二重整形手術に副作用はある？施術の際のポイントやリスクを紹介

二重整形には「埋没法」と「切開法」の大きく2通りの施術方法があります。埋没法は医療用の糸をまぶたに埋め込み二重を作る方法です。メスを使用しない分、副作用やリスクは少ないとされていますが、ハレや痛み、施術箇所の異物感や違和感、内出血などが起こる可能性があります。切開法はメスでまぶたを切開し二重を作る方法です。メスで切開するため、二重が半永久的に続くメリットがある反面、ハレや痛み、切開箇所の内出血や再出血、血腫などが起こる可能性があります。二重整形手術を受ける際は、施術方法の特徴や副作用などのリスクをしっかり理解しておくことが重要です。施術前にドクターと仕上がりイメージを共有し、理想の目もとを手に入れましょう。

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そもそも二重整形手術とは？

手軽に顔の印象を変えられる二重整形手術は美容外科でも人気の高いメニューです。二重整形の施術方法には埋没法と切開法の大きく2通りがあります。まずはそれぞれの施術方法について詳しくみていきましょう。

手軽で人気の高いメスを使わない「埋没法」

埋没法は眼科用の針と極細の医療用の糸で1〜4箇所程度まぶたを留めて二重を作る施術方法です。埋没法はさらに糸を留める場所によって「瞼板法（けんばんほう）」と「挙筋法（きょきんほう）」の2種類に分けられます。どちらもメスを使わず皮膚を切らない施術のため、施術時間が比較的短く（両目合わせて10〜20分位）、施術跡が目立ちにくいのが特徴です。また、糸で留めているだけなので、万が一仕上がりに満足できない場合、糸を外して元の状態に戻すことややり直しが可能というメリットがあります。

二重が半永久的に続く「切開法」

切開法はまぶたをメスで切開して二重を作る施術方法です。切開法には、さらに二重ラインに合わせて目頭から目尻まで切開する全切開法と、二重ラインの一部（数ミリ程度）を切開する部分切開（小切開）法の2種類があります。埋没法と比較すると切開法は、理想の二重幅やデザインを目指しやすく、半永久的に二重まぶたが続くというメリットがあります。また、切開時にまぶたの脂肪吸収も可能なので、まぶたの厚みや腫れぼったさも解消できます。

理想の二重はどんな形？二重の種類と特徴を紹介

一口に二重まぶたと言っても実はさまざまな種類があります。自分の理想の二重タイプを見つけるため、また、自分に似合う二重タイプを見つけるためにまずはそれぞれの特徴を把握しておきましょう。

末広型二重

末広型二重は目頭に密着する形で二重ラインがスタートし、目尻に向かって徐々に二重幅が広がっていく二重まぶたです。日本人をはじめ蒙古ひだをもつ黄色人種に多いといわれています。ナチュラルで可愛らしい印象を与えられ、日本人の顔にも馴染みやすいのが特徴です。

幅の狭い平行型

二重ラインが目尻から目頭までほぼ同じ幅で続いているのが平行型です。幅の狭い平行型は控えながら華やかな印象を与えられるのがポイント。すっぴんでも目が大きく見え、化粧映えもしやすいのが特徴です。元々の目の形によっては二重整形にプラス目頭切開手術が必要となる場合があるので、施術前に医師とよく相談しましょう。

幅の広い平行型

幅の広い平行型の二重まぶたは欧米人に多くみられる二重タイプです。つけまつげやまつげエクステ、アイラインなどと合わせて目もとをゴージャスに見せたい方には特におすすめです。埋没法でも幅の広い平行型二重を作るのは可能ですが、まぶたの厚さや目の形などによっては切開法の方が向いている場合もあります。

奥二重

二重ラインが狭く、目を開くと二重線が見えなくなってしまう、または目を開いた時に目尻部分だけ二重ラインが見えるのが、奥二重です。一重まぶたの涼やかでクールな印象を残しつつ、一重まぶたより目を大きく見せられるのが特徴と言えるでしょう。二重整形には興味があるが、全体の顔の印象をあまり変えたくないという方には奥二重がおすすめです。

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二重整形手術にリスクや副作用はある？

二重整形手術は手軽にできる手術です。しかし、一方でリスクや副作用、失敗例や後遺症が残る事例がゼロではないことも理解しておきましょう。ここでは、埋没法、切開法それぞれの二重整形手術で考えられるリスクや副作用などについて解説します。

埋没法で考えられるリスク、副作用は？

埋没法はメスを使わないため、比較的リスクや副作用の少ない施術方法といわれています。しかし、リスクや副作用の可能性はゼロではありません。具体的にみていきましょう。
【埋没法で考えられるリスクや副作用】
・術後の内出血
施術中に糸や針が血管に触れてしまうと内出血が生じるリスク・副作用があります。通常は内出血がひくまで1週間〜2週間程度ですが、体質や内出血の箇所によっては1カ月程度長引く場合もあります。
・まぶたの腫れ
術後まぶたに腫れが生じるリスク・副作用があります。通常は術後数日でひくケースがほとんどですが、体質や二重のデザインなどによっては、1カ月程度長引く場合もあります。
・目の違和感やトラブル
糸の結び目がしこりのようになり目の異物感が気になるケースや、目がゴロゴロする、痛みを感じるなど違和感をもつ可能性もあります。また術後はものもらいになりやすいので、注意が必要です。
・仕上がりの左右差、理想通りにならない
目は完全な左右対称ではないため、微妙な左右差が生じる可能性もあります。また、医師と仕上がりのイメージがしっかりと共有できていない場合、理想通りの仕上がりにならないケースもあります。
・二重ラインが消える、薄くなる可能性
糸が緩んでしまい、二重ラインが薄くなったり、二重幅が狭くなってしまったり、場合によっては二重ラインが消えてしまう可能性もあります。
・糸による後遺症の可能性
露出してしまった糸が眼球を傷付け、目に後遺症が残ってしまう可能性もあります。実際に手術後、視力低下や瞳が白く濁るなどの後遺症がでてしまった事例もあります。

切開法で考えられるリスク、副作用は？

メスを使用し、上まぶたを切開、縫合する切開法は、埋没法と比較すると副作用やリスクが生じやすいと言えます。具体的なリスク、副作用についてみていきましょう。
【切開法で考えられるリスクや副作用】
・まぶたの腫れ
切開法の場合、抜糸までは強い腫れが生じるリスク、副作用があります。特に手術直後から翌日の腫れが強く、個人差はありますが完全に腫れがひくまでには半年程度時間がかかります。また、二重幅が広いデザインの場合や、まぶたの脂肪取りを同時に行う場合、手術中にリラックスできていない（目もとに力が入りすぎている）場合は、腫れが強く出やすいといわれています。
・術後の内出血
ほとんどの方に術後内出血が生じるリスク、副作用があります。軽い内出血の場合は1週間程度、強い内出血の場合は2週間程度消えるまでに時間を要します。
・仕上がりの左右差、理想通りにならない
目は完全な左右対称ではないため、微妙な左右差が生じる可能性もあります。また、医師と仕上がりのイメージがしっかりと共有できていない場合、理想通りの仕上がりにならないケースもあります。切開法の場合、失敗したと感じてもやりおなしや修正が難しいというリスクもあります。
・血腫や再出血
手術後、稀に処置部分が再出血したり、血腫が生じたりする可能性があります。万が一血腫が生じた場合は、溜まった血腫量に応じて、血腫を除去する処置が必要になります。

理想通りの二重を目指すため手術前に確認したいポイント

理想の目元を目指し、二重整形手術を成功させるために事前に確認しておきたいポイントについて解説します。

ドクターと理想の二重イメージをしっかり共有しておく

理想の二重イメージを実現するためには、施術前に二重整形手術を担当する医師としっかりとイメージを共有しておくのが重要です。言葉でうまく説明できないという方は、理想のイメージに近いモデルや女優などの写真を用意しておくとよいでしょう。

二重整形手術前には十分なカウンセリングを

二重整形手術を受ける前にはじっくりとカウンセリングを受けましょう。前述した仕上がりイメージの共有はもちろん、手術に関する不安や疑問、ダウンタイムの過ごし方や副作用・リスクについてなど、気になる点は迷わず質問して解決させましょう。

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費用だけでなく、よく考えてクリニックを選ぼう

二重整形手術を行うクリニックは非常に多く、費用面についてもさまざまです。また、クリニックによって使用する針や糸が違ったり、得意な施術方法が違ったりします。二重整形手術を行うクリニックは、費用面だけでなく、クリニックの技術力やこれまでの実績、副作用などが起きた際のアフターフォローなどを参考にして選ぶとよいでしょう。

二重整形で理想の目もとになりたい！副作用やリスクは施術前にしっかり確認しておこう

二重整形は短時間で気軽に顔全体の印象を変えられる手術方法です。目もとにコンプレックスを抱えている方やアイプチの使用に限界を感じている方で、二重整形手術を検討している方も多いのではないでしょうか。二重整形手術を受ける際には、副作用やリスクなどをよく理解し、信頼できるクリニックを選びましょう。

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