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屋根の漆喰を補修する費用は?専門業者へ依頼するときの注意点まとめ

屋根の漆喰を補修する必要があるとき、ホームセンターでも漆喰は手に入れられますが、自分では補修をすることは危険ですので業者にお願いしましょう。瓦屋根の場合は特に瓦専門の業者にお願いすることをおすすめします。漆喰がもろくなっていると雨漏りの原因にもなり、家全体に深刻なダメージを与えてしまうことがあります。漆喰は定期的にメンテナンスを行ってください。もしも雨漏りをしていたときは瓦だけでなく、外壁や雨樋などもメンテナンスをしてもらいましょう。台風の被害で修理が必要なときは火災保険が適用される場合もあります。

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漆喰(しっくい)とは

漆喰とは、消石灰(水酸化カルシウム)を主原料とした塗り壁材で、壁の塗料や瓦のつなぎに利用されています。消石灰は石灰石を焼いて水に溶いたもので、二酸化炭素を吸収する性質があります。ゆっくりと呼吸をする漆喰は、家の湿度を吸収し、また防火性にも優れている素材です。歴史は古く、5000年以上前から建築物に使われてきました。日本のお城や民家にも使われてきた素材なのです。

屋根の漆喰の役割

屋根の漆喰は、屋根の棟(むね)と瓦のあいだにある軒先を埋める役割をしています。瓦の下には屋根の葺き土(ふきつち)があり、漆喰は瓦と瓦を接着させるために塗られています。漆喰でしっかりと固定された瓦は整然と美しく並び、多少の災害が起きてもずれ落ちることがありません。現在では瓦屋根にはプラスチック製面戸という素材を使って隙間を埋めることもあります。

漆喰の補修方法

屋根の補修は素人では無理なので、必ずプロにおまかせしましょう。補修する流れとしては、まず既存の漆喰を確認して、劣化しているようであればすべて除去します。そして葺き土を整え、漆喰を塗り、整えて仕上げます。劣化がひどくなければ漆喰の塗り直しだけで完了ですが、ひどいようならすべて棟瓦を取り外して漆喰を詰め直し、作り直す補修工事が必要になります。

メンテナンスの時期

漆喰は自然素材でできているので、直射日光や雨風にさらされたり、寒暖差などで次第に劣化したりしていきます。屋根瓦に使われている漆喰は、およそ20年ではがれ、朽ちて劣化していきます。瓦がまだきれいで大丈夫にみえても、漆喰が劣化していると雨漏りの原因になり、家に深刻なダメージを与えてしまうおそれがあります。外観からはわかりにくいので、定期的に補修点検をしてもらいましょう。

瓦の種類について

屋根瓦はどれも同じように見えますが、さまざまな素材や形状があります。古民家に使われているような日本瓦や、モダンな洋風な家に合わせた瓦もあります。素材も粘土やセメント、素焼き、モニエル、陶磁といった種類が多数あり、質がよいほど価格も高く、耐久性も良くなります。それぞれに劣化のサインが異なり、補修には専門的な知識が必要です。

日本瓦

日本瓦には多数の形があり、それぞれ呼び名があります。「桟瓦」「万十軒瓦」「袖瓦」「角瓦」「のし瓦」「紐丸」「またぎ巴」「カエズまたぎ鬼」といったように、使われる場所ごとに呼び名が分かれています。また寸法も細かく定められています。日本瓦の家は最近の新築では見られなくなってきましたが、日本の風情を感じられてよいものです。古い家をお持ちの方には、ぜひ補修をして大切に残していってほしいですね。

熨斗瓦

のし瓦は屋根の棟瓦の下にある細長い瓦です。のし餅のように平べったく、重なり合っています。形状は30種類以上あるといわれています。のし瓦を並べた際の継ぎ目に雨水が侵入しやすいため、漆喰も劣化が早い部分です。ここが劣化してしまうと雨漏りの原因となってしまうので、もし漆喰がはがれてきた場合は早急に補修を行う必要があります。

屋根の漆喰補修は業者におまかせしよう

屋根の漆喰劣化に気がついたら、どうすればよいでしょうか。修理を行う業者ならどこでもよいわけではありません。業者を選ぶにはポイントがあります。特に瓦屋根の場合は、瓦屋根職人がいる業者を選びましょう。劣化が激しい場合には、瓦自体を組み替える補修作業が必要なこともあります。また、瓦屋根から雨漏りをしている場合にも職人の腕が必要です。

補修業者の選び方

瓦屋根の修理をしたいときは、一般的なリフォーム会社よりも必ず瓦専門業者を選びましょう。リフォーム会社に瓦の修理を依頼すると、さらに下請けの瓦屋根業者に依頼をされることになり、余計な費用が発生してしまいます。瓦屋根修理なら最初から専門の業者に依頼をするほうがよいでしょう。また、補修経験が豊富なこと、社長自身が瓦職人であるとなおよいと思います。

気になる修繕費用は?瓦の単価は?

部分的な補修であれば、約1〜10mあたり25,000円程度が相場です。屋根全体の補修をする場合は約50〜55m分で約40〜60万円程度がめやすです。ほかにも状態によって、費用は異なります。ただし、あまりにも安い場合は注意が必要です。瓦職人はだんだんと減少してきており、たしかな技術をもった職人さんに修繕を依頼すれば、人件費がかかるのは当然と言えます。

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雨漏りをしていたときは

家が雨漏りしているかもしれないと気が付いたら、すぐに対処が必要です。雨漏りは窓の桟から、外壁から、屋根からと原因がさまざまです。特に天井から染み出しているようなら、深刻なダメージがあることも考えられます。早めに業者に連絡をして、雨漏りの原因を特定してもらいましょう。美観を損なうだけでなく、カビなどが発生して健康被害が起こる可能性もあります。

雨樋や外壁も併せてチェック

雨漏りが天井から発生していたとき、天井裏だけをチェックしておしまいにせず、外壁や雨樋なども併せてチェックしましょう。雨漏りの原因は複雑で、1か所ではないこともあります。屋根瓦の補修なら瓦専門業者がよいですが、雨漏りも専門業者に見てもらったほうが確実です。ホームページやチラシなどで業者の情報を集めて、得意分野が何か確認しましょう。

家全体のメンテナンスをしよう

家は定期的な修繕が必要なものです。10年ごとにチェックをすると安心です。大きな出費となるため、日頃からメンテナンス費用として貯金をしておくとよいですね。不具合に気が付いてからでは大変な修繕費となってしまうので、アフターフォローをしてくれる業者を見つけておくと安心です。賃貸物件にお住いの場合も、気が付いたことは申告しなければなりません。

業者に瓦工事を依頼するときの注意点

いよいよ業者に工事を依頼するとき、どんなことに気を付ければよいでしょうか。家を建てたときの業者に補修を依頼をするのもひとつの方法ですが、仲介になると余分な費用が発生するかもしれません。瓦なら瓦業者、雨漏りなら雨漏り専門業者と、プロの職人に依頼をするとよいでしょう。また、トラブルにならないように必ず見積もりをとり、即決をしないようにしてください。

見積もりは必ず何社かとる

瓦の修繕工事を依頼するときには、必ず複数の業者から見積もりを取りましょう。業者によってはマージンを取っている場合もありますし、余分なコストがかかるかもしれません。また、あまりに安すぎても良くありません。総合的に判断するためにも何社かと見積もりをとり、アフターサービスのある会社と契約しましょう。訪問してくる業者には注意してください。屋根もろくに見ずに、漆喰が劣化してきていると説明されてもすぐに契約してはだめです。いったん工事内容を検討し、別の施工業者にもみてもらいましょう。

台風の被害なら火災保険が適用できることも

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雨漏りの原因が自然災害によるものと認定されれば、火災保険が適用されます。ただし、もともと経年劣化している場合は認定されません。台風などで被害を受けたら、保険会社へ連絡してみましょう。同時に雨漏り補修業者にも連絡をし、火災保険を検討していることを伝えて見積もりをとります。保険会社が実地調査を行い、認定されてから業者と契約をしましょう。

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屋根の漆喰補修は信頼できる業者に依頼しよう

屋根の漆喰補修は専門的な知識が必要なので、必ず瓦屋根専門業者に依頼をしましょう。自分でDIY工事は危険ですので絶対にやめてください。雨漏りがおきている場合には、屋根だけでなく外壁や雨樋も併せてチェックする必要があります。家のメンテナンスは10年ごとに行っておくと安心です。信頼できる業者をみつけて、定期的なリフォーム工事を行いましょう。

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