日本一の茶どころ、静岡県。平野部ではほとんど雪は降りませんが、山間部では積雪が見られる場所もあります。富士山の2合目にある「スノーパーク イエティ」は、日本一早くオープンするスキー場で、例年10月には営業を開始。人工降雪設備が整っているため3月下旬までスキーやスノーボードなどが楽しめ、夜10時までのナイター営業もあります。静岡市の北部にある「静岡市リバウェル井川スキー場」は、標高1,400mの南アルプスの山麓にある市営のスキー場で、比較的リーズナブルな価格が魅力的。富士山と南アルプスの絶景が360°広がっており、スキーゲレンデとそり専用ゲレンデがあります。
スキルに合わせて楽しめる多彩なコース静岡県裾野市に位置する「フジヤマ スノーリゾート イエティ」は、天気が良ければ山頂から富士山を望める抜群の立地を誇るスキー場です。都心からのアクセスも良く、また、22時まで営業しているため、学校帰りや仕事帰りに立ち寄れるのも魅力。増雪機を有しているため、安定したコンディションであることも人気の理由です。
静岡への交通手段は、飛行機や鉄道、バス、フェリーなどがあります。東京から静岡へは、新幹線を利用して約1時間15分でアクセスすることができます。大阪から静岡へは、新幹線を利用し、乗り継いで約2時間でアクセスすることができます。福岡からならば、新幹線を利用し、乗り継いで約4時間40分でアクセスすることができます。
静岡旅行の費用は、出発地点や交通手段、訪れる場所、宿泊するホテル、訪れるシーズンなどによって大きく異なります。東京発で新幹線利用、1泊2日の格安プランのツアーが、12,000円からになっています。このほかに、観光費用や食事代、お土産代などが必要になってくるため、25,000円ほどは用意しておくのがおすすめです。
静岡は、東西に広く、海に山、自然、街とさまざまな見どころがある県です。そのため、どこへ行きたいのか、何をしたいのかによって必要な宿泊日数が異なります。浜松タウンや静岡タウンを巡るのであれば1泊2日でじゅうぶん楽しむことができます。一方富士山登山をはじめ自然を満喫したいのであれば、2泊3日以上がおすすめです。
静岡旅行のベストシーズンは、何をしたいかによって異なります。食を楽しむのであれば、戻鰹の時期である9月や10月がおすすめ。この季節は、フルーツなども美味しくなり、フルーツ狩りも楽しむことができます。富士山などの山を楽しみたいのであれば、7月と8月がベストシーズンです。富士山の山小屋は、9月になると閉じてしまうところも多くなっています。
静岡旅行で、人が少ないシーズンを狙うのであれば、春休みや夏休み、冬休み、ゴールデンウィークといった学校が休みになる時期を避けるのがおすすめ。また、土日祝日よりも平日の方が比較的人は少なくなっています。季節としては、6月~7月中旬の梅雨のシーズンや、冬休み明けの1月中旬から2月頃が人が少なくなっています。
静岡には、エリアごとにたくさんの観光スポットがあります。世界遺産に登録されている富士山、日本平などの美しい自然の景色に、日本有数の温泉リゾートとして知られている伊豆や熱海、鰻で有名な浜名湖、お茶で有名な掛川、楽器で有名な浜松、レトロなSLで有名な大井川鉄道などが特に有名です。目的に合わせて幅広く楽しめる県になっています。
静岡は、訪れるエリアによって気候が異なっており、伊豆エリアは温暖で、特に熱海は日本一早い梅の花見が楽しめることでも有名な温暖な気候になっています。一方富士山は、夏でも山頂に雪が積もっているほど気温が低くなっています。訪れるエリアに合わせて週間予報で気温などを確認して適切な服装を準備していくのがおすすめです。
パッケージツアーの一番のメリットは、交通機関と宿泊施設を別々に予約するより、合計金額が安くなることです。移動手段は旅行会社にもよりますが、JR(新幹線)、飛行機、高速バスなどがあります。移動時間を短縮したければ飛行機、コスパ最優先なら高速バス、本数が多く遅延も少ないため予定が立てやすいのが新幹線です。また、現地での過ごし方によって観光付きにするのか、自由行動のみのフリープランにするのかも変わります。こだわりのホテルでおこもり旅行をするならフリープラン、桜や雪など季節による観光地を楽しむなら観光付きのプランがおすすめですが、人気が高いので早めに申し込みましょう。パッケージツアーはこのように、日程と予算、目的に合わせて選ぶことが大切です。
JR(新幹線)とホテルがセットになったパック旅行とは、新幹線の切符とホテルの宿泊を同時に予約することで、切符とホテルを別々で予約するよりも格安で利用できるプランです。利用する新幹線のルート、ホテルなどの宿泊施設を手配してあらかじめコースを決め、日程,人数などを定めて予約をします。予約の際は、往復の新幹線とホテルがセットになっている関係上、片道だけの利用や日帰りはできないこと、予約した列車より早く乗ることができない点も注意が必要です。ちなみに、新幹線に乗り遅れた場合は、原則として後続列車の自由席に乗車できます。
航空券とホテルがセットになったパック旅行とは、飛行機の航空券とホテルの宿泊を同時に予約することで、航空券とホテルを別々で予約するよりも格安で利用できるプランです。飛行機利用の場合は、搭乗手続き等の事前準備の時間がかかること、空港は都市中心よりやや離れた場所にある場合が多いため中心部へのアクセスに時間がかかることを考慮しても、飛行機の移動時間は他の交通機関に比べて最も短い場合が多くあります。また、早い段階で出発日時が決まっている場合は特に、飛行機は料金面の優遇を受けやすく費用を抑えられる交通手段で早期予約などによる割引が多いのがポイントです。