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■ガラパゴス諸島の魅力
イギリスの博物学者チャールズ・ダーウィンは、1835年、測量船ビーグル号でガラパゴス諸島を訪れました。そこで、「カメの甲羅は島ごとに違い、肉の味も違う」という話を聞きます。ガラパゴスゾウガメ（Galapagos giant tortoise）には、乗馬用の鞍に似た甲羅（Suddle Back）のものと、大型で丸いドーム型(Dome Back)のものがいます。
©UNESCO/Evergreen
島ごとに進化したゾウガメは、少なくとも8つの亜種がいたといいます。2012年6月24日、最後のピンタゾウガメ「ロンサム・ジョージ」は死んでしまいました。推定100歳以上、サンタ・クルス島のガラパゴス国立公園繁殖センターで飼育されていましたが、地球からひとつの貴重種が絶滅してしまったことになります。しかし、ほかの島には、このゾウガメのDNAをもつ子孫がいる可能性も明らかになっています。
©UNESCO/Evergreen
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■個性豊かな固有種が息づく、火山群島
©UNESCO/Evergreen
ガラパゴス諸島は、東西260km、南北200kmのエリアに、大小19の火山島と岩礁が、全部で127の島々があります。周辺海域には冷たいフンボルト海流と、温かいパナマ海流などが流れていて、動物が簡単には行き来できないことから、島ごとに独特の進化を遂げたのです。
©UNESCO/Evergreen
海に潜って海藻を食べる体長1.8ｍにもなるウミイグアナ、陸に棲むリクイグアナ、溶岩地帯にいるヨウガンイグアナのほか、サボテンのトゲを使って木の中の虫を採るフィンチ（finch:ヒワの仲間）などがいます。観光客の増加で環境が悪くなり、2007年に危険遺産に指定されました。そこで、日本の協力でバルトラ島空港に太陽光発電設備などを整備して、生態系の保護が進んでいます。
■ガラパゴス諸島へのアクセス
難易度：★★★★☆（行くならツアーがおすすめ）
空路2時間15分
キト(Quito)近郊のマリスカル・スクレ国際空港(Mariscal Sucre Intl.)から、サンタ・クルス島のとなりにあるバルトラ島(Isla Baltra)のシーモア空港(Seymour)へアクセスします。アビアンカ・エクアドル(Avianca Ecuador)で、$475です。
©UNESCO/Evergreen
ガラパゴス諸島の情報をGET！
ガラパゴス諸島の情報は下記でチェックしましょう。
エクアドル観光局 Ecuador Tourist Beauro
- Av. Gran Colombia and Briceño Quito – Ecuador
- 3-999-333
- 9:00～12:30・14:00～18:00
- 土･日曜、祝日
■ガラパゴス諸島へ固有種に会いに行くツアー
ヨットツアー付き ガラパゴス諸島3泊4日観光ツアー＜バルトラ空港発着＞
©UNESCO/M & G Therin Weise
送迎・宿泊・観光がセットになっている、ガラパゴス諸島を満喫できるツアーです。サンタ・クルス島から周辺の島へ観光する1日ヨットツアーも付いています。
ヨットツアー付き ガラパゴス諸島3泊4日観光ツアー＜バルトラ空港発着＞
- 料金：US$1007（ガラパゴス国立公園入園料US$100／トランジットコントロールカード手数料US$20／ホテル/空港送迎料$75が別途必要）／問合せ：ベルトラ
GALAPAGOS 5 DIAS 4 NOCHES CON ISABELA(イザベラ島の4泊5日)
©UNESCO/Evergreen
4泊5日で、サンタクルス島とイサベラ島を巡ります。また、溶岩トンネル、カメ湾（ウミガメ保護地区）、チャールズ･ダーウィン研究所、ガラパゴス国立公園などを訪ねます。
GALAPAGOS 5 DIAS 4 NOCHES CON ISABELA(イザベラ島の4泊5日)
- 53013284（エクアドル）
- 料金:$1010～（別途ガラパゴス･トランジットカード$20／イサベラ島入島料$$2／ガラパゴス国立公園入園料$100が必要）／催行会社: GALAPAGOS BEST／日本語:NG(英語)
ガラパゴス諸島／Galápagos Islands
- Galápagos Ecuador
- ※名称は、データ部分のみユネスコ日本サイトの表記に合わせています
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キト - 観光
ユネスコ世界遺産に登録された最初の街として知られるエクアドルの首都キト。赤道直下にありながらも、標高2千メートル以上の高地にあるため、涼しくて過ごしやすく、観光客にも人気の都市のひとつになっています。キトの市街地は、新市街と旧市街に分けられ、聖堂や修道院などの古い街並みの残る旧市街が「キトの市街」という登録名で、1978年にユネスコ世界文化遺産に指定されました。ほかにも独立広場をはじめとする有名な観光スポットはまだまだあります。どれも徒歩圏内にあるので、短い時間の中でも十分に観光することができます。特に独立広場周辺のライトアップは必見です。キトに行くなら、絶対訪れるべき定番観光地を5つ紹介します。
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