希少価値のある古銭にはどんなものがあるの？高価買取されるには？

自宅で古い硬貨が見つかったり、古銭を譲り受けたりしたときに、気になるのがその価値や買取価格相場ですよね。現在流通していない硬貨や紙幣を古銭とよびます。古銭のうち、希少価値のある古銭と呼ばれるものは、高値で買取される傾向にあります。希少価値のある古銭は、希少性や需要、金の相場などによって買取相場価格が変わります。また、同じ古銭であっても、状態や時代によって価値がかわるものも。希少価値のある古銭には、寛永通宝、和同開珎などの穴銭、海外の金貨、エラーコインなどがあります。希少価値のある古銭の価値を知りたいときは、古銭の買取業者に出張査定してもらったり、買取をおこなっているお店に持ち込んだりして買取してもらいましょう。

古銭とは現在は流通していない硬貨、紙幣のこと

古銭とはどのようなものを指すのでしょう。古銭の定義や決まりはありませんが、一般的には現在流通していない貨幣や紙幣をさします。古銭を現在利用できない貨幣と考える傾向もありますが、昭和49年まで発行されていた板垣退助の100円札や、平成6年まで発行されていた岩倉具視の500円札は古銭ですが、現在もそれぞれ、100円、500円として利用が可能です。また、明治時代に発行された大黒一円札は、希少価値のある古銭ですが、1円として利用ができます。その他の古銭も銀行で原稿の貨幣や紙幣に交換が可能なものも存在しています。そのため、古銭は一般的には利用できるできないにかかわらず、現在発行流通していない硬貨や紙幣を指すことが一般的です。

希少価値のある古銭の種類と買取相場を解説

古銭にはさまざまなものがありますが、そのすべてに額面以上の価値があるわけではありません。また、同じ種類の古銭でも発行年によって希少価値のある古銭かそうでないかが変わる場合があります。希少価値のある古銭のなかで、種類別に代表的なもののの買取相場を解説します。父親から譲り受けたり、家族がコレクションしたりしている古銭のなかに、希少価値のある古銭があるかをチェックしてみましょう。

初期につくられた貨幣や穴銭

穴銭とは、円単位の貨幣が日本国内で流通していた貨幣の種類のこと。古銭のなかでもコレクションをしている人が多く、種類や発行年数によっては、希少価値のある古銭のものもあります。古銭は現在、貨幣として利用はできません。銀行にいっても現在流通しているお金と交換はしてもらえないものです。しかし、コレクターが多いため、希少価値のある古銭は高値で買取をしてもらえる場合も。
・和同開珎：日本で最も古い流通貨幣である穴銭です。保存状態や書体により、数万円から数百万円と価格幅が大きいことが特徴。
・寛永通寳：江戸時代から240年間流通していた穴銭です。万治2年(1659年)までにつくられていた古寛永のうち、二水永とよばれる字体のものが希少価値のある古銭として取引されています。取引価格は1万円から5万円ほどです。

銀貨

銀貨はその名の通り、原材料に銀を使用している貨幣です。現在でも、100円玉や500円玉の主成分として銀が利用されています。銀貨は大量生産されているため、一部のもののみ希少価値のある古銭として、高値で買取がおこなわれています。
・旧1円銀貨：明治4年に対外貿易専用銀貨として発行されました。コレクターからの人気が根強く、買取価格相場は10万円から50万円ほどです。
・明治13年発行20銭銀貨幣龍：明治6年から発行がはじまった、20銭銀貨幣龍のうち、希少価値のある古銭が明治13年に発行されたものです。買取価格相場は、100万円以上になる場合も。

大判・小判

16世紀以降に作られた延金貨幣のうち、大型の楕円のものを大判、小型の楕円のものを小判とよびます。
・天保大判：天保9年(1838年)から万延元年(1860年)のあいだにつくられた大判です。買取価格相場は、500万円から1000万円。今後も買取価格があがるといわれる、希少価値のある古銭です。
・正徳小判：正徳4年(1714年)から4か月間のみ造られた、希少価値のある古銭です。買取価格相場は、100万円から250万円ほどです。

記念金貨や記念コイン

記念金貨や記念コインは国家的な行事やできごとを記念して発行されるコインの総称です。海外では古代ローマの時代から発行がおこなわれていましたが、日本で初めて記念金貨が発行されたのは、昭和39年（1964年）の東京オリンピックのとき。日本の記念金貨は、まだ新しいため希少価値はあまりありません。記念金貨のうち、希少価値のある古銭は、海外で発行されたものが中心です。
・パルティア戦争勝利記念貨幣：2世紀のなかごろにローマ帝国で発行された記念コインです。現存するものが少なく、希少価値のある古銭として高値で取引されています。貨幣の保存状態によりますが、最高で100万円ほどで取引されています。

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いくらになる？希少価値のある古銭の価格の決まり方

家で見つかったり、譲り受けたりした古銭がいくらになるのか気になりますよね。古銭の価格は、古銭の状態だけでなく、希少性やコレクターの需要、発行年数などによって希少価値が変わってきます。また、同じ古銭でも時期によって買取価格が高くなる場合も。古銭が高く取引をされる条件を確認しておきましょう。

古銭の需要や希少性

希少価値のある古銭の価格は、現存する古銭の数と需要によってかわります。どれだけ古い貨幣でも大量生産されている場合、現存するものが多い場合は、買取価格はあがりません。また、欲しがる人が多い方が、価値は上がっていく傾向にあります。

古銭の保存状態や劣化状況

同じ種類の古銭でも、保存状態や劣化状態によって買取価格がかわります。傷や変色、汚れがあるものよりも未使用品や美品であるほうが、買取価格は高くなります。

古銭が高く買取される時期は価格があがる

古銭には、買取価格が高くなる時期があります。
・好景気のとき：景気がいいと取引価格が上昇。買取価格も高くなる傾向があります。
・イベント開催時：オリンピックをはじめとする大きなイベントが決定したときには、関連する古銭の買取価格が高くなる可能性があります。
・古銭ブーム：古銭ブームや収集ブームなどの流行がおこると、古銭の需要が増加。古銭の買取価格もあがります。

外国貨幣は、金の価値も相場に影響

ウィーン金貨やコアラコインなどの外国貨幣は、地金相場によって買取価格が変わる場合があります。買取をしてもらうときには、地金相場をチェックするようにしましょう。

希少価値のある古銭の査定はプロにまかせよう

家で古銭が見つかっても、どれくらいの価値があるものかはプロに見てもらわなくては判断がつかないでしょう。希少価値のある古銭の場合は本物とみまがうような偽物や、刻印を穴埋めしたり削り取ったりしている修正品が紛れ込んでいる場合もあります。古銭の査定は、買取業者にお願いするようにしましょう。

買取業者による宅配買取査定や出張買取査定を頼る

古銭の買取業者のなかには、出張で査定をおこなってくれる業者もあります。出張査定を頼む場合は、査定を無料でおこなってくれるところ、古銭にくわしい査定士がいるところを選ぶようにしましょう。また、大量に古銭がある、目の前で査定してもらいたい場合には、出張買取査定の利用がおすすめです。希望のエリアに出張鑑定をしてくれる買取業者に、出張買取査定を頼みましょう。

高価買取してくれるお店に持参する

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古銭の買取業者に、古銭を持参する方法です。目の前で査定をしてもらえるだけでなく、買取価格の交渉ができるメリットがあります。また、古銭の取引は、基本的に現金でやり取りをおこないます。古銭を買い取ってもらえれば、その場ですぐに現金を受け取れるのもメリットのひとつといえるでしょう。

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■福ちゃん

福ちゃんは、全国各地に店舗を構える大手買取業者です。査定を行っているのは、古銭買取に詳しい査定のプロで、査定料無料で査定してもらえます。買取している種類は、金貨や銀貨、記念硬貨、外国コイン、大判小判、古紙幣などさまざま。キズありの古銭でも買取できることもあるため、処分したい古銭がある方は、古銭買取を考えてみてはいかがでしょうか。福ちゃんの古銭買取方法は、宅配買取、出張買取、店頭買取の3つです。

希少価値のある古銭は最高いくらになる？買取価格をチェック

自宅に眠っていたり、譲り受けたりした古銭がいくらになるのか、気になりますよね。買取価格は、古銭の状態や時期によって変わります。希少価値のある古銭は、古銭の買取をおこなっている業者に査定をお願いしたり、買取業者のホームページで買取価格をチェックしたりするようにしましょう。

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