旧紙幣の価値はどれくらい？プレミアがつく紙幣の特徴と買取相場の目安

祖父母の家や自宅の蔵の掃除をしていたら、旧紙幣が出てきたなんていう話はよく耳にします。日本では毎年大量の紙幣が発行されていますが、発行枚数や保存状態、現存数などによって、コレクターの間では額面以上の価値がつくことがあります。価値があるとされる旧紙幣・古銭はたくさんありますが、紙きれ同然の価値のものもあれば、数約万円の価値があるレアなものまで存在します。記念硬貨や記念コインの中にも、かなりのプレミアがついた古銭があります。旧紙幣の買取を検討した際には、旧紙幣・古銭の価値や特徴を知って、価値が見極められる専門の古銭買取業者に査定を依頼しましょう。

旧紙幣とはどんな種類のお金？

祖父や祖母の家、自宅の蔵などの掃除をしていたら、旧紙幣が出てきた方もいるのではないでしょうか。旧紙幣とは一般的に明治時代以降に発行された紙幣で、現在では使われなくなったお札のことをいいます。旧紙幣は今でも額面通り使うことが可能ですが、店舗によっては受け取りを距離される場合もあるようです。また古紙幣はお金としての価値はなく、珍しいものはコレクターの間で人気があります。旧紙幣も古紙幣も古銭の一種で、かなりの数が出回っています。昭和以降に流通した紙幣や、旧紙幣と定義されない場合もありますが、価値が高い特徴のある紙幣は、プレミア価格がつくこともあります。

高価買取になる？価値の高い旧紙幣・古銭の特徴

日本では毎年大量の紙幣が発行されており、発行枚数や保存状態、現存数などによって、コレクターの間では額面以上の価値がつくことがあります。古ければより価値が上がると考えられがちですが、ほとんどの旧紙幣や古紙幣は保存状態が悪いため、買取価格は低くなります。

現存数が少ないほど希少価値がある

現在現存数が少ない紙幣ほど希少価値があるため、お金の価値は上がります。一般的にその時の経済状況により、紙幣や貨幣の発行枚数は変わってくるので、発行年によってもレア度は異なります。紙幣には発行年の記載はありませんが、発行年が記載されている貨幣は、発行枚数の少なさが重要になってきます。

保存状態がよいほど高額になる可能性大

保存状態のよい紙幣ほど、高額になる可能性が高まります。現在流通する一万円札でも、平均寿命は4～5年とされており、お釣りのやり取りに頻繁に使われる五千円や千円札は、傷みやすいため、1～2年の寿命ともいわれています。旧紙幣や古紙幣ともなると、現在のお札に比べても、耐久性は高いとはいえないため、保存状態は重要なチェック項目となります。特に紙幣は折り目やシワがついただけでも、買取価格がグンと下がることがあります。

日本銀行券の記番号の並びに希少性や統一性がある

紙幣に記載されている記番号の並びが珍しいものも、価値が高くなります。最初期に製造された「A-A券」やラスト番号「ZZ券」など、番号の隣にあるアルファベットが揃っていると、プレミアがつくことはよく知られています。BB券やCC券などもありますが、AA券やZZ券に比べると、相場はかなり下がります。ほかにも紙幣の端に記載の通し番号も、「000001」などのトップ番号、ゾロ目、キリ番、「123456」などの階段、「122221」などのサンドイッチ番号は珍番号と呼ばれ、高値がつくことがあります。

印刷ミスや裁断ミスなど製造エラーがある

印刷ミスや裁断ミス、耳付き、記号違いなど製造エラーがある紙幣も、額面以上の価値がつく旧紙幣になります。お金として正常ではないため、検品の時点でほとんどは弾かれるので出回ることがありません。しかしまれに何らかの原因で世に出回ってしまったエラー紙幣は、とても珍しいので額面以上の価値で買取されています。

未使用の帯付きは額面の2倍の価値になる

未使用の紙幣や帯付きのものは、額面の2倍以上の価値になることがあります。紙幣100枚を一つの束にした帯付きは、紙幣単品よりも付加価値がつくので、買取価格は高くなります。その中にエラー紙幣や珍番号などが含まれていれば、さらに価値は上がります。

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価値のある旧紙幣・古銭一覧と買取相場の目安

価値があるとされる旧紙幣・古銭はたくさんありますが、紙きれ同然の価値のものもあれば、数約万円の価値があるレアなものまで存在します。記念硬貨や記念コインの中にも、かなりのプレミアがついた古銭があります。

指折りの希少価値をもつ旧国立銀行券二十円

旧国立銀行券二十円は、古紙幣の中でも指折りの希少価値を誇る幻とも称される古銭です。1873年から1899年まで発行された発行枚数も少ないお札です。未使用で保存状態のよいものだと、2,000万円、傷があるものでも800万円もの高額がつけられています。希少性の高い古紙幣なので、レプリカも買取がなされており、5,000円ほどの価値となります。

旧兌換銀行券百円（大黒百円札）

1885年から1939年に発行された大黒百円札とも呼ばれる旧兌換銀行券百円は、旧国立銀行券二十円には劣りますが、価値がつけられないほどになってきています。ほとんど取引された例がないため、買取相場は大幅に変動しますが、500万円～1,000万円以上の価格がつくともいわれています。ほかにも旧兌換銀行券十円、旧兌換銀行券五円も、プレミア化しています。

現存数が少ない大正小額紙幣二十銭

大正6年〜大正8年発行の大正小額紙幣二十銭は現存数が少ないため、高額買取がされている旧紙幣です。特に大正6年の組番号1組のものは未使用で15,000円程度、大正7年の組番号50組は未使用で5,000円ほどで取引されています。

岩倉具視の五百円札と板垣退助の百円札

岩倉具視が描かれた五百円札は、1951年から1994年まで流通のB号券と、1969年から1994年までのC号券の2種類が発行されています。特に額面以上の価値がつくことのある五百円札は、印刷の液だれやシミ、破損、ズレなどが残るエラー紙幣です。エラー度合いにもよりますが、10～150倍の値段がつく可能性もあるようです。ほかにもA-A券や耳付き、通し番号の珍番号もプレミア紙幣とされています。板垣退助の百円札も、プレミアがつくと、製造エラーや記番号のゾロ目や連番は、10万円以上の価値がつくことも。

聖徳太子の一万円と福沢諭吉の一万円

1958年から1986年まで発行された発行聖徳太子の一万円、1984年から2007年まで発行の旧福沢諭吉が描かれている一万円で、特にプレミアがつくといわれている旧紙幣があります。10万円ほどの価値がつくこともある通し番号が1桁、1～50万円の価値になる通し番号がゾロ目や連番のお札です。旧一万円札の場合は、古さに価値が見出されるので、必要以上に綺麗にせず、そのまま買取査定に出すようにしましょう。

初期に発行された記番号が黒の夏目漱石の千円札

初期に発行された記番号が黒色の夏目漱石の千円札は、高く買取してもらえる可能性があります。1990年の11月1日以前に発行された、財務省印刷局製造になる前の大蔵省印刷局製造のお札です。1963年から1976年に発行された前期の伊藤博文の千円札は、記番号が1桁であれば、1,500～8,000円で買取されています

タイバーツやオーストラリアドルなど外国コイン

外国コインになりますが、たとえばタイバーツやオーストラリアドルでも、高価買取が行われることがあります。オーストラリアのナゲット金貨プルーフ2点セットは40,000円以上、シリキット女王の誕生日を記念して発行された150バーツ金貨は20,000円以上の価値がついています。

価値を見極められる専門の古銭買取業者に査定を依頼

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硬貨と違って、古い紙幣は本当にしっかりと保管していないと、簡単に劣化は進んでいきます。価格だけでも知りたいと問い合わせてみれば、無料査定を行っている店舗もあります。できるだけ高額で旧紙幣の買取をしてもらうには、価値が見極められる専門の古銭買取業者に査定を依頼することをおすすめします。

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■福ちゃん

福ちゃんは、全国各地に店舗を構える大手買取業者です。査定を行っているのは、古銭買取に詳しい査定のプロで、査定料無料で査定してもらえます。買取している種類は、金貨や銀貨、記念硬貨、外国コイン、大判小判、古紙幣などさまざま。キズありの古銭でも買取できることもあるため、処分したい古銭がある方は、古銭買取を考えてみてはいかがでしょうか。福ちゃんの古銭買取方法は、宅配買取、出張買取、店頭買取の3つです。

旧紙幣の価値が高いうちに買取査定を行おう

プレミア価格がつく旧紙幣には特徴があり、保存状態や業者によっても価値はだいぶ変わります。旧紙幣が手元にあって、買取を検討した際には、旧紙幣・古紙幣の価値や特徴を知り、価値が見極められる専門の古銭買取業者に査定を依頼しましょう。

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