【サギ】害鳥被害の事例とは？おすすめ業者と撃退・対策方法をご紹介

害鳥と聞くとカラスやハトを思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、田んぼなどで見かける「サギ」も実は害鳥だということをご存知でしょうか。白くて美しい見た目から害鳥というイメージはあまりないかもしれませんが、イネをはじめとする農作物への被害を中心に、住宅街でサギが大量発生したことによる悪臭や健康被害も報告されています。今回はサギによる害鳥被害の事例やおすすめの駆除業者、撃退・対策方法などを紹介したいと思います。

サギとは？種類や生態を紹介

サギというと、田んぼや水辺でよく見かける白いサギ「シラサギ」を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、実はシラサギという種類のサギはいません。白いサギのことを総称してシラサギと呼んでいるのです。世界には約60種類のサギが生息し、うち18種類のサギが日本で確認されています。シラサギを含め、日本でよく見られる身近なサギ6種類について、生態と合わせて紹介します。

「シラサギ」と呼ばれるサギは3種類

日本でシラサギと呼ばれるサギは「コサギ」「チュウサギ」「ダイサギ」「アマサギ」の4種類です。この中でアマサギは冬羽のみシラサギと呼ばれ、夏羽は頭から胸元にかけてオレンジ色（亜麻色）になります。アマサギ以外の3種類を見分けるポイントは体のサイズ。コサギが体長約61cm、チュウサギが体長約68cm、ダイサギが体長約89cmと、名前の通りの「小」「中」「大」のサイズをしています。その他にもコサギは繁殖期に2本の長い飾り羽が生える、ダイサギは夏に目元がエメラルドグリーンになるなどの違いもあります。ちなみにアマサギの体長は約50cmです。

シラサギ以外のサギ

シラサギ以外に日本でよく見られるのが「アオサギ」「ゴイサギ」の2種類です。アオサギは体長約90cmの大型のサギで、名前の通りの青みを帯びた体色と、頭の後ろに飛び出ている冠羽が特徴です。ゴイサギはずんぐりとして丸っこい、まるでペンギンのような見た目と頭の後ろに飛び出た白い冠羽が特徴的。体長は約58cmとサギにしては小さめです。

サギの特徴と生態

サギとはペリカン目サギ科に属する鳥の総称で、他の鳥類にはない特徴としては「飛ぶ時に首をS字に折り曲げること」が挙げられます。北極や南極を除く世界各地に分布し、河岸や湖畔、水田など水のある場所ならどこにでも住んでいます。一部の種類を除き、基本的には昼行性です。サギの多くは魚やカエルをエサとしており、日本では稲刈時にカエルなどを狙うサギがコンバインの後を付いて歩く姿も見られます。なお、スリムで優雅な印象のサギですが、意外にも鳴き声は太くしわがれた声で、騒々しく鳴きます。

サギの営巣場所「サギ山」とは

上記で紹介した6種類のサギは見晴らしの良い高木に巣を作り、コロニーを形成します。そしてコロニーのある山を「サギ山」と呼ぶのですが、サギは特定の種類だけでまとまってコロニーを作るようなことはなく、同じ木にコサギとダイサギが巣を作るようなケースも珍しくありません。なお、サギ山は現在でも残ってはいるものの、減少傾向にあります。

サギによる被害の事例

害鳥被害というと身近で多いのはカラスやハトなどの例で、サギは水辺で見かけることはあっても害鳥被害のイメージはない、という方もいるのではないでしょうか。そこで、サギによる被害の実例をいくつか紹介したいと思います。

姫路城周辺でのシラサギ大発生

「白鷺（しらさぎ）城」の名で知られる兵庫県・姫路城がある姫路市がシラサギの一大繁殖地となっています。姫路城から車で約4分の手柄山がコロニーとなっており、夜通し鳴き声が響いたり、道路がフンで汚されていたりといった被害が確認されています。近くにある小学校でもプールを占拠されたり、車がフンまみれになったりと様々な被害が発生。しかし、シラサギは姫路市のシンボルということもあり、市は駆除に消極的です。

増え続ける栃木県大田原市のサギ

栃木県大田原市では年々サギが増殖し、雑木林の周辺にまき散らされたフンが悪臭を放つ、朝から夜中まで1日中鳴き声がうるさいなどの被害があります。また、サギのコロニーである雑木林から5kmほど離れた養魚場ではサケやマスがサギに食べられてしまい、年間被害額は100万円ほどにもなってしまっています。

サギの撃退・対策方法

サギは害鳥ではありますが、むやみに駆除することはできません。なぜなら鳥獣保護法という法律により、許可なく捕獲したり殺傷したりすることを禁止されているからです。そのため、撃退や被害対策は鳥獣保護法に違反しないように行わなくてはいけません。卵やヒナのいる巣を撤去することも禁じられているので要注意。そのためサギが産卵してしまうと対応が難しく、ヒナが巣立つまでの間は効果的な対策法はほぼ皆無です。サギが巣を作る前に撃退してしまうことが最も効果的な対策方法だと言えるでしょう。

サギが集まらないように環境を整える

可能であれば、日ごろから竹や低木などの刈り払いを行ってサギの住処にされないよう環境を整えておくと良いでしょう。特に以前、サギが巣を作った木がある場合は、伐採やせん定を行って巣を作らせないようにしておくことをおすすめします。

ロケット花火などで威嚇する

サギが巣作りをする3月から4月、サギが集まり始めてしまったら定着する前に追い払うようにしましょう。追い払う方法は、ロケット花火や爆竹、防鳥テープ、農業用爆音機、イヌを繋いでおく、ラジコン飛行機を飛ばす、などがあります。巣を作り始める前に追い払ってしまうのがポイントです。

サギ駆除のおすすめ業者

サギはカラスのようにゴミを荒らしたり、ハトのようにベランダに巣を作ったりといった被害事例はなく、被害報告もそれほど多くはありません。しかしサギはコロニーを形成するため、サギ山が住宅地の近くにあるとフン害や鳴き声による騒音などの公害が起きてしまうことも。個人による対策ではどうしても限界があるため、害鳥駆除業者に相談すると良いでしょう。サギ被害に対応しているおすすめの害鳥駆除業者を紹介します。

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鳩駆除事例とグラックスの口コミ

賃貸マンションの防鳥工事｜京都市下京区 A様

マンションのベランダにハトが飛来し、糞害が深刻な状況となっているとのこと。
まずは清掃作業が行われます。作業者により、掃除機で落ちている固形の糞の吸いとりと高圧洗浄機を使用した糞汚れの除去がされます。最後に消毒作業を行い、糞に含まれる菌が除去されます。
そして防鳥ネットの設置をします。専門家がネット固定具を設置しそこに防鳥ネットを固定していきます。これにより ハトはもう侵入出来ません。

柔軟な対応で助かりました

バルコニー防鳥工事｜滋賀県近江八幡市 B様

近江八幡市のマンションの入居者様から防鳥工事の依頼です。サービスバルコニーへ鳩が侵入し、しつこく侵入してくるという状況。
エアコンの室外機の下に小枝が落ちていたりと 巣作りの初期段階 なので専門家に物理的に防ぐ防鳥工事を依頼。
外壁にボンドで固定用具を取り付けネットを張り 鳩が入れなくなったようです。

隣のお宅にもおすすめしました

工場のハト対策｜滋賀県栗東市 法人様

シャッターボックスの上にハトがとまり糞をするという事。
糞の清掃と防鳥ネットを設置し侵入対策を行います。
こういった作業を行うことで、 ハトの住処をなくし、糞害を抑えていきます。

複数の会社から見積もりを取りましたが、高額になり躊躇していました

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くらしのマーケット

鳩やカラスの駆除、忌避作業をはじめ、ハウスクリーニングや家事代行などさまざまなサービスを検索、依頼できる総合サイト。200種類以上のカテゴリがあり、紹介文に加え顔写真などを確認して、自分にあったサービスを選べます。累計80万件以上の口コミや無料見積もり相談を参考に、比較検討しやすいのがメリット。すべてのサービス予約が「くらしのマーケット損害賠償保証」の対象となり、万が一事故が発生しても1億円を上限として保証されるので安心して利用できる点が強みです。そのほか、トラブル発生にも関わらずサービス業者と連絡がとれなくなった場合には「くらしのマーケット10万円補償制度」で利用者を守ります。

くらしのマーケットの口コミ

株式会社ビーエスティー

ハトを中心に、サギやスズメ、ツバメなど様々な害鳥の駆除や対策に対応している会社です。年間の対応件数が5000件という豊富な実績があり、信頼できます。本社は佐賀県ですが、全国に70ヵ所もの代理店があるので幅広い地域にサービスを提供。代理店とはいえ本部研修で本社同様の技術を習得しているので、全国どこでも高クオリティの技術を駆使したサービスを受けられます。

株式会社 雨宮

害鳥、害虫の駆除対策から建物のリフォームまで幅広く手掛ける会社です。害鳥対策は、サギやカワウなどの大型鳥類からスズメ、ツバメなどの小型鳥類まで対応。名古屋に本社があり、愛知県・岐阜県・三重県・滋賀県・静岡県・東京都を対応エリアとしています。被害の状況や住まいの環境に応じて適切な対策工法を提案。すべての施工に1年間の保証が付いており、アフターフォローも充実しています。

日本鳩対策センター

「鳩対策」と社名に付いていますが、カラス、ムクドリ、スズメ、サギなど様々な害鳥の駆除・対策を行っています。全国各地に拠点を構えており、24時間365日受け付けをしているので日本中どこでもスピーディーな対応が可能。予算に合わせて選べる3つの対策プランを設定しているので、「予想外に料金が高額になってしまった」というような心配もありません。

サギを傷つけることなく追い払う対策を

サギはコロニーを作り大群で生活するため、住宅街の近くにコロニーを形成されてしまうと騒音やフンによる汚れ、悪臭などの被害が大きくなってしまいます。自力で行える撃退・対策方法もありますが、定住されてしまうと個人で追い払うのは困難でしょう。甚大な被害を受ける前に、専門家に相談してみてください。

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