再婚は子連れでも問題なし?シングルマザーが抱える不安と男性の本音
更新日: 2025年1月19日
シングルマザーは、新しい恋愛や再婚に対し前向きになれない方も多いです。理由は子どもへの影響や将来への不安、プレッシャーが大きく関係しています。しかし、男性側は「子連れ再婚」に対してそれほど気負っていません。子育てをしている女性に魅力を感じたり、家庭的な一面が見えたりすることで具体的に「家族になったらどんな関係になるのか」イメージしやすいとの意見もあります。ただし、子連れで再婚する場合は一般的な婚姻とは違い、戸籍や養子縁組の問題があることも覚えておいてください。今パートナーがいない方は、婚活アプリなどを活用しながら新しい出会いを見つけてみてはいかがですか。
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離婚に後悔はないが、多くの女性は将来へ漠然とした不安を抱えている
シングルマザーの多くの方が漠然とした不安を抱えています。離婚後の育児に関する悩みや経済的な不安・仕事選びなど、さまざまな問題が立ちはだかります。離婚自体は後悔していなくても、子供がいるので独身のような自由は少なく、新しいパートナーを作ることに抵抗を感じるケースも少なくありません。再婚には前向きなのに、異性との出会いがない方もいるでしょう。今回は恋愛や結婚の失敗を恐れている方のために、「シングルマザーの恋愛事情」や「子連れ再婚」について紹介します。新しい人生の第一歩を踏み出したいシングルマザーの方はぜひ参考にしてください。
シングルマザーが抱える再婚への悩みや不安
シングルマザーは再婚に対してどのように考えているのか。リアルな心情について詳しく紹介します。
幸せに対して後ろ向きな気持ちが前面に出てしまう
シングルマザーは「離婚をして子供に悲しい思いをさせた」という罪悪感を抱いている方も多く、自分の幸せを考える余裕はありません。常に子供のためを考えて行動しているので、自分の人生について考える機会も少ないでしょう。気になる男性ができても「自分の幸せは二の次」となってしまい、恋に積極的になれない女性も多いようです。離婚を経験したからこそ、同じ苦しみを味わいたくなくて、恋愛そのものを避けてしまうケースもあります。特に離婚してすぐは、再婚など考えられないという方も多いのではないでしょうか。
子連れ再婚だと「二度と失敗できない」と気負ってしまう
シングルマザーは子供の気持ちや環境を考え、再婚について気負ってしまう傾向にあります。もう二度と同じ失敗(離婚)をしないようにと、恋愛に慎重になってしまうのです。子連れ再婚になると、新しいパートナーと子供がうまくやっていけるのか、子供に再婚を受け入れてもらえるのかなど心配は尽きません。今の親子関係が崩れてしまうのではないかと不安な気持ちにもなるでしょう。シングルマザーはひとり身ではないからこそ失敗を恐れ、再婚に前向きになれない方も多いのが現状。それでも再婚をしたい!という方は、子連れを理由にはせず、人生を後悔しないためにも一歩を踏み出すことが大切です。
子連れだと新しい出会いを求めにくい
いざ再婚に前向きになっても、子連れだと新しい出会いの場が限られてしまいます。独身の頃のように気軽に出かけたり、飲みに行ったりすることは難しくなります。シングルマザーは家事や育児・仕事に忙しいので、気になる男性とデートする時間も少なくなるでしょう。時間や環境の問題から男性とじっくりコミュニケーションを取るのが難しいのが現実です。再婚したくても、子連れでは新しい出会いがないという方もいます。女性として前向きに恋愛を楽しみたい気持ちと、ママとして生きなければならない使命感の狭間で葛藤しているシングルマザーも多いのではないでしょうか。
子連れでも再婚は問題なし?シングルマザーに対する男性の心理とは
シングルマザーは子連れ再婚に対して後ろ向きになりがちですが、男性は子連れ再婚にたいしてどのように考えているのでしょうか。気になる男性心理について調べました。
付き合う時点で子どもとの将来も真剣に考えている
男性の多くは子連れの女性と付き合う時点で、結婚を含めた将来まで真剣に考えているようです。子連れだからこそ適当なお付き合いをして失敗はできないですし、新しいパパになる覚悟がなければシングルマザーとお付き合いはできません。反対に、独身同士の恋愛のように「好きだから付き合ってみたい」という感情論だけでは交際に至らないので、恋人として関係を築くまでには少し時間が必要となる場合もあります。どちらから告白したにせよ、子連れの女性と交際する時点で、再婚について真剣に考えているといえるのではないでしょうか。
バツイチ女性は家庭的な魅力がある
「バツイチ子持ち」は汚点として感じているシングルマザーもいますが、実際はそれほど悪いイメージはありません。男性の中には「子育てを頑張っている姿」に惹かれる方も多く、「家事や仕事に一生懸命な姿」が魅力的に映っているそうです。結婚願望の強い男性では「シングルマザーの方が結婚後の生活をイメージしやすい」という意見もあり、「バツイチだからこそ、理想の夫婦の関係性を理解しているのでは」という期待もあるようです。シングルマザーであっても、新しい出会いや再婚を前向きに考えてみてはいかがでしょうか。現時点で出会いがない方は、積極的に行動するのもおすすめです。
結婚は本人同士の問題なので周りの意見は気にしない
子連れ再婚となれば、両親や周りの人から心ない言葉をかけられることもあるかもしれません。よくあるケースとして、男性側の両親から「初婚同士でなければ結婚は認められない」と言われたり、友人から「パパになる度量はない」と言われたりと、シングルマザーとの結婚を反対されることもあるのだそう。しかし、男性側は周りの意見などさほど気にしていないことも。「どんな人と結婚しようが周りには関係ない」という強い意志を持って、シングルマザーと交際している方もたくさんいます。周りの声が不安な方も、さほど気にしなくてもよいかもしれませんね。
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子連れ再婚する前に考えるべきこと
交際相手と結婚を検討している方のために「子連れ再婚で考えるべきこと(手続き)」をまとめました。以下の3つのポイントは全て大切なことなので、しっかり目を通してください。
自分と子どもの戸籍手続き
シングルマザーが再婚する際は、子供と自分の戸籍を結婚相手の戸籍に移すかどうかを考えなければいけません。基本的に婚姻する場合は、夫婦は同じ戸籍に入ることになります。一般的に、子供は母親の戸籍に入っているので、母親が再婚相手の戸籍に移る場合は、子供も一緒に戸籍を移さなければなりません。ただし、苗字が違うままでは同じ戸籍に入れないので、子供の場合は再婚相手と養子縁組を結んでから同じ戸籍に入る必要があるのです。大抵の場合は、女性が男性の戸籍に入りますが、男性が女性の戸籍に入ることも可能です。婚姻手続きをする前に、戸籍について考えておきましょう。
再婚相手と子どもの養子縁組について
子連れ再婚で最大のポイントとなるのが、養子縁組です。養子縁組とは、再婚相手と子供の親子関係を法律で証明するもの。養子縁組を結べば、子供の父親として扶養義務が生まれます。事実上の父親となるので、同じ戸籍に入ることもできますし、晴れて自分の子となるメリットがあります。しかし、養子縁組を結んだことで実父の扶養義務が消滅するので、養育費がもらえなくなる可能性があります。経済的な不安がある方は、養子縁組についてよく考えてから手続きするようにしてください。
結納は再婚でもすべき?
男性がシングルマザーの方と結婚する際に気になるのが結納です。地方によっては風習によって結納そのものがないケースもありますが、儀式を大切に考えている方もたくさんいます。結論として初婚であろうが再婚であろうが、結納をしても構いません。結納は「正式に結婚を約束する」という意味や、「両家の縁を結ぶ」という意味が込められているもの。再婚で結納を行うことは失礼に当たらないので、当人の意志で決めて結構です。反対に「再婚でも必ず結納しなければならない」という決まりもないので、後から揉めたり後悔したりしないためにも、両家の意向も聞きながら決めてもよいのではないでしょうか。
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