妊活で男性ができることは?今すぐ取り組める具体的な方法を紹介
更新日: 2024年10月13日
妊活は女性がするものと考えている人は多いかもしれません。しかし、実は男性にもできることはたくさんあります。男性妊活の第一歩として、まずは精液検査を受けてみましょう。検査により、精子濃度や運動率など自分の精子の状態が確認できます。また、生活習慣の乱れや仕事のストレス、精巣の温めすぎ、育毛剤の不適切な使用などは男性不妊の原因となる可能性があるので注意しましょう。
そろそろ子供がほしいと思ったら、ぜひ夫婦で協力して妊活に取り組むのがおすすめ。2人で同じ目標をもち、夫婦関係を良好に保つことも妊活ではとても重要です。もし頑張ってもなかなか妊娠できないという場合は、早めに婦人科、泌尿器科、不妊治療外来などの専門医療機関を受診し、医師の指示を仰ぎましょう。
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男性にも妊活は必要?
妊活というと女性が行うものと考える男性は多いかもしれません。男性に妊活は必要なのでしょうか?また男性にもできることはあるのでしょうか?まずは男性を取り巻く妊活事情について詳しくみていきましょう。
実は多い?男性不妊
男性不妊とは、不妊の原因が男性側にあるケースを指します。WHOが不妊症に悩むカップルを対象に行った調査によると、不妊の原因が男性にあるケース(女性、男性ともに原因がある場合も含む)は約半数にのぼることが報告されています。男性不妊は大きく、造精機能障害による不妊と造精機能障害以外の不妊の2種類に分けられます。造精機能障害とは、精子を作り出す機能に問題があり正常な精子を作り出せない状態を指し、精液中に精子が存在しない無精子症や、精子量が少ない乏精子症、精子の運動率が悪い精子無力症などが該当します。また、造精機能障害以外の不妊にはED(勃起不全)、射精障害、精巣の発育不全を発症する精索静脈瘤などが当てはまります。
男性不妊の原因は?
男性不妊は遺伝など先天的な原因により起こることもありますが、喫煙飲酒や食事などの生活習慣やストレス、病気や薬の影響といった後天的な原因によって起こるケースも多々あります。日頃何気なく行っている習慣や行動が不妊を引き起こす原因となっている場合もあるので、妊活中はリスクのある行動はできるだけ避け、健全な精子を維持するためにできることを積極的に取り組みましょう。
妊活は夫婦2人で始めるのがベスト
子供が欲しいと思ったら、どちらか一方ではなく、夫婦2人で妊活を始めるのが◎。妊活スタート時にはまず、いつ頃までに子供が欲しいか、なかなか授からなかった場合どうするかなど夫婦で事前に話し合っておきましょう。妊娠や不妊に関わることは知人や家族など周りの人には相談しにくい繊細な問題です。だからこそ夫婦2人で意識のすり合わせをし、共通の目標を持って妊活に取り組むことが大切なのです。
妊活で男性にできることは?
妊活が男性にも重要なことは理解できたけれど、具体的に何をすればいいのかわからないという方も多いでしょう。実は妊活で男性にできることはたくさんあります。妊活を始める際にぜひ取り組んで欲しいことや、日常的に無理なくできることを詳しく紹介します。
男性が妊活でできること1.精液検査を受けてみよう
妊活をスタートする前にぜひ行いたいのが精液検査です。精液検査では、精子の量や数、濃度、形状、運動率などを正常値と比較することで、自分の精子の状態を確認できます。体調やストレス、そのときの気分や気持ちなどによって結果に誤差が生じる場合もあるので、できることなら複数回検査を行うのが理想的です。
男性が妊活でできること2.栄養バランスの取れた食事を心がける
精子の状態を向上させ、妊活を成功させるために食生活の改善は欠かせません。男性の場合は特に、精子力アップに欠かせない亜鉛や、抗酸化作用の高いビタミンEやビタミンC、葉酸に代表されるビタミンB群などを積極的に摂取するのがおすすめです。亜鉛は牡蠣やレバー、卵黄や納豆などに、ビタミンEはナッツ類や魚介類、緑黄力野菜に、ビタミンCは柑橘類やブロッコリー、ビタミンB群は豚肉やうなぎ、玄米や豆類などに多く含まれています。日頃からこれらの食材を意識して摂取するよう心がけましょう。また、外食の多い人はうどんやそばなどの単品ではなく定食を選ぶ、ファーストフードやジャンクフードの摂取は避けるなど、気軽にできることから取り組んでみるとよいでしょう。
男性が妊活でできること3.飲酒、喫煙は控えめに
喫煙は血管を収縮させ、血流の悪化を招きます。血流が悪くなると、ED(勃起不全)や精子数の減少、運動能力の高い精子の減少などに繋がる可能性が高くなるといわれています。パートナーの受動喫煙のリスクも高まるので、妊活中はできるだけ禁煙を心がけましょう。また、妊活中のアルコール摂取は控えめに。多量の飲酒により発生する酸化物質は、精子の機能低下を招くともいわれているので注意が必要です。
男性が妊活でできること4.精巣は温め過ぎない
精巣は熱に弱く、温めすぎると精子の生成に悪影響が出るといわれています。一般的に身体の他の部位より2度前後低く保つことが理想とされています。そのため、長風呂やサウナ、PCなどの電子機器を膝に載せて作業するなど、局部を温める行為はできるだけ避けるようにしましょう。また同様の理由で、熱のこもりやすいピッタリとした下着やタイトなジーンズも、妊活中には着用を控えましょう。
男性が妊活でできること5.禁欲はしないでOK
精子数を多くするために数日〜1か月程度禁欲をし、射精を控えているという方も多いかもしれません。一般的に禁欲期間が長くなると精子の数は増えるといわれています。しかし一方で、運動率の低い古い精子が蓄積し、精子全体の質が下がるともいわれています。妊活を成功させるためにも、日頃からおおよそ1週間程度で射精をし、元気な精子を保つようにするとよいでしょう。
男性が妊活でできること6.妊活中は育毛剤の使用は控えて
多くの育毛剤には男性ホルモンの働きを抑える作用のある成分が含まれています。男性ホルモンの働きがブロックされてしまうと、性欲の減退やED、射精障害、精子数の減少など妊活の妨げとなる症状が出る可能性も。症状が出る割合はわずかといわれていますが、妊活中は育毛剤によるヘアケアは避けた方が無難です。
男性が妊活でできること7.ストレスをためない生活を
ストレスなど精神的な負担は、性欲やパートナーとの性行為に悪影響を及ぼすだけでなく、男性ホルモンの分泌や健全な精子の生成にも悪影響を及ぼします。排卵予定日前後に性交渉をもつことをプレッシャーに感じたり、うまくできないことに落ち込み、性行為自体に嫌悪を抱いてしまったりと、ストレスが妊活の妨げとなるケースは多々あります。パートナーとの不仲や喧嘩の原因にもなりえるので、普段の生活からできるだけストレスをためないよう心と体のバランスに注意して生活しましょう。
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なかなか妊娠できない場合は夫婦で不妊治療専門医の受診も
生活習慣の改善などできることを実践しているがなかなか妊娠しない、避妊をせずに性行為を続けているが1年以上妊娠しないという場合は、婦人科や泌尿器科、不妊治療外来などの専門医療機関を受診してみましょう。不妊治療にはさまざまな方法があり、タイミング法や人工授精、体外受精、顕微受精など不妊の原因や夫婦の年齢、健康状態によって最適な治療法が異なります。そのため、医療機関の受診は夫婦2人で訪れるのがおすすめ。揃って受診することで、不妊の原因が特定しやすくなったり、夫婦で治療方針を決めやすくなったりします。不妊治療の中でも特に体外受精や顕微受精の場合、治療に高額なお金がかかります。自治体によっては不妊治療に対して助成金を支給しているケースもあるので、治療に踏み切る際は最寄りの市区町村窓口に相談してみましょう。
男性にもできることはたくさんある!妊活は夫婦で協力して行うことが大事
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子どもが欲しいと思ったら、ぜひ夫婦で協力して妊活に取り組みましょう。男性にもできることはたくさんあります。ぜひ女性任せにせず、生活習慣や普段の行動の改善、精液検査の実施などできることからスタートしてみてはいかがでしょうか。
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