ワキガに有効な治療法は手術?保険適用の手術法とは?

ワキガに有効な治療法は手術?保険適用の手術法とは?

更新日: 2021年8月10日

ワキガの原因は、2種類ある汗腺のうちアポクリン汗腺の数が多いことや両親どちらかからの遺伝などです。特に成長期にある子供はスポーツなどで発汗する機会も多く、性ホルモンバランスの変化によってアポクリン汗腺が大きくなったり、働きが活発化したりすることから、ワキガ症状や強い臭いが気になり始めることが多いようです。。子供でも受けられる治療や、大人で根治を目指している方におすすめの半永久的な持続効果が期待できる手術方法があります。自由診療だと高額になってしまいますが、ワキガ治療は医師の判断により保険が適応される場合もあります。保険適用の手術内容や、ワキガ手術が保険適用になるかどうかは病院や医師の判断によって異なります。自分が行きたい病院や住んでいる地域の病院が保険適用の手術を行っているかを確認し、ワキガの治療をしていきましょう。

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本記事で取り上げる施術は、原則自由診療によるものです。自由診療の場合、公的医療保険制度は適用されず、費用はすべて自己負担となります。費用については事前によく確認し、納得してから施術を受けるようにしてください。

ワキガ治療にはボツリヌストキシン注射や超音波法、吸引法、熱で汗腺を破壊する治療や切開法によるものがあり、それぞれにリスク・副作用があります。施術内容とともにリスク・副作用について医師に確認し、不明な点は相談して、納得してから施術を受けるようにしましょう。
ボツリヌストキシン注射のリスク・副作用:内出血・腫れ・熱感・効果が一時的、など。
超音波法による治療のリスク・副作用:腫れ・傷跡・やけどなど。
吸引法による治療のリスク・副作用:血腫・取り残しなど。
剪除法による治療のリスク・副作用:腫れ・痛み・感染症・固定テープによるかぶれ・傷跡が目立つ・出血・血腫・しこり・ひきつれ・色素沈着・痺れ・再発など。
熱で汗腺を破壊する治療のリスク・副作用:傷跡・色素沈着・かさぶたなど。
切開法による治療のリスク・副作用:出血多量・傷跡が残る・感染症など。

ワキガ体質になる原因

ワキガ(腋臭症)は脇の下から不快な強い臭いを発します。多汗症と同じだと認識されやすいですが、異なります。ワキガで悩んでいる方は、特に汗を多くかく時期には臭いが気になりますよね。自覚しておらず、周りからの指摘で気づくことも多いようです。「耳垢が湿っている」「脇毛が濃い」「脇下の皮膚の色が黒ずんでいる」など、セルフチェック項目も幾つかあるのでチェックしてみましょう。ワキガは生まれつきの体質で、臭いを発する汗腺の数や親からの遺伝が主な原因です。ワキガの原因について詳しく解説します。

アポクリン汗腺の数

人間の体には「エクリン汗腺」「アポクリン汗腺」という2つの汗腺があります。ワキガの原因となるのは、アポクリン汗腺から分泌される汗です。アポクリン汗腺は脇の下や耳の穴など限られた場所にのみ存在し、脂肪やアンモニア、尿素などさまざまな成分が含まれています。これらの成分が細菌によって分解されると、強い臭いを発します。ワキガの人はアポクリン汗腺の数が多く、数は生まれつき決まっています。

親からの遺伝

ワキガは「優性遺伝」で、親から子へ性質が遺伝しやすいとされています。両親がワキガの場合は約80%、どちらか一方がワキガの場合は約50%の確率で遺伝するそうです。体質に加えて、ストレスや食生活も臭いに大きく関係するので、ワキガ体質の方は日々の生活の中でより注意が必要です。

ワキガの治療方法

ワキガを予防策・対応策として、食事のバランスや運動不足の改善、ストレスを溜め込まない、生活習慣を整える、脇まわりをこまめにケアすることが挙げられます。また、制汗剤やクリームなどのアイテムも有用です。しかし、自分で努力をしたけれど思うような効果が得られず、治療を受けて治したいと考える方も多いでしょう。ワキガは、注射や手術などさまざまな治療法があり、それぞれに特徴があります。皮膚科や形成外科など専門の病院を受診し、病院の先生と相談をしながら、自分のライフスタイルに合わせた治療を受けましょう。

ワキガ治療におすすめのクリニックをチェックしてみる

自分のわきの臭いに悩む子供におすすめの傷跡が残りにくい治療法

生まれつきワキガ体質であっても、その症状を自覚するのは、汗腺の働きが活発になる思春期頃です。思春期は精神的にも不安定になりやすく、周りの目が気になります。ワキガで悩んでいる場合は、早めの受診や相談をするようにしましょう。発症する時期は人それぞれで、小学生で発症する子もいます。しかし、思春期頃までは、手術を受けても再発する可能性が高いとされています。ボトックス注射は、アポクリン腺から分泌される汗の量が減らし、臭いを抑える効果があります。傷跡が残る心配がない、切らない治療として注目されているのがレーザー治療の「ミラドライ」です。子どもから年配の方まで受けられる治療で、マイクロウエーブを脇の下に照射することで汗腺を破壊します。

根治に有効なのは手術?

ワキガを根本から治療したいと思ったらアポクリン汗腺の汗腺組織を破壊する必要があります。前述したミラドライは、皮膚を切開する手術に比べて痛みが少ない治療方法です。短時間で治療が済み、治療後のダウンタイムと呼ばれる傷跡が元に戻るまでの時間も短めなことが多いので、仕事などで忙しい方にも人気があります。この治療法の他に有効な治療法の一つが手術です。

ワキガの手術方法

ワキガの手術方法はさまざまですが、リスクを伴う場合もあります。手術を考えている方は、一つ一つの手術方法の特徴を把握してリスクについても理解した上で、自分に合った治療法を見つけましょう。

超音波法

超音波法は、脇の下を1~2cmほど切開して超音波のメスをいれ、熱で皮下組織を焼いて破壊します。ハンドピースという細い器具を使い、その先端からミストが噴射され、やけどのリスクを最小限に抑えます。局所麻酔を使用するため痛みは感じず、手術時間は約20~60分ほどです。

剪除法(皮弁法)

国内で行われているワキガ手術の中で最も多いのが剪除法です。多汗症治療にも効果があるといわれています。脇の下を4~5cmほど切開し、切開した部分の皮膚を裏返してアポクリン汗腺をはさみで丁寧に取り除きます。直視下摘除法ともいわれ、医師が直接目で見て切除します。取り除いた汗腺は再生しないので、高い治療効果が期待できます。手術時間は約40分~1時間程度です。術後は患部を冷やして圧迫し、1週間ほどで抜糸です。皮膚のひきつけや内出血などを引き起こす可能性があります。

皮膚切除術

脇の下の毛が生えている部分を取り除き、皮膚を縮める方法が皮膚切除術です。傷が広がりやすく、脇の中心部分から離れている場所を取り残してしまう可能性があり、手術が受けられる病院は少ないです。

クアドラカット法

クアドラカット法は、脇の下の小さな切れ目から先端がシェーバーになっている吸引管をいれ、アポクリン汗腺を高速回転で切除しながら吸引していく方法です。小さな傷跡で済み、術後の経過が早いのが特徴です。しかし、汗腺が切除できたかを皮膚の厚みで判断するので、取り残しが発生しやすい手術方法です。

保険適用治療の対象は主に剪除法と皮膚切除術

ワキガ手術は、自費で支払うと高額です。中には保険適用となる手術があり、主に剪除法と皮膚切除術です。剪除法は執刀医の技術やノウハウの有無が重要なので、実績や実際に手術を受けた方の評判などを参考にして、医師選びは慎重に行いましょう。皮膚切除術はデメリットも多いことから対応している病院が少ないので、受けたいのであれば病院選びが難しいかもしれません。

保険適用の手術を受けるために

手術にかかる費用を抑えたいのであれば、保険適用を実施している病院を選びましょう。しかし、保健適応になるかどうかは医師の診断によりますので注意してください。安心して保険適用手術を受けるためにはどうしたらいいのか、ポイントを解説します。

ワキガ手術を保険適用で行っている病院を調べておく

ワキガ手術の保険適用については、「悪臭はなはだしく他人の就業に支障を生じる事実が明らかであって、客観的に医療を加うべき必要がある場合は給付して差し支えない。軽度のものは給付外」と定められています。医師が患者さんの症状を実際に見てから、治療が必要であると判断されれば、保険が適用されるということです。まずは、保険適用のワキガ手術を実施している病院を調べましょう。

病院ごとに手術内容を確認する

病院によって実施している手術内容は異なります。また、同じ手術内容であっても、保険適用の場合と保険適用外の場合があります。希望する病院で、自分が受けたいと思っている手術を行っているのかを調べ、保険適用で手術ができるかどうかを聞きましょう。

ワキガ治療におすすめのクリニックをチェック!

品川美容外科 品川本院

「信頼の美容医療の提供」を掲げ、全国に多数の院を展開している美容外科クリニックです。さまざまな治療の中でも、多くの人が治療を受けているもののひとつが、ワキガ治療。アポクリン汗腺が活発になることで、ニオイのある汗と皮脂が混ざり、独特のニオイを発してしまうワキガの治療は、ボツリヌス注入から、ワキガの原因のアポクリン汗腺を取り除いて解決する切る治療まで幅広くそろっています。費用はアラガン社ボツリヌス注射を用いた「プチ多汗症治療」が両脇1回49,680円。ドクターがカウンセリングの上、一人ひとりに合わせた治療法を選んで提案してくれるので、自分に合った治療を受けることができます。(2022年4月11日現在)

診療時間 10:00〜20:00(完全予約制)
電話番号 0120-735-900
住所 東京都港区港南2-5-3 オリックス品川ビル9F
アクセス ■JR品川駅からのルート
中央改札または北改札を出ます。中央改札を出た場合は改札を背に右手へ、北改札を出た場合は改札を背に左手に進み、港南口方向へ向います。しばらく進むとアトレ品川が見えてくるので、そのまま港南口へ。南口を過ぎるとエスカレーターと階段が見えてくるので下へ降り、広場に出ると直進し、正面の道へ入ります。道沿いに進むと、右手にセブンイレブンが見えてくるので、その先のデニーズ横が品川本院です。受付は9階です。
公式サイト https://www.shinagawa.com/

品川美容外科 品川本院

東京都港区港南2-5-3 オリックス品川ビル9F
0120-735-900
10:00〜20:00
アクセス:JR品川駅「港南口」徒歩約3分、京急品川駅「高輪口」徒歩約5分

安心できる医療機関でワキガの手術を受け、根治を目指そう

ワキガは自分だけではなく、周りの人にも不快な思いをさせてしまうことがあり、治したいと考えている人が多いです。暑い時期や運動をすることで汗をかき、その度に臭いに悩まされるのは精神的にもつらいですよね。ワキガの原因やメカニズムを知り、自分でできる予防策や対応策を実施しましょう。改善が見られない場合には、必要に応じてボトックス治療やレーザー治療、手術などの多様な治療方法の中から、自分にあったものを選ぶことをおすすめします。適切な治療を受けて、臭いの軽減やワキガの根治を目指しましょう。

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