によって上り坂に見えてしまうことで起きる現象なのですが、原理が分かっていても実際に体験をすれば盛り上がれること間違いなし。ぜひ実際の目でその不思議な現象を体験してみてください。

イーフビーチから7,380m

五枝の松

樹齢250年を超えるとされる巨大な琉球松です。高さ6m、幹周り4.3m、枝が覆う地面の面積はおよそ250㎡にも及び、地面を這うようにのびる枝ぶりが特長。その威容から琉歌では天下随一と称えられており、さらに「沖縄の二大名松」や「日本の松百選」、「国の天然記念物」などにも選ばれています。松の根元には中国から伝えられた農業の神、「土帝君（トウテイク）」を祀る祠が見られ、地元の人たちからも篤い信仰を集めているスポットです。また園地に流れるきれいな川には、4月中旬頃になるとホタルも集まってきて、迫力ある松とホタルとの幻想的な光景も楽しめます。

イーフビーチから7,401m

はての浜

はての浜は久米島の沖合約5kmの場所に浮かぶマエノ浜（メーヌ浜）・ナカノ浜・ハテノ浜の総称です。3島とも真っ白な砂だけが広がる砂州になっており、エメラルドグリーンの海と白い砂浜のコントラストは感動的な美しさ。たくさんの熱帯魚やウミガメの姿も見られ、海水浴やシュノーケリングも楽しめます。砂浜に寝転んで見上げる大きな空も絶景です。

イーフビーチから7,691m

ミーフガー

ミーフガーは久米島の大和泊(やまとどまり)岸にある、風と潮の浸食で造られた巨大な奇岩です。ミーフガーとは沖縄の方言で「女岩」を意味し、古くから「女性がこの場所で拝むと子宝に恵まれる」と伝えられています。現在でも多くの夫婦が訪れる人気のパワースポットです。5月にはテッポウユリとグラジオラスが咲き乱れる花の名所としても知られています。

イーフビーチから8,328m