このページではヨルダンにある文化遺産を紹介しています。文化遺産とは世界遺産の種類の1つで、人類の文化的活動によって生みだされた建造物群や遺跡、記念物のことです。歴史や民俗学、芸術的な価値が高く、後世へ残すべきものが登録され、各国政府や国際機関によって保護・保存の対象となっています。人類の創造的才能が表現された傑作や、歴史上重要な時代の証拠となる建築様式や建築物群、技術の集積が認められた事例が多く、世界有数の観光名所が登録されています。有名な文化遺産はインド・イスラーム文化の代表的建築であるタージ・マハルや、古代ローマ文明が存在した希少な証拠とされるスペインのヘラクレスの塔などで、日本では法隆寺地域の仏教建造物や原爆ドーム、富士山などが登録されています。
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ペトラ - 文化遺産
何千年も忘れられていたヨルダンの遺跡、ペトラは「崖」という意味のギリシア語です。都市全体が、砂岩を掘って作られて、魅惑的な風景を見せてくれます。侵食されて、掘ったところが見えにくくなっているとはいえ、ほぼ完全な形で残っている建物群を見ながら歩いていると、タイムスリップしているような錯覚にとらわれます。 どの建物も砂岩を掘って作っているので、同じ色のワントーンなのですが、その色が淡く薔薇色に見えて、現代的に色が塗られたものよりも、さらに「色」を感じさせてくれます。 まだ、遺跡発掘調査が終わってないと言われる、広大なペトラ遺跡は『インディ・ジョーンズ』の影響だけではなく、遺跡そのものの魅力によって、毎日観光客が絶えない人気スポットです。ペトラ遺跡の楽しみ方行き方を紹介します。
ペトラ - 文化遺産,史跡・遺跡
ペトラは、ヨルダンにある遺跡で、死海とアカバ湾の間にある渓谷に位置します。ペトラとは、ギリシャ語で「崖」を意味し、当時から洗練された文化や巨大な建築物、ダムや水路の複合施設などで高い賞賛を集めていました。1989年のアメリカ映画「インディ・ジョーンズ 最後の聖戦」のロケ地になってから一躍世界的に有名になり、現在ユネスコ世界遺産に指定され、世界中から年間たくさんの観光客が訪れています。入り口に始まり、ペトラの遺跡達は宝物殿、寺院や劇場、埋葬上など、考古学的にも謎とされているものが多数あります。また、建築物はたくさんの時代の建築様式に影響されているものばかりです。ペトラの有名なお土産にサンド・アートがあります。小さなガラス瓶の中に色とりどりの砂を敷き詰めていくことで、砂漠とラクダの絵などを描く技は見事です。これらの砂の色は、すべてこの付近の砂漠から採取されたものです。白は石灰、赤は酸化鉄、黒は煤、青はコバルト、黄色は硫黄など。これらの色を混ぜ合わせて瓶の中に絵を描いています。サイズや値段が色々ありますので、お気に入りの物が見つかるでしょう。ペトロは、死海から約80km南、アンマンからは南に車で3時間の所に位置します。
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アンマン - 文化遺産,城・宮殿
砂漠の中の"離宮" ヨルダンに3つある世界遺産のひとつ。8世紀に、ウマイヤ朝の王が離宮として建設させたものと推測されている。世界遺産のイメージからすると、かなり小ぶりな城だ。しかしながら、砂漠の中で最も美しい城と言われている。城の内部にはフレスコ画があり、1970年代にスペインの考古学者グループによって、近年はフランスの援助で修復された。天体図や砂漠の動物、裸婦などの壁画を見ることができる。
ペトラ - 文化遺産
アル・ディール(修道院)は、ペトラ遺跡の一番奥にあり、エド・ディルとも呼ばれます。最奥にあるため、ペトラ遺跡を観光する人が一番に目指す場所ですが、行きつくまでの道のりは長くて険しく、かなりの労力を必要とします。 800段以上の石段を上ったのちに現れるアル・ディールは、高さ45m、幅50mの大きさを誇るヘレニズム様式の修道院です。外観はシンプルですが、大変美しく、ここまでたどり着いた達成感とともに感動すら覚えるでしょう。 アル・ディールからさらに頂上まで登ると、アル・ディールの後ろに砂漠が広がり、絶景が見られます。
ペトラ - 文化遺産,史跡・遺跡
ヨルダン観光のハイライトともいえるペトラ遺跡。アンマンからジェット(高級バス)を利用すればリーズナブルで早く着きます。 紀元前1世紀ごろから住み着いた古代ナバテア人がつくった街といわれており、1812年スイス人ヨハン・ルートヴィヒ・ブルクハルトによって再発見されました。 広大な敷地に広がるペトラ遺跡は見ごたえがたっぷりで、細かく観光スポットをまわるには1日では足りません。ゲートから入ったら、シークと呼ばれる岩の間を進み、荘厳なエル・ハズネを目にしたら、いくつかの墳墓群を抜け、ローマ円形劇場や列柱通り、凱旋門と続きます。一番奥にある修道院エド・ディルは必見、見る価値ありです。
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