このページではソウルにある世界遺産を紹介しています。ユネスコ世界遺産は「国や民族を超えて人類が共有すべき財産」と認められた遺跡や自然、景観を指します。文化遺産と自然遺産、複合遺産の3つがあります。世界遺産の多くは、地球の神秘や、人類の歴史を体感することができる観光名所になっています。ほかの地域では見られない絶景や、希少な生物が生息する自然環境、人類の歩んできた歴史・文明を知ることができる遺跡など、いずれも高い存在価値が認められたところばかりです。代表的な世界遺産には、ギリシャのメテオラ修道院群や、アメリカのイエローストーン国立公園、オマーンのバハラ城塞などがあります。日本では、法隆寺一帯の仏教建造物や、広島の原爆ドーム、“信仰の対象と芸術の源泉”として富士山などが世界遺産に登録されています。
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ソウル - 世界遺産
韓国に行ったら、グルメやショッピングもいいけれど、より韓国のことを深く知るために、史跡を巡ってみてはいかがですか。韓国内の古墳や故宮などの史跡は、観光スポットになっているものもあります。1392年から日本に併合されるまでの518年間続いた朝鮮王朝。その歴代王の墓である「チョソンワンヌン(朝鮮王陵)」は、ソウル近隣地域を中心に40基が点在しています。遺跡としての価値に加え、祭礼が現在でも行われている点や、関連する詳細な記録物などが保存状態良く残されていることが評価され、2009年6月に40基がユネスコ世界文化遺産に登録されました。時間を作って見に行ってみたい、おすすめの朝鮮王朝の史跡を5つ紹介します。
景福宮/昌徳宮 - 世界遺産
昌徳宮(チャンドックン)は、1405年に建造された景福宮(キョンボックン)の離宮です。1592~1598年の豊臣秀吉による侵攻で全焼した景福宮に代わり、1615年から約270年間にわたり本宮としての役割を果たしました。4万3千平方メートルの広大な敷地には、自然の形に沿って配置された13棟の宮殿や、自然あふれる庭などが広がっており、多くの観光客でにぎわっています。自然と人工物が美しく調和され、現在も保存状態が良好なことから、1997年に世界文化遺産に登録されました。2010年にソウルでG20が開催された時には、各国首脳が訪問、観覧するなど、韓国でも有数の観光地となっています。敷地内には優美な門や楼閣があるほか、昌徳宮近くの川も美しい人気スポットとなっています。昌徳宮で堪能してほしい5つの見どころを紹介します。
ソウル - 世界遺産
静けさと荘重な雰囲気が漂うチョンミョ(宗廟)は、朝鮮王朝歴代の王と王妃、および没後に位を贈られた王と王妃の神位(位牌)が安置されている、王室の霊廟です。国教とされた儒教の思想に基づき造られた建物は、霊廟らしく控えめな装飾で、神聖な雰囲気に包まれています。チョンミョは1394年に、朝鮮王朝が漢陽に都を移した際に着工され、翌年完工しました。チョンミョには、祭祀の供え物を保管している倉庫、ヒャンデチョン(香大庁)や、王と皇太子が祭祀前日に身と心を清めた場所、ジェグン(斎宮)などの定番の見どころのほか、民の平穏を願うため七神の祭祀が執り行われていたチルサダン(七祀堂)があります。たくさんの見どころの中でも、必ず見ておきたいおすすめスポットを紹介します。
ソウル - 世界遺産
ソウルの南東24キロの地にある、京畿道広州市の世界遺産、ナムハンサンソン(南漢山城)は、古くからプッカンサンソン(北漢山城)と共に、首都ソウルを守る南の要塞都市として機能してきました。ナムハンサンソンは朝鮮王朝時代の1626年に完成したと言われていますが、周辺に百済時代の遺跡が多く発見されていたことから、百済の始祖・温祚王(おんそおう)が居城としていたという説や、新羅の文武王(ぶんぶおう)の居城だったという説など諸説あり、はっきりとは分かっていません。海抜500メートルの峻険な自然地形を利用して造られた山城で、周囲の石垣はなんと全長12キロ。堅固な要塞の雰囲気が漂っています。破損と修復を繰り返しながらも、2014年6月にはユネスコ世界遺産に登録されました。 そんなナムハンサンソンの5つの見どころを紹介します。
新村 - 文化遺産,広場・公園,旧市街・古い町並み
新村はソウルの西側にある大規模な学生街。海外からの留学生も多く住むエリアとなっており、日本人留学生の姿もよく見かけるインターナショナルなエリアとなっています。学生街だけあって、若者であふれており街の雰囲気もいつも賑やかで活気を感じます。新村の駅前にはスーパーマーケットやデパート、飲食店、服屋さんなど生活に必要なものはすべてそろっています。さらに新村のメインストリートである延世路には、韓国料理のお店だけでなく飲み屋さんも多いので、朝まで遊ぶ学生たちも多く夜通し遊びたいという方には最適です。また学生街だけあって、勉強ができるカフェも多くお買い物などの合間に休憩することもできます。今回ご紹介する新村のおすすめスポットをぜひチェックしてみましょう。
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ソウル - 城・宮殿,文化遺産
"世界遺産"に登録されている宮殿 保存状態に優れ、自然と建築との調和が美しいことから1997年にユネスコ世界文化遺産にも登録された。朝鮮王朝で、王が最も長く住んだ宮殿。日本語ツアーも実施しており、ガイドさんが歴史や沿革について分かりやすく説明してくれる。敷地がとても広いので、時間に余裕を持って回りたい。
ソウル - 文化遺産
”東京ドーム28個分”の広大な城 水原(スウォン)市の中心部を取り囲むように建つ都城。総面積130ha、城壁5.7kmにも及ぶ華城は朝鮮古来の築城法と、石とレンガの併用という西洋の近代的建築技法を活用し、機能性と建築美を兼ね揃えている。建築史的に高い価値がある城としてユネスコの世界遺産登録となっている。
仁寺洞/鍾路 - 寺院・教会,文化遺産
歴代の王が眠る"神聖な場所" 韓国の過去の朝鮮王朝の王と王妃の位牌を祀った祠堂。ソウルの街中にあると思えないほど、静かで厳かな雰囲気が漂っている。土曜日は自由観覧できるが、他の日は案内人と客数名で一緒に回らなくてはならないので注意が必要だ。1995年に、優れた建築様式と歴史性の高さから、ユネスコ世界文化遺産に登録された。
新村 - 文化遺産,寺院・教会
奉元寺はソウルの奉元洞鞍山の麓に建つ古い寺院で、韓国仏教太古宗の総本山です。新羅時代の889年、現在の延世大学校がある場所に般若寺という寺院が建てられたのが、そのはじまり。その後1748年に現在の場所に移され、名も奉元寺と改められました。 毎年6月6日には仏教儀式のひとつである霊山斎が開催されます。霊山斎はユネスコ世界無形文化遺産にも登録されており、厳かな雰囲気の中で韓国の伝統楽器の演奏や仏教舞などを見ることができます。 夏になると仏教を象徴する花でもある蓮の花を楽しめる、ソウル蓮の文化祭りも開催。ひっそりとした風情ある雰囲気を楽しめます。
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