記念コインの買取価格はいくら？レアな記念コインの価値もチェック

世界的なイベントや国家的なできごとをお祝いして発行される記念コインや記念硬貨。イベントにあわせて購入したものの、家の奥で眠っている人も多いのではないでしょうか。記念コインの買取相場は、記念コインの価値と金の価値を考慮して金額が決められます。そのため、日々変化する金相場によって、記念コインの買取価格は変わってきます。記念コインの買取価格を知りたい場合や、記念コインを買い取ってもらいたい場合は、硬貨の買取業者やコインの専門店に買取や査定をお願いしましょう。査定をおこなっているお店が近くにない場合でも、横浜や大阪、札幌などの店舗に記念コインを送れば、無料で査定をおこなってくれます。また、全国チェーンの買取店舗なら広島や京都などの大都市から出張査定に来てくれる場合も。家にある記念コインの価格を知って、買い取ってもらう参考にしましょう。

記念コインとは？

記念コインとは、世界中でおこなわれる国家的な行事を記念して発行される硬貨です。記念コインの図柄や額面にはさまざまなものがあります。記念コイン以外に、記念貨幣、記念硬貨とよばれることも。日本では、現在記念コインのみが発行されていますが、世界各国では、記念コインのほか、記念紙幣を発行しているところもあります。日本では、通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律により貨幣として発行されていますが、本位貨幣とは異なります。

記念コインの額面はさまざま

記念コインには、500円硬貨、1000円硬貨など手を出しやすいものから、プレミアム貨幣と呼ばれる、1万円金貨、10万円金貨、記念貨幣セット、収集を目的としたプルーフ貨幣、金銀貨セットなどさまざまなものがあります。日本で発行されている記念コインの額面のなかで、もっとも高いものは10万円記念コイン、もっとも安いものは100円記念コインです。記念コインの額面は買取価格とは異なります。記念コインの種類によっては、額面よりも高い金額で買取されることもあります。

オリンピックでは大会運営費の一環として販売される

4年に一度開催される夏季・冬季五輪を記念して、五輪マークが刻印されたオリンピック記念コインが発行されることがあります。オリンピックで記念コインが発行される背景には、記念コインの利益をオリンピックの運営費にあてる目的があります。はじめてオリンピックの記念コインが発行されたのは、1952年（昭和27年）に発行されたヘルシンキオリンピックです。日本では、1964年（昭和39年）の東京オリンピックではじめて記念コインが発行されました。

記念コインの買取価格は金の相場とコレクションの価値で決まる

家で眠っていたり、大事に保管していたりする記念コインがいくらの買取になるのか、気になりますよね。記念コインの買取価格は、希少価値やコレクターからの人気によって変わりますが、記念金貨の場合は、金の相場も記念コインの価格に影響を与えます。金の価値があがっているときには、記念金貨の買取価格は高騰。記念金貨は記念コインとしての価値とあわせて、金としての価値ももちあわせています。金の売買価格は1gあたりの地金相場によって決定されるものです。そのため、記念コインに含まれている金の量がそのまま、素材としての価値になるのです。

価値が高い記念コインの買取価格はいくら？

記念コインのなかで、買取価格が高いものはいくらくらいの価値になるのでしょう。記念コインのなかで、希少価値があり、買取価格も高い、「天皇陛下御在位六十年記念硬貨」「東京2020オリンピック競技大会記念硬貨」「ファーストレディ10ドル金貨」「パルディア戦争勝利記念貨幣」の4種類の記念コインについて解説します。

天皇陛下御在位六十年記念硬貨

「天皇陛下御在位六十年記念硬貨」は、昭和天皇の在位60年を記念して、1986年（昭和61年）に発行された記念コインです。発行された額面は、10万円金貨、1万円銀貨、500円白銅貨の3種類です。10万円記念金貨は、2年間で1100万枚と大量に発行されたため、希少価値はあまりありません。しかし、昨今の金の高騰、新天皇の即位により買取価格があがり、額面以上の12万円～13万円ほどが相場です。

東京2020オリンピック競技大会記念硬貨

2020年に開催予定の東京オリンピックを記念して、東京2020オリンピック競技大会エンブレムが刻印された「東京2020オリンピック競技大会記念硬貨」が発行されました。1万円硬貨と千円硬貨は購入が抽選だったため、手に入れられない人も多く、希少価値が高い記念コインです。1万円硬貨の販売価格は10万円以上とプレミアム価格となっているため、買取価格もおのずと高くなると考えられます。

ファーストレディ 10ドル金貨

「ファーストレディ10ドル金貨」は、大統領を陰でささえた女性をたたえて発行された10ドル金貨です。発行枚数が3655枚から2万枚と少ないため、希少性も高く、買取価格は10万円から50万円ほど。ファーストレディ10ドル金貨は、一般流通用MSと2012年以降の投資用PRプルーフの2種類があり、それぞれ買取価格が異なります。

パルティア戦争勝利記念貨幣

「パルティア戦争勝利記念貨幣」は2世紀なかばに発行された世界最古の記念コインです。記念コインとしての希少価値だけでなく歴史価値ももちあわせています。現存しているものが少なく、買取価格は50万円から100万円ほどです。

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記念コインの中には額面通りの価値のものも

記念コインのなかには、希少価値や人気があまりなく、買取価格が額面どおりのものがあります。買取価格が高くない記念コインはそのまま現金として利用できるだけでなく、銀行で現在流通している100円玉や500円玉と交換も可能です。

そのまま現金の代わりにお店での買い物に利用可能

記念コインは、「通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律」で通貨としてさだめられているため、通貨として買い物や支払いに利用できます。しかし、記念コインはさまざまな素材や大きさで作られているため、自動販売機では使えない場合も。

銀行で両替をしてもらう

記念コインは、そのまま買い物や支払いに利用できますが、銀行で額面通りの金額の硬貨や紙幣と交換も可能です。記念コインの両替の手数料は各銀行により異なります。両替前に手数料の有無も確認しておきましょう。

記念コインを買取してもらうには

家にある記念コインは、そのまま買い物に使ったり、銀行で額面通りの金額に両替してもらったりするほかに、買取をしてもらって現金に変える方法があります。記念コインは、コインの買取をしているお店に持ち込んだり、コイン専門業者に査定を依頼したりしましょう。

買取店舗に持ち込みをする

記念コインを近くの買取店舗に持ち込んで、買い取ってもらう方法です。持ち込みをすると、目の前で査定をおこなって買取価格を提示してくれるので、価格交渉がしやすいメリットがあります。また、買取価格に納得した場合、その場で現金と交換できるのも利点のひとつといえるでしょう。

コイン専門の業者に査定を依頼する

自分が持っている記念コインが、人から譲り受けたり実家で見つかったりしたものの場合、本物かどうかも気になりますよね。過去には、「天皇陛下御在位六十年記念硬貨」は大量のにせものが出回り、問題になりました。残念ながら記念コインには、精巧に作られたにせものが存在します。査定は、記念コインを専門に扱っている業者に依頼すると安心です。

記念コインの価格相場をチェックしておく

記念コインは、その希少価値や人気、金の価格によって相場が異なります。記念コインを買取してもらう前に、価格相場を確認しておきましょう。

記念コインの汚れは無理に洗浄しない

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自宅で見つかったり、譲り受けたりした記念コインが汚れていた場合は、きれいにした方が査定価格があがるのでしょうか。記念コインをむやみに洗おうとすると、傷つけてしまい、かえって買取価格を下げる結果になりかねません。記念コインの汚れは無理に洗わずに、そのまま査定や買取に出すようにしましょう。

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福ちゃんは、全国各地に店舗を構える大手買取業者です。査定を行っているのは、古銭買取に詳しい査定のプロで、査定料無料で査定してもらえます。買取している種類は、金貨や銀貨、記念硬貨、外国コイン、大判小判、古紙幣などさまざま。キズありの古銭でも買取できることもあるため、処分したい古銭がある方は、古銭買取を考えてみてはいかがでしょうか。福ちゃんの古銭買取方法は、宅配買取、出張買取、店頭買取の3つです。

記念コインの買取価格の決まり方をチェックして、買い取りの参考にしよう

記念コインは、額面通りの価値のものからの額面の数十倍の買取価格になるものまで、さまざまです。記念コインの買取価格は、希少価値やコレクターからの人気、地金の相場によって異なります。記念コインを買取してもらいたい場合は、店舗に持ち込んだり、記念コインを専門に扱う業者に査定を依頼したりしましょう。

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