ゴキブリ駆除をするのに最適な季節はいつ？効果的な対策時期について

不意にゴキブリに遭遇して、息が止まるような思いをした経験はありませんか。こんな経験を繰り返したくないと、遭遇する前に駆除を検討されている方もいると思います。しかし、ゴキブリ駆除には効果を高める“時期”があるのをご存知でしょうか。
本記事では、ゴキブリ駆除を行うのに最適な季節はいつなのか？効果的に対策ができる時期について解説します。徹底的に対策するなら季節に合わせた駆除を行うのが有効です。見た目はさることながら、衛生面でもしっかり退治しておきたいゴキブリ。なぜ季節に合わせた駆除が必要なのか、ゴキブリの生態に合わせて理由を解説するので、しっかり対策をしましょう。

ゴキブリが発生しやすい時期

「最近あまりゴキブリを見ない」と思ったことがあると思います。それは、ゴキブリには活動が活発化するシーズンとそうでないシーズンがあるからです。ゴキブリは高温多湿な環境を好むため、夏の活動がもっとも盛んになります。25℃を超えると繁殖が活発になり、産みつけられた卵は春から秋に成長します。冬が近づき温度が下がると活動が鈍くなるものの、冬も暖房を使用するなどで、20℃以上が保たれていると1年中家に生息していることとなります。

季節別に見るゴキブリの様子

ゴキブリの繁殖力は強く、苦手な寒い冬でも冷蔵庫や電子レンジの裏など暖かい場所を見つけて冬を越えることがあります。そのため、姿を見なくても家の中に潜んでいる可能性があり、その季節に合った対策を取ることが効果的に駆除する上で大切です。それぞれのゴキブリの発生、繁殖を効果的に防ぐために、季節ごとの様子と対策を解説します。

春の様子

春は幼虫が活動を始める季節です。秋に産みつけられた卵は卵のまま冬を越します。気温が20℃くらいまで上がってくると、その卵が孵化し、ゴキブリの活動が開始します。しかし、この時期はまだ幼虫のため見かけることは少ないこと、繁殖力がないこと、繁殖前なので数が少ないことがこの時期の特徴です。そのため、この時期に対策を取っておくことで夏の繁殖を防ぐことができます。

春の対策

春の対策は大きく2つ「家へ侵入させないこと」「成長する前に駆除すること」です。
家への侵入口となりやすいのは、ドアの隙間や通気口、換気扇など、家と外が繋がっている隙間です。この隙間に罠を仕掛けておくことで家への侵入を防ぎます。暖かくなって動きが活発になってきた頃に“待ち伏せタイプ”の殺虫剤を用意し、侵入経路を塞いで家の中へ入って来ないようにします。
この時期のゴキブリはまだ幼虫で動きが鈍く、繁殖能力が弱いため、家の中のゴキブリは成長する前に駆除します。まだあまり姿を見かけない時期でもあるので、“毒エサ”や“くん蒸タイプ”の殺虫剤がおすすめです。

夏の様子

夏は、もっとも活動が活発化する季節です。幼虫だったゴキブリが夏になると成虫に成長し、活発に活動を始め、活動範囲が広がるころです。そのため、様々な場所に出没して遭遇率が高まります。また、繁殖期にも当たるため、卵をたくさん産みつけ、卵、幼虫、成虫が全て揃ってしまう季節なのです。そこで夏の対策は、出会ってしまった時にどうするかと、繁殖させない対策が必要です。

夏の対策

夏の対策は、「出会ってしまった時の対策」と「繁殖させないこと」です。
この時期は、どうしても活発に動き始めたゴキブリとの遭遇率が高まります。そのため、出会ってしまった時の対策が必要です。基本的には、 “殺虫スプレー”を使って駆除します。その時に備え、殺虫スプレーはすぐ手に取れる場所に置いておきましょう。そしていざという時に怯んでしまってゴキブリを逃さないようにします。
もし、逃げられてしまった場合、“くん煙タイプ”の殺虫剤がおすすめです。部屋のすみずみまで殺虫成分が届くので、居場所のわからないゴキブリの退治に最適です。また、見かけた場所がゴキブリの通り道の可能性があります。そこに“待ち伏せタイプ”の殺虫剤や、“毒えさ”を置くなどして罠を仕掛けるのも効果的です。

もう1つ夏の大切な対策が繁殖を防ぐことです。夏は繁殖が活発になるだけでなく、孵化までの期間も短くなり、大量発生が起こります。そのために“くん煙タイプ”の殺虫剤を2回、間隔を開けて使用するのがおすすめです。1回目は家にいるゴキブリ駆除を目的とします。しかし、この“くん煙タイプ”は、卵には効果がないため、孵化する2～3週間後にもう一度使用することで徹底駆除が行えます。

また、春同様、屋内外を繋ぐ隙間（通気口や換気扇など）には、“待ち伏せタイプ”の殺虫剤を引き続き使いましょう。

秋の様子

秋は冬を越す準備、冬の住処を探す季節です。ゴキブリが好む住処は「狭い」「暗い」「暖かい」ところです。こういった冬を越えるのに適した住処が見つかれば、幼虫か卵のまま冬を迎え、冬の間は成長を止めてじっとしています。そのため、秋には、卵を産ませない、住処を作らないこと、夏の生き残りを徹底的に駆除することが大切です。そうすることで、翌年の繁殖を防ぐことができます。

秋の対策

秋の対策としては、冬に向けた準備、産卵をさせないことが大切です。ゴキブリが卵を産み付けそうな「狭い」「暗い」「暖かい」ところはこまめに掃除をして清潔に保ちます。特に段ボールは断熱性があり、断面の隙間が産卵に適しているため、もし家やベランダに段ボールが置きっぱなしになっている場合は、速やかに処分しましょう。また、“待ち伏せタイプ”や“毒えさ”殺虫剤を仕込んでおくことで徹底的に退治します。
また、秋のゴキブリは活動が緩やかになりあまり姿を見ませんが、生き残りが冬を越えるためにじっとしているだけのことがあります。そのため、“くん煙タイプ”の殺虫剤で家を丸ごと駆除しておきましょう。

冬の様子

秋に見つけた暖かい住処で卵や幼虫の状態で冬を越えます。寒さに耐えきれず死んでしまうこともありますが、近年ではずっと暖房を使用するなどして24時間暖かさが保たれている家が増えました。それに比例して冬を越えられるゴキブリが増えているのです。特に、マンションなどで冬でも暖かさが保たれている場合や、24時間営業している商業施設が近くにある場合は、冬でも対策しておくことをおすすめします。

冬の対策

冬の対策としては越冬しようとしている卵や幼虫を退治しておくことです。ゴキブリは気温が20℃以下だと卵が孵化できなくなり、10℃以下であれば、幼虫の成長が止まります。動きが鈍い寒い時期に対策を打つことで効果的な駆除ができます。使用する殺虫剤は“くん煙タイプ”と“毒えさ”がおすすめです。冬にも駆除、対策しておくことで暖かくなった時の増殖を防ぎます。

ゴキブリ駆除をするのに最適な季節は春と秋

ここまで季節ごとのゴキブリの生態と対策を解説しました。これらをまとめると、春や冬に駆除を行うことで、ゴキブリの発生を最小限抑えることができます。春は、気温が暖かくなって活動を始める頃に先制攻撃で繁殖と家への侵入を防ぎます。秋は、冬に向けて産卵させないように夏の生き残りを徹底駆除します。この春と秋にしっかり対策を打つことで最も効果のある駆除を可能にします。

通年を通して日頃から気をつけること

ゴキブリの季節ごとの生態に関わらず、普段から気をつけるべきことがあります。それは家を清潔に保ち、ゴキブリの「住処を作らない」「餌を放置しない」この2点が重要です。

家にゴキブリの住処を作らない

ゴキブリは「狭い」「暗い」「暖かい」ところを好みます。
冷蔵庫の裏や電子レンジなどの電化製品の裏は熱が放熱されて暖かく、電化製品自体の移動も少ないため、住処には打ってつけです。定期的に掃除することで住みつかないようにしましょう。
また、紙や段ボールは暖かいので冬を越えやすく、卵の産卵にも向いているので、なるべく溜め込まないようにしましょう。

家にゴキブリの餌になるものを放置しない

特にキッチンはゴキブリの餌になるものがたくさんあります。食べ物をそのまま出しておくことはせず、密閉するなどします。また、人間の食べ物に限らず、ペットの餌や、食べかす、生ゴミ、なんと髪の毛やほこりも餌の対象となります。家は定期的に掃除をして、家を清潔に保つことが重要です。
また、湿度の高い環境も好むので、換気も小まめにしましょう。

■1年後の無料点検で安心！街角害虫駆除相談所

ゴキブリのトラブルをスピーディに解決！

ゴキブリの徹底駆除・予防まで一貫して対応しています。

現地調査・出張費・見積りは0円 被害状況を写真付きで説明し、最適なプランを掲示してくれるので、ゴキブリが棲みついているか確かめたい人、被害の度合いを把握したいという人にもおすすめです。

料金面では「他社に徹底対抗」を掲げ、 他社の見積もり提示で最安値 に値下げしてもらえるメリットも！

さらにアフターサービスとして、 再発保証は最長5年、施工1年後に無料点検 を実地。
24時間365日対応！関東エリアでは最短30分以内での駆けつけも可能です。

街角害虫駆除相談所の駆除の流れ

街角害獣駆除相談所の口コミ・評判を詳しく見る

街角害虫駆除相談所では、 駆除代金が20％OFF になる街角安心キャンペーンを実施中！

駆除代金が割引になるのは 「5月10日までの期間限定」 費用を抑えたい人はこちらのキャンペーンを活用しましょう。

ゴキブリの存在に気づいたらそのままにしたり、自分で何とかしようとしたりする前に、プロに無料相談を！

害虫駆除110番

現地無料調査に即日対応してくれるので、悩みをスピーディに解決できる害虫駆除業者。24時間365日全国からの相談を受け付けており、その豊富な経験と知識に基づいた確実な効果が特徴です。ホームページ内でサービス内容を分かりやすく提示していて、安心して利用できるのもメリット。また正式な見積もりの後は余計な費用が一切かからないというのもポイントです。

くらしのマーケット

素人には対応しきれない蜂の巢（スズメバチなど）やシロアリなどの害虫の駆除を依頼したい場合、害虫駆除業者の情報を集めたくらしのマーケットを参照してみましょう。こちらでは、害虫駆除を料金や相場・口コミで比較して、オンラインで予約することができます。

それぞれ地域に密着した業者の情報を顔写真つきでアピールポイントとともに掲載。サイト上で複数のところを比較することができるため、効率的にニーズに合ったところを選定することができます。サイト上に写真添付OKのメッセージ機能があり、予約前に不明点を確認することができます。

広告

設置タイプのゴキブリ駆除剤おすすめ3選

ここでは、設置タイプのゴキブリ駆除剤のおすすめを3つ紹介します。設置タイプの駆除剤は、置くだけで簡単にゴキブリを駆除できるのが最大のメリットです。また、昔ながらの粘着性駆除剤は、どのくらいゴキブリが捕れているのか一目で分かります。また、ほかのゴキブリ駆除剤と併せて使えば、より一層の高価を発揮するでしょう。

アース製薬 ブラックキャップ

知名度・売り上げ共にNO1の設置タイプのゴキブリ駆除剤です。1個あたり45円と安価で、ゴキブリの神経系に作用する「フィプロニル」という物質が含まれています。甘い匂いでゴキブリを誘いこみ、薬剤を食べたゴキブリは1日程度で死にます。そのため、フンや死骸を食べたゴキブリにも効果が出ます。薬剤の効果は1年持続します。

KINCHO　コンバット

こちらも、アースキャップと同様の物質が含まれている忌避剤です。効果もほぼ一緒ですが、ゴキブリが好むイースト成分やピーナッツ香料が含まれているのが特徴です。また、容器がブラックキャップに比べると平べったいつくりで、冷蔵庫の下などにも設置しやすくなっています。製品の種類が豊富で、外に設置できるものや、飲食店用大型タイプもあります。

アース製薬　ごきぶりホイホイ

50年近い歴史を持つ、ゴキブリ捕獲器です。「子どもの頃家に設置されていた」「今でも愛用している」という方も多いことでしょう。ロングセラー商品だけあって少しずつ改良が重ねられており、今ではゴキブリをより確実に捕獲できるような設計になっています。また、ゴキブリを見なくても捨てられる工夫もされており、一番手軽に使える駆除剤ともいえるでしょう。

殺虫剤タイプのゴキブリ駆除剤3選

次は、殺虫剤タイプのゴキブリ駆除剤を3つ紹介します。殺虫剤タイプのゴキブリ駆除剤は、もっとも使いやすく、すぐにゴキブリを退治できるので人気があります。また、燻煙タイプのゴキブリ駆除剤を使えば、家中のゴキブリが一気に退治できるでしょう。ただし、殺虫成分が強いゴキブリ駆除剤もあるので、ペットを飼っている方などは注意が必要です。

アース製薬 ゴキジェットプロ

ゴキブリ駆除スプレーの代表的な製品です。ドラッグストアやホームセンターなど、いろいろな場所で手に入り、1本500円代と値段もお手頃です。イミプロトリという殺虫成分が配合されており、小さいゴキブリから大きなゴキブリまで幅広く対応ができます。狭い場所でも使えるノズル付きです。ただし、小さい魚、小鳥などのペットの近くでは使わないようにしましょう。

アース製薬 ナチュラス 凍らすジェット ゴキブリ秒殺

広告

凍らせるタイプのゴキブリ駆除スプレーです。殺虫成分が入っていないので、小魚や小鳥など小さいペットがいる部屋でも安心して使えます。ペットと一緒に暮らしている場合はおすすめです。また、床のべたつきなどもないので、後の掃除も楽です。ただし、風圧が強いのでゴキブリを吹き飛ばしてしまう恐れがあります。使い方に気をつけましょう。

アース製薬 アースレッドＷ ノンスモーク霧タイプ

燻煙タイプのゴキブリ駆除剤の中でも、アース製薬のノンスモーク霧タイプは、煙が出ないタイプです。火災報知器などを気にせず使うことができ、一度使えばゴキブリの駆除はもちろんのこと、ゴキブリの侵入を防ぐこともできます。使う際は、食器やパソコンなどの精密機械はカバーを掛ける必要がありますが、ゴキブリだけでなくダニなども退治が可能です。

忌避タイプのゴキブリ駆除剤3選

最後に、撒いてたり置いたりするだけでゴキブリを寄せ付けない忌避タイプの駆除剤を3つ紹介します。忌避タイプだけではゴキブリそのものを退治できませんが、家の中のゴキブリを一通り退治した後に忌避タイプの駆除剤を使えば、ゴキブリを再び家の中に寄せ付けずにすみます。また、新築の家に入るときに使うのも一つの方法です。

広洋ゴキブリ忌避剤　ゴキガード

さわやかなオレンジの香りがするゴキブリ忌避剤です。ケミカルな香りがしないので、「化学物質が苦手」という方にもおすすめです。約3畳～4畳半の空間に1個設置するのが目安。家中に効果を広げたいなら、3～4個くらいは使いましょう。持続効果は2か月です。ゴキブリを一通り駆除した後などに、置いておくと効果が期待できるでしょう。

アース製薬　天然ハーブのゴキブリよけ

アース製薬より販売されているミントを使ったゴキブリの忌避剤です。ゴキブリはミンとを嫌う性質があり、一定の効果が期待できます。それほど香りは感じませんが、密閉空間に置いておくと効果を発揮します。たとえば、1Kのアパート、厨房などにおいておくといいでしょう。通気性に良い場所に置いておいても臭いが散ってしまって効果が発揮できないので注意してください。

シー・アイ・シー 忌避消臭抗菌剤 空大

よもぎ、どくだみ、びわ葉、月桃などの害虫たちが嫌う天然成分が13種類入っている忌避剤です。ゴキブリだけでなくノミなどのほかの害虫も忌避できるのがメリットです。やや薬のような臭いがしますが、気になるほどではありません。1個設置すれば4畳半程度の広さの空間に効果を発揮します。持続期間は約2か月で、天然成分なのでペットの近くにおいても安心です。

まとめ

今回の記事では、ゴキブリ駆除をするのに効果的な対策時期についてゴキブリの季節ごとの様子も踏まえて解説しました。徹底的に対策するなら季節に合わせた駆除を行うのが有効ですが、鍵となるのは、春と秋の駆除です。見た目の問題で遭遇したくないのはもちろんのこと、衛生面でもしっかり退治しておきたいゴキブリ。ぜひ本記事を読んでいただき、季節にあった対策を打って効果的な駆除を行ってください。

全国のゴキブリ駆除業者を探す

北海道・東北

関東

北陸・中部

東海

近畿

中国

四国

九州・沖縄

ゴキブリ駆除に関連する記事