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【ロンドン】ヒースロー空港を迷わず利用するために! 便利情報まとめ

ロンドンの玄関口であるヒースローは、国際空港としては世界で2番目に利用者の多い大規模な空港です。ロンドン市内へのアクセスのみならず、イギリス国内やヨーロッパ各地への乗り換えなど、世界中の人に幅広く利用されています。 ヒースローは常に混み合っている上にターミナルの数が多く、一部迷いやすい箇所もあるので注意が必要です。事前に利用するターミナルを把握しておいたり、空港からの移動方法などを決めておいたりすると当日に焦らずに済みます。 今回は、ヒースロー空港を迷わずに利用するための基本情報から、快適に使うためのヒント、アクセス情報まで徹底的に解説します。初心者の方もリピーターの方も、ぜひ参考にしてください。

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更新日: 2024年4月30日

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ヒースロー空港の基本情報

ヒースロー空港(LHR)はロンドンの中心から西へ約30kmの位置にあります。ちなみにロンドンには他にガトウィック・ルートン・シティ・スタンステッドという4つの空港がありますが、ヒースローがハブ空港です。

Sunset at Heathrow on Christmas

ターミナルは1〜5までありますが、1969年にオープンしたターミナル1は、旅客機の大型化に対応できないとして2015年に閉鎖されました。反面、2008年にオープンしたターミナル5は2012〜2016年まで毎年「世界のベストターミナル」に選ばれるなど、その最新の設備や利用しやすさ、清潔さなどが高い評価を受けています。

T5

滑走路は2本あり、さらに追加されることが計画されています。しかし、周辺住民からの根強い反対がある上、ブレグジットの影響も懸念されるなど、2017年現在まだ完成には時間がかかりそうです。

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全ターミナル共通の便利情報

【Wifi・インターネット情報】

最初に紹介するヒースロー空港の情報は「Wifi・インターネット情報」。全ターミナルで無料Wifiを完備しています。空港内で端末を使うと、Heathrow Wi-Fi ネットワークの画面が現れますので、利用したい人は登録しましょう。さらに無料のコンピューターデスクも各ターミナルにあり、こちらはマップで’Internet facility’と表示されています。またどのターミナルでもセキュリティ後にスマホやPCをチャージできるポイントを備えています(イギリスの電源アダプター、またはUSBケーブルが必要です)。

【SIMカード情報】

次に紹介するヒースロー空港の情報は「SIMカード情報」。イギリス国内で使えるSIMカードや携帯電話を購入するなら、ヒースロー空港には’Sim Local’という専門店がある他、’WeKnowLondon’でも扱っています。ちなみにWeKnowLondonは個人予約のタクシー、ホテルの予約やチケット手配もしてくれます。
Sim Local  ターミナル2、3、5の到着エリア(入国手続後)にあります。すべて06:00〜 22:00の営業です。
WeKnowLondon  ターミナル2、3、4、5の到着エリア(入国手続後)です。営業時間はそれそれですが、23時と真夜中までオープンしています。

【有料ラウンジ】

3番目に紹介するヒースロー空港の情報は「有料ラウンジ」。各ターミナルの有料ラウンジには、マッサージなどが受けられるスパやシャワー設備が付いています。さらに、乗り換えの人のみ宿泊できるNo1 Lounges Bedroomsもターミナル3にあります(3時間以上からの利用)。下記の事前予約サイトに日にちと時間、ターミナル、利用人数を入れると費用を自動計算してくれるので、参考にしてください。

ヒースロー空港ラウンジ予約(価格チェック)サイト

No.1 Traveller London Heathrow Lounge

【リピーター限定のスピード入国方法】

4番目に紹介するヒースロー空港の情報は「リピーター限定のスピード入国方法」。2年間で4回以上訪れるなら、レジスター・トラベラー(Registered Traveller)として登録しておくと、入国審査の列に並ぶことなくE-パスポート・ゲートを通ってスムーズに入国できます。ただし18歳以上のみで、登録には初年£70、翌年から£50必要とややハードルが高めですが、入国の際の時間を減らしたい方は下記のウェブサイト(英語)をご参照ください。

イギリス政府サイトー Registered Traveller

BRITAIN-EU/IMMIGRATION

【その他】
・ターミナル2・3間は徒歩で移動できますが、4・5は無料の電車を利用して移動します。
・到着後に入国審査、荷物受け取り、税関を通過して外にでるまでの時間の目安は40分です。ただし、混雑具合や税関で申告する物品がある場合など、状況によって変わります。
・到着後、外に出るまで比較的長く歩きます。歩くのが大変な人はターミナル内を走っている電動のカートに乗せてもらうことも可能です。年配の人などには、向こうから「乗りますか?」など声をかけてくれることもあるので、気軽に利用しましょう。また、空港内には随所に黄色いサインの Special-assistance エリアがあるので、そこでアシスタントを頼むこともできます。

日本からの便が発着するターミナルは?

5番目に紹介するヒースロー空港の情報は「日本からの便が発着するターミナルは?」。現在、日本から直行便を運行している航空会社は日本航空(JAL)、全日空(ANA)、ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)の3社です。そのため、到着するターミナルは航空会社によって2、3、5のどれかになります。そこで、この3つのターミナルの利用方法を紹介します。なお、乗り継ぎする人は’Flight Connections'のサインに従ってください。

G-ZBJB at Heathrow

ターミナル別・利用ガイド〜ターミナル2(T2)

6番目に紹介するヒースロー空港の情報は「ターミナル別・利用ガイド〜ターミナル2(T2)」。東京・羽田発着のANAを利用する際のターミナルがこちらです。古いターミナルを改装し、2014年に「The Queen's Terminal」として再オープンしたため非常に綺麗で快適に利用できます。

■到着時
’Arrivals’または’Exit/Baggage reclaim’のサインに従って進み、地下連絡通路を通り抜けると入国審査があるので、Non-EU Passport、またはUK・EU以外のサインの方に並んで審査を受けます(EUパスポート/UKビザ保持者以外)。この際、ファースト・ビジネスクラス利用者やマイレージ会員のグレードによってはFast Track(ファスト・トラック)を利用できます。その後すぐに荷物受け取り、税関(申告する物がない時は緑のゲートで、通常は通過するだけです)を通って外へ出ます。ロンドンへの電車(ヒースロー・エクスプレス)の乗り場は階下になります。

ヒースロー空港ついた。いつもと違うターミナルっぽい。

■出国時
チェックインはレベル5で、免税カウンターは入り口からチェックインカウンターを抜けて左手奥です。ANAなら搭乗ゲートは出国手続き後800mのB(T2B)になり、徒歩で20分ほどかかるため、時間に余裕を持って移動しましょう。

■免税ショップ案内
免税店はセキュリティを抜けた後にキャス・キッドソンやおもちゃ屋のHamleysなど、比較的カジュアルな店舗が並んでいます。高級ショップは1階下のレベル4で、バーバリーやポール・スミス、ボッテガ・ヴェネタなどが揃います。

ターミナル別・利用ガイド〜ターミナル3(T3)

JALの他、中東やパキスタンの航空会社も利用しているターミナルです。このターミナルに限ったことではありませんが、近年、中東関係の乗客にはセキュリティ・チェックが特に厳しくなっています。そのため、セキュリティを通る際、前の人のチェックが異常に長くて待たされるという事態を避けるため、できれば日本人などが多い列を選んで並ぶのがおすすめです。

■到着時
こちらも入国審査の際、ファーストクラスなどの利用者はファスト・トラックを利用できます。入国審査を通過すると両端にエスカレーターがあるので、1階下へおりて荷物を受け取りましょう。税関を抜けてそのまままっすぐ進むと、バスやタクシー、電車の乗り口があります。

■出国時
チェックインはGround floor(日本の1階にあたる)で、免税カウンターは出国審査後の左手奥にあります。こちらも搭乗ゲートのほとんどは出国手続き後、約800m先にあり、移動時間の目安は20分程度です。

■免税ショップ案内
レベル1の免税ショップは特に豪華なラインナップで、シャネルやグッチ、ルイ・ヴィトン、エルメス、ティファニーなど世界のハイブランドがずらりと並んでいます。もちろん、イギリスの高級ブランド、バーバリーやポール・スミス、お土産に人気のハロッズもあります。

Heathrow T3

ターミナル別・利用ガイド〜ターミナル5(T5)

7番目に紹介するヒースロー空港の情報は「ターミナル別・利用ガイド〜ターミナル5(T5)」。ブリティッシュ・エアウェイズがメインで使っているのがこちらのターミナルです。まだ新しさがあり、広々と開放感のある作りになっています。

■到着時
国際便はB・Cターミナルに到着するため、入国審査を受けるメインのAターミナルまで、乗り継ぎ用トレインを利用します。とは言え、普通にArrivalsの表示を辿っていけば自然に乗れるので心配ありません。入国審査・税関を抜けると右手に電車や地下鉄、正面を出るとタクシー・バス乗り場になっています。

■出国時
こちらもまずはAターミナルで出国手続きを済ませ、B・Cターミナルに移動します。所要時間は約20分です。

■免税ショップ案内
メインの免税ショップはAターミナルにあるので、ブランド物などを買いたい人はこちらで買い物を済ませておきましょう(B・Cターミナルにもお土産売り場はあります)。こちらのブランドショップにはシャネル、グッチ、プラダ、エルメスなどが揃い、イギリス土産に人気のフォートナム・メイソンのショップもあります。

T5

ロンドン市内への行き方

ヒースロー・エクスプレス

9番目に紹介するヒースロー空港の情報は「ヒースロー・エクスプレス」。最も簡単でスピーディな方法がこちらで、ロンドン市内のパディントン(Paddington)駅までわずか15〜20分しかかかりません。各ターミナルに駅があり、出口から直結しているので便利です。ちなみに、こちらの各駅停車ヴァージョンがヒースロー・コネクトですが、途中駅で降りる必要がないならエクスプレスの方が良いでしょう。
切符は片道£25、往復£37で、買い方は以下の3通りです。

1駅の窓口・券売機での購入
2電車の中でコンダクターから購入(デビット・クレジットカードのみ)
3オンラインでの事前購入(メールでeチケットが送られてくるので、プリントアウトしておく)

ヒースロー・エクスプレス(英語)

Heathrow Express

パディントン駅にはこの子もいます

地下鉄(Underground、Tube)

10番目に紹介するヒースロー空港の情報は「地下鉄(Underground、Tube)」。地下鉄のPicadilly(ピカデリー)ラインも利用できます。多少時間はかかりますが、美術館・博物館が多いサウス・ケンジントンや、ハロッズがあるナイツブリッジなど観光の目玉スポットへ一本で行くこともできます。路線沿いのホテルに宿泊する際にも便利です。

Tubeの時刻表検索は こちら

Heathrow Terminals 1,2, 3

レンタカーを借りる場合

11番目に紹介するヒースロー空港の情報は「レンタカーを借りる」。イギリス国内を周遊する際に便利なのがレンタカーです。各ターミナルにレンタカー会社があり、その場で国際免許証を見せれば借りられます。事前予約もできますが、必ずしも予約した車種になるとは限りません。

ちなみに、ターミナルの中では5がロンドンの環状高速道(M25)から最も近く、ターミナル2・3に比べると空港周りの運転が簡単です。現地でレンタカーを借りる人は、ターミナル5で手続きすることを考慮してみてください。

ヒースロー空港・レンタカー事前予約サイト

周辺道路・駐車場案内

これが一番楽!空港⇔市内の移動はこれで解決

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ヒースロー空港周辺のホテル情報

ソフィテル・ロンドン・ヒースロー

12番目に紹介するヒースロー空港のホテル情報は「ソフィテル・ロンドン・ヒースロー」。ターミナル5から屋根付きの歩道でつながっている5つ星ホテルです。ジムやスパもあるので、長時間のフライトの疲れを癒やしたり、帰国前にゆっくりしたりするのに向いています。また、全室Wifi使用可能でミーティングルームもあり、ビジネス利用もできます。

ホテル ソフィテル ロンドン ヒースロー

イギリス / ロンドン / ロンドン・ヒースロー空港 (LHR) 周辺 - ホテル

4.5
[ホテル詳細情報]
イングランドウエスト ドレートンTerminal 5London Heathrow Airport [ホテル住所]
チェックイン: 15:00/チェックアウト: 12:00/部屋数: 605

https://prf.hn

ホテル・ホッパ(Hotel Hoppa)を利用する

13番目に紹介するヒースロー空港のホテル情報は「ホテル・ホッパ(Hotel Hoppa)」。ナショナル・エクスプレスというバス会社は、空港周辺のホテルへの有料シャトルバスサービスを実施しています。各ターミナルのすぐ外に横付けしてくれるうえ、手頃な価格で泊まれるTravelodgeやHoliday Inn Expressから、ラグジュアリー系のシェラトンまで多数のホテルと契約しているので、こちらを元にホテルを選ぶのもおすすめです。

【料金】
大人1人£4.50(オンライン価格)、またはドライバーから直接購入で£5
大人1人につき15歳以下の子供1人無料

Hotel Hoppa時刻表&行き先ホテル

national express Hotel Hoppa

FJ13EBD - National Express

【まとめ】ヒースロー空港の利用は計画的に

基本的にモダンで近代的なヒースロー空港ですが、一部に昔からの施設も残っていたり、分かりにくい部分もあったりします。しかし、事前に準備をしておけば安心です。それでも困った時は、気軽に係員や飛行機会社の職員に聞きましょう。世界有数の観光地の空港ですから、皆、ネイティブでない英語にも慣れています。せっかくですから、インターナショナルな雰囲気もぜひ楽しんでください。

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パディントン - 駅

ロンドン中心部に位置するパディントン駅は、鉄道と地下鉄が交差する主要駅の一つです。ヒースロー空港から直通の特急が通っているため、観光客も多く集まっています。ロンドン観光の際の基点にする人も多いでしょう。 周辺にはハイドパークやリージェンツ運河、さらにメリルボーンと観光地も集まっています。ここから地下鉄でロンドン市内を巡ることもでき、また、電車でイギリスの西へ向かうことも可能です。ロンドンからブリストルやコーンウォール、ウェールズへ移動する際にも使えます。 そこで今回は、ロンドンに初めて行く人でも迷わないよう、駅の利用方法や乗り換え情報をまとめました。また、リピーターの人でも知っていると便利な周辺情報を紹介します。もちろん、クマのパディントンの情報もあるので、ファンの人はぜひ参考にしてください。

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キングズ・クロス / セント・パンクラス駅周辺 - 駅

ロンドンのキングスクロス駅には、多数の地下鉄のラインと鉄道が交差しています。こちらを起点にロンドン中を回れるだけでなく、スコットランドなどイギリス北部へも行くことができます。さらに、双子のような存在であるセント・パンクラス駅からはイギリス中央部の他、ユーロスターでヨーロッパ大陸へも行けるという、重要なハブ駅のひとつです。 また、近年「ハリー・ポッター」の舞台としても世界中に知られるようになりました。作中に登場するプラットフォームを一目見ようと、連日多くの観光客が集まっています。電車を利用する前に立ち寄ってみても良いですし、ゆっくり駅を訪れて、一緒に周辺の観光をするのもおすすめです。 駅の建築そのものにも特徴があり、一度見たら忘れられません。今回は、そんなユニークなキングスクロス駅の便利情報をまとめました。切符を買う場所や各種サービス、乗り換え情報もありますので、ぜひ参考にしてください。

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