葬儀のときに頼むお坊さんの費用はいくら?詳しい内訳を紹介!
更新日: 2024年4月28日
葬儀を行うときに必要になる費用は、葬儀の手配だけではなく参列者への食事や飲み物代、お寺やお坊さんに払う料金などがあります。自分の父母や親戚が眠る家族のお墓があるならお寺のお坊さんに連絡しますが、特に決まった宗派がない場合は葬儀会社で頼むこともできます。お坊さんに渡す費用は、宗派や地域によって違います。また葬儀を家族葬にした場合、お坊さんを呼ぶか呼ばないか決めておきましょう。葬儀だけではなく法要や、納骨式のときにもお坊さんに来てもらうなら、お礼の費用が必要になります。お坊さんに渡す費用の名目は、お布施代や御車料、御膳料金などがあります。お坊さんに支払う費用を値切ったり分割払いにしたりはできないので、葬儀全体を安く抑えたい場合は、葬儀料金の方を分割払いにするなど工夫しましょう。
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葬儀にかかる費用はいくら?
葬儀にかかるか費用は、実際に身内や親戚など親しい人が亡くならないとわからない部分があります。通夜と告別式を済ませ火葬が終わるまで、実にたくさんのことにお金がかかり、一般的に葬儀すべてに必要な金額は、地域によっても違いますが100万円を下らないこともよくあります。あらかじめ葬儀に関する費用の相場を理解しておくと、いざというときでも慌てずに葬儀の準備に取りかかれるでしょう。
通夜や告別式にかかる費用
葬儀の中でももっとも高額な費用になるのが、葬儀に関するものです。通夜と告別式を行う会場や祭壇、棺、遺体を運ぶ寝台車、ドライアイスやお花、会葬者へのお礼状などさまざまなものが葬儀代の費用には含まれます。通常は葬儀会社のセットプランなどを頼むことが多く、葬儀に必要なひとつひとつの予約や準備、支払いを遺族が行うことはありません。
飲食接待にかかる費用
葬儀に来てくれた人にふるまう食事や飲み物などの飲食接待費も必要です。通夜のあとは通夜料理、また告別式のあとは告別料理と用意します。また、会葬に来てくれた人への返礼品も飲食接待費になります。飲食接待費は、多めに準備するものなので少しゆとりを持った費用を考える必要があります。
お寺やお坊さんに支払う費用
お寺やお坊さんに支払う費用も必要です。通夜や告別式、また火葬場などでお経を読んでもらった読経料や、戒名してもらった戒名料などを支払います。菩提寺のお坊さんに頼んだ場合だけではなく、葬儀会社が手配してくれたお坊さんを呼んだ場合も謝礼を支払わなければいけません。
僧侶にはらう金額相場はいくら?
お坊さんに支払う費用は、通常「お布施代」などと呼ばれます。通夜や告別式でお経を読んでもらったり、戒名してもらったりしたお礼としてお金を支払います。初めて喪主を務める人は、お布施代をいくら位にすればいいか迷うかもしれません。お布施には決まった金額がないので、判断が難しいところです。菩提寺のお坊さんに依頼する場合は、お布施代がいくらか質問しても構わないでしょう。
宗派によって金額が違う
お布施代は、日蓮宗や浄土真宗、真言宗など葬儀の読経を依頼する宗派によっても違います。菩提寺のお坊さんに通夜や告別式の読経をお願いする場合は、49日の法要まで依頼することになるので、葬儀のときだけのお布施代とはまた変わってきます。
地域によって金額が違う
地域によってお布施代は違います。全国的なお布施の平均は、47万円前後といわれていますが、北海道は33万円、東北は60万円、関東は50万円〜54万円、中部地方は65万円、四国地方は39万円、九州エリアは29万円ほどが相場といわれています。エリアによってかなりの差があり、一番安いお布施の地域と一番高いお布施の地域では2倍ほどの違いがあります。引っ越したばかりの地域で葬儀を行うことになったら、地域のお布施の相場をチェックした方がいいでしょう。
葬式のスタイルによっても違う
葬式をどんなスタイルで行うかでもお布施代は変わってきます。一日葬や火葬式の場合は、お坊さんにお経を読んでもらう回数が減ります。また家族葬の場合、特定の宗教の葬儀スタイルを選ばず宗教者を呼ばないで身内や親しい人だけで故人とお別れの会を開く場合は、お布施台はかかりません。
法要の料金も必要
通夜と告別式以外にもお坊さんを呼んで、お経をあげてもらう機会は何度かあります。初七日は、本来は亡くなって7日後に行うものですが、葬儀と一緒に繰り上げて行うケースが多いですが、ほかにも四十九日や一周忌、3回忌などそれぞれ法要を行う場合にもお坊さんへのお布施が必要になります。金額は、四十九日や一周忌は3万〜5万円ほど、3回忌は1万円〜5万円程度が相場といわれています。
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葬儀に来たお坊さんに渡す料金の内訳
お坊さんへのお布施代にはさまざまな名目の内訳が含まれています。どんなことにどれくらいの費用がかかるのか、知っておく必要があります。またお布施を渡すときのスタイルやタイミングなども事前に確認して失礼のないようにしなければいけません。
お布施代
お布施は、お坊さんに通夜や告別式、法要などでお経を読んでもらったことに対して払う費用です。読経料と考えましょう。お布施の中でももっとも多くの金額を支払う部分です。地域や宗派などでも変わってくるので、わからない場合は葬儀会社などに確認しておきましょう。菩提寺のお坊さんに頼む場合は、お布施について直接たずねてもいいでしょう。
御車代
お坊さんにお寺から、葬儀会場まで来てもらった交通費として渡します。1万円程度が相場といわれていますが、遠方から僧侶を呼んだ場合は、交通費や宿泊費などの実費に1万円をプラスした程度の金額を御車代として渡しましょう。
御膳料金
お坊さんが葬儀が終わったあとの食事をしないで帰る場合に渡す費用です。通常は1万円程度を渡します。もしお坊さんが、一緒に食事をしていくのであれば、御膳料金は必要ありません。読経や戒名の依頼をしたときに、食事ができるかどうか聞いておくといいでしょう。
奉書紙または白い封筒に包むのがマナー
お布施は不祝儀袋または格式高い和紙の奉書紙(ほうしょがみ)で包んで渡します。どちらも用意できない場合は、白い無地の封筒に入れてもいいでしょう。郵便番号の印刷がないものを使ってください。また袋が二重になっているタイプも、「不幸が重なる」意味になるので使えません。お布施と書かれた封筒を使ってもいいでしょう。奉書紙に包む場合は、まずお札の肖像画が上になるようにして半紙で包み、奉書紙のざらっとした裏面にお札を包んだ半紙を置いて包みます。表には「お布施」や「御礼」などと書いて、裏に、住所」、氏名、金額を書きます。金額は「壱」、「弐」、「参」など漢数字を使って「金伍萬圓」などと書きます。四や九を使う数字を避けた金額にしてください。葬儀が始まる前かあとにお盆に乗せてお坊さんに渡します。
葬儀に呼ぶお坊さんの費用を安くできる?
葬儀の費用をなるべく安くしたい場合、お布施を安くするよりもほかの葬儀にかかる費用を抑えたり、分割払いにしたりする方がいいでしょう。
金額は明確に決まっていない
お布施の金額は地域や宗派によっても違います。また明確な相場の金額はありません。しかし、お布施はお坊さんへの感謝の気持ちを表すものなので、なるべく相場に近い金額をお支払いするようにしましょう。
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お坊さんへの費用ではなく葬儀料金を分割払いにする
もっとも多くの費用が必要な葬儀代は、クレジットカードの分割払いや、銀行のローン、葬儀ローンなどが利用できます。一括ですべての費用を支払うのが難しい場合は、葬儀代の分割払いを検討してみましょう。
お坊さんの葬儀のお礼の費用は全国平均を見て渡して
葬儀に呼ぶお坊さんの費用は、明確にいくらか決まっていません。宗派や地域によっても違ううえ、どんな葬儀を行うかでも変わってきます。お布施代が分からなくて不安なときは、葬儀会社に相談してみましょう。詳しく教えてくれます。故人を弔うために足を運んでくれたお坊さんに、感謝の気持ちをこめてお布施を渡してください。
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