カツオブシムシの駆除方法は?幼虫から大切な衣類や食品を守ろう
更新日: 2024年5月3日
カツオブシムシとは、2.5mmほどの小さな甲虫です。害を及ぼすのはカツオブシムシの幼虫で、タンス内やベッド、乾燥食品などに発生します。特に、衣類を食べる衣類害虫として有名。生存能力が非常に高く、6~12か月の間、水や食べ物がない状態でも生き続けることが可能です。成虫が洗濯物や外出時の洋服について侵入したり、庭の花壇や花についたりして発生することが多いので、気を付けましょう。駆除方法は、殺虫剤の使用やアイロンなどで熱を与えること。成虫のみ、光の出る捕獲機を使用することが有効です。生存能力が高いので、心配な人は業者に依頼するのもおすすめです。駆除が難しいので、発生する前に防虫シートやこまめな掃除、食品はしっかり密閉して予防しましょう。
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カツオブシムシとは?
「カツオブシムシ」という虫の名は、聞き慣れない人も多いでしょう。私たちの生活の中でとても身近な害虫ですが、 主に害を及ぼすのは幼虫です。 発生原因や駆除方法について、詳しくみていきましょう。
カツオブシムシの種類や特徴
日本に生息する代表的なカツオブシムシは、2種類。「ヒメマルカツオブシムシ」と「ヒメカツオブシムシ」です。「ヒメマルカツオブシムシ」の成虫は、2.5~3mmで、黄色、黒、白の毛で体が覆われています。幼虫は、4~5mmで、細長く短い毛で覆われていますが、尾に槍状毛と呼ばれる長い毛束があり、威嚇すると広がります。 毒はありませんが、やや鋭いので注意 してください。「ヒメカツオブシムシ」の成虫は、3.5~5.5mmほど。黒く、楕円形の甲虫です。幼虫は、細長い芋虫状で、7~10mm。全体が赤褐色の毛で覆われており、尾の方が細く束になっています。
カツオブシムシの生態
カツオブシムシの成虫は、日本全国に生息しています。出現時期は、5~6月頃。寿命は30~50日ほどですが、その間に30~70個の卵を産みます。花の蜜や花粉を栄養源としており、淡い色や白っぽい色の花に集まる修正をもちます。中でも、キク科の花を好みます。カツオブシムシの幼虫は、その名の通り、 鰹節が大好物 です。その他の乾燥食品も好み、餌とします。 噛む力が強く、包装されているものでも破って侵入することもあるので注意が必要です。 また、ウールやカシミア、絹、麻などの繊維も食べてしまうので、衣類に穴があいてしまうことも。幼虫でいる期間は約300日で、その間に脱皮を繰り返して成長していきます。生命力が非常に強く、6~12ヶ月までは飢餓状態でも生存可能。餌を得られないと、幼虫でいる期間を2~3年に延ばすこともあります。
カツオブシムシが室内に発生する原因
カツオブシムシの幼虫が室内にいる場合は、成虫が屋外から侵入したと考えられます。成虫は日中に花の蜜や花粉を求めて飛び回りますが、どのようにして室内に侵入してきたのでしょうか。
洗濯物に付いて侵入
カツオブシムシの成虫は衣類を餌としませんが、 白っぽい色に誘引されて寄ってきます。 そのため、干していた洗濯物にくっついて侵入する可能性があります。特に、 白い衣類は注意。 陽の出ている時間帯に活動するため、丁度洗濯物を干している時間と被るので、取り込む際には気を付けましょう。
室内観賞用生け花や庭の花壇から侵入
カツオブシムシは、花の蜜や花粉を好みます。そのため、観賞するために購入したり、採ってきたりした花についていることも。白、薄いピンク、 黄色い花につきやすい とされています。また、 キク科を好むので、マーガレットやデイジー、ハルジオン、ヒメジオンなどには要注意。 庭先に花壇や鉢花がある場合も、カツオブシムシが集まっている可能性があり、何かの拍子で窓などから侵入することも考えられるでしょう。
着ている服に付いて侵入
人が着ている服についてくる可能性もあります。特に白っぽい衣服を着ている場合は気を付けてください。 草木や花の多い場所に行ったあとはもちろん、服に花粉などがついていると寄ってくることも。 家に入る前に、着ている服にカツオブシムシがついていないかチェックしましょう。
カツオブシムシの駆除方法は?
カツオブシムシが室内に侵入してしまった場合や幼虫を見つけた場合は、適切な方法で駆除することが大切です。いくつかの駆除方法を紹介します。
殺虫剤を使用する
カツオブシムシは、殺虫剤で駆除できます。 市販のエアゾールや燻製殺虫剤などを使用しましょう。エアゾールとは、液体状の薬剤をスプレー状にしたもの。殺虫スプレーともいいます。虫に直接吹きかけて使用しますが、全てのカツオブシムシを探し出すことは少し難しいかもしれませんね。燻製殺虫剤は、薬剤を煙化させ、部屋全体を燻して虫を死滅させます。奥にいるカツオブシムシまで届くように、 クローゼットの扉やタンスの引き出しを開けて使用するのがおすすめ。 また、和室の畳の下に潜むカツオブシムシにも有効でしょう。
熱を与える
カツオブシムシは、65度以上の高熱には耐えられません。 衣類などに付着している可能性がある場合は、アイロンを使用しましょう。 スチームアイロンでも大丈夫です。カーペットもアイロンを当てると、防虫効果が期待できるかもしれません。 一気に駆除したい人は、コインランドリーの高熱乾燥機もおすすめ。 大型の乾燥機ならば、布団など大きなものでも簡単に駆除できますね。ただし、乾燥機にかけても大丈夫な素材か確認してから使用しましょう。
光る捕獲機を設置する
カツオブシムシの成虫は、羽化して2~3週間経つと、明るいところや光に向かって飛んでいく習性があります。その習性を利用して、光を放つ捕獲機を置くことで、タンスやクローゼットに隠れている成虫を捕まえられるでしょう。産卵能力のある成虫を捕獲すれば、幼虫が増えないようにする効果は見込めますが、すでに発生している幼虫の駆除はできないので注意してください。
業者に依頼する
カツオブシムシの生態からわかるように、 一度侵入すると完璧に駆除するのは容易なことではありません。 繁殖能力や生存能力が高いうえに、小さく衣類やタンスの陰に隠れられるので、見つけることが難しいからです。気になる人は、業者に依頼して駆除してもらうのも一つの手でしょう。
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カツオブシムシを寄せつけないための予防法は?
根絶が難しいカツオブシムシ。一匹たりとも室内に侵入させないことが大切です。寄せ付けないための予防対策方法を徹底することで、大事な衣類や食品を守っていきましょう。
頻繁に掃除をする
カツオブシムシは、掃除の行き届いていない場所が大好物。衣類や食品の他に、ほこりや食べカスなども餌にします。ほこりが溜まりやすい部屋の隅や窓のサッシも、頻繁に掃除しましょう。また、着ていた服の脱ぎっぱなしもよくありません。カツオブシムシが付着している可能性もあるからです。脱ぎ捨てずに、すぐに洗濯機に入れる習慣をつけましょう。
乾燥食品は密閉して保管する
カツオブシムシの好きなカツオブシや煮干しなどの乾燥食品は、密閉して簡単に侵入を許さないことが大切。密閉袋も手軽で便利ですが、食いちぎられる可能性もあるため、缶やプラスチックなどの堅い容器に入れておけば、さらに安心でしょう。
防虫剤や防虫シートを活用する
衣類を守るためには、防虫剤や防虫シートがおすすめ。タンス引き出しに入れておくだけで、防虫効果を発揮し、カツオブシムシを寄せ付けません。ウォークインクローゼットなどに便利な、かけるタイプの防虫剤もあるので、使い分けるとよいでしょう。ただし、期限があるので注意が必要です。交換時期が一目でわかる防虫剤も販売されているので、活用するといいでしょう。防虫剤や防虫シートを使用する前には、置きたい場所を念入りに掃除してくださいね。
カツオブシムシは駆除より予防を徹底して繁殖を防ごう
カツオブシムシは、私たちにとって厄介な害虫です。成虫が侵入すると、繁殖して駆除が難しくなるため、予防を徹底しましょう。発生時期は限られているので、その期間は外干しの洗濯物を取り込む前に、カツオブシムシがついていないかチェックするとよいでしょう。もしも侵入してしまった場合は、被害が出る前に対策が必要です。殺虫剤や捕獲機を活用、場合によっては業者に依頼することも検討し、カツオブシムシから大切な衣類や食品を守りましょう。
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