室生寺

小柄で優美な五重塔が有名な山岳寺院

奈良の深い山奥に位置する室生寺は、奈良時代末期に創建されたと言われる真言宗室生寺派の大本山です。高野山が女人禁制なのに対し、室生寺は女性も参詣することが許されてきたことから「女人高野」としても知られています。豊かな緑に囲まれた境内には国宝や重要文化財に指定されている貴重な堂宇が多数点在しており、中でも日本最小とされる「五重塔」は必見。シャクナゲ、紅葉、雪、サクラなど四季折々に変わる境内の表情も見どころのひとつです。