【兵庫】格好の釣りスポット！淡路島のおすすめ釣りスポットや釣れる魚を徹底調査

瀬戸内海最大の島である兵庫県淡路島。大阪湾・播磨灘・紀伊水道の3つの海に面しており、島近くには多種多様な魚介類が集まります。それに加え、3つの海の接点は急潮な海峡筋になっており、明石ダコや由良のハモ、鳴門ダイなど全国クラスの有名ブランド魚が水揚げされます。そんな淡路島はまさに海釣り好きの聖地。温暖な気候で年中釣りを楽しむことができます。
今回は淡路島のおすすめの釣りポイントと淡路島で釣れる魚をご紹介。多くの魚が集まる淡路島には釣りスポットも多く点在しているので、お気に入りの釣りスポットを見つけてみてください。

淡路島はいったいどこにあるの？

淡路島は兵庫県の南側にある瀬戸内海で最も大きな島です。一年を通して温暖な気候で、別名「花の島」と呼ばれています。神戸市と淡路島を結ぶ橋長3,911mの明石海峡大橋は世界最大の吊り橋として有名。この明石海峡大橋の開通により淡路島へアクセスがしやすくなり、一年を通して県外からも多くの釣り人が淡路島へ訪れるようになりました。

おすすめの釣り場ポイント1:翼港

大きく沖に出た港である翼港。潮あたりが良いのに加え、明石海峡が近いことから潮の流れも速いことが特徴です。駐車場を利用する場合は1台500円。釣りをする人は清掃協力金として1人500円払う必要があります。その他エサや仕掛けの購入も可能。アジ・イワシ・チヌ・グレ・ハマチ・メジロ・タチウオ・サヨリ・シイラなどがよく釣れます。

おすすめの釣り場ポイント2:佐野新島～塩田新島

埋立地が続く沖合に面した釣りスポットです。埋立地の外側にはテトラ帯が続き、テトラに乗って釣りをする人が多く見られます。佐野新島の北側先端にある白灯付近のテトラは乗りやすいのでおすすめ。塩田新島の北波止および南波止の先端付近にはテトラが入ってないので釣りがしやすいです。一帯を通してチヌ・グレ・ハマチ・タチウオ・アオリイカなどが釣れます。

おすすめの釣り場ポイント3:洲本港

洲本港は赤提灯と白提灯が主要な釣りスポットとなっており、特に河口側の赤提灯が人気。赤提灯の手前に3台ほど駐車可能な駐車スペースとトイレがある小さな公園があります。洲本港ではアジ・キス・メッキ・メバル・カレイ・スズキ・タチウオ・クロダイ・アオリイカなどが釣れます。青物やコブダイといった大物も釣れるという情報があります。

おすすめの釣り場ポイント4:丸山海釣り公園

小さい島の外側に設置された桟橋で釣りができる丸山海釣り公園。有料の海釣り公園となっており、大人1日1,000円、小人1日500円で利用できます。エサの販売や釣り竿の貸し出しも行なっており、気軽に釣りができるのでファミリーにもおすすめ。釣れる魚はアジ・チヌ・グレ・メバル・アオリイカの他、青物やコブダイなどの大物も狙えます。

おすすめの釣り場ポイント5:うずしおメガフロート

最も深いところで水深30m以上にもなる巨大な浮体式の海釣り公園であるうずしおメガフロート。釣り具や仕掛けのレンタルを利用でき、エサの販売も行っているため、家族での利用もおすすめです。利用料金は大人1日2,100円、小人1日1,050円。投げ釣りやルアー・だんごの使用は禁止なので注意しましょう。アジ・イワシ・マダイ・ヒラメ・ハマチなどが狙えます。

おすすめの釣り場ポイント6:吹上浜

吹上浜は淡路島南部にあるシォアジギングが人気の釣り場です。釣り場が海水浴場のような砂浜になっており、とても広いのが魅力的。潮の流れが早く、潮通しが良いため青物も狙えるスポットです。ルアー釣りでハマチ・ヒラメ・メジロ・マゴチが釣れる他、投げ釣りでキスやカレイ、夜になるとチヌ・スズキ・マダイを釣ることができます。

おすすめの釣り場ポイント7:炬口漁港

無料の駐車場とトイレに加え芝生の広場も備えられたファミリーフィッシングにおすすめの炬口漁港。広い港内にはいくつかポイントがあり、その中でもメインのポイントとなるのは大波止付近です。テトラが入ってなく、座ってじっくり釣ることができるので人気。炬口漁港ではアジ・キス・チヌ・カレイ・イワシ・タチウオ・アオリイカなどが狙えます。

淡路島で釣れる魚1:太刀魚

秋の風物詩である太刀魚。揚げ物が人気ですが、新鮮な太刀魚は刺身で食べるのもおすすめです。一般的に秋の魚として知られていますが、淡路島では早い年で5月頃から釣れる人気の魚です。毎年7〜8月頃に安定して釣れるようになり、8月半ば以降から11月までが安定して釣れる時期。太刀魚は広範囲で狙える魚ですが、洲本川河口側や塩田新島で比較的よく釣れます。

淡路島で釣れる魚2:メバル

メバルは沿岸の岩礁域を中心に生息しており、1年を通して釣ることができる魚です。淡路島では、洲本港白灯台や赤灯台付近でよく釣りあげられます。その他にも、佐野新島は釣れる数は少ないものの大型のメバルを狙える好スポット。メバルは成長スピードが遅いため、サイズが小さいものや捕りすぎた場合はリリースしましょう。

淡路島で釣れる魚3:チヌ

チヌはいわゆるクロダイの愛称。比較的浅い場所を好む魚ですが、生息域は広く内湾の河口など汽水域にも見られます。平均全長は30～40cmですが、大きいものだと70cm前後にもなり、ゲーム性のある引きの強さで釣り人にも人気。淡路島の広い範囲に生息しており、翼港や佐野新島、丸山海釣り公園、吹上浜、炬口漁港などで多く釣りあげられます。

淡路島で釣れる魚4:アオリイカ

淡路島内では市によってアオリイカのリリース規定が設定されています。基本的にアオリイカの産卵期となる7～9月に加え、胴長15cm以下のものはリリースをすることが呼びかけられています。淡路島でのおすすめポイントは翼港の水道付近や洲本港の赤灯台付近。アオリイカは水温が低くなると移動するため、寒い冬場は釣れません。

淡路島で釣れる魚5:キス

キスは4～12月の比較的長い期間釣れる魚です。夏場は砂浜からでも釣ることができ、初心者にも釣りやすいです。大型のキスを狙うなら5、6月がおすすめ。数も安定しているので割と簡単に釣れます。淡路島で多く釣りあげられるスポットは、洲本港の白灯台付近や炬口漁港、吹上浜。洲本港や炬口漁港では近投でも狙うことができるので初心者におすすめのスポットです。

淡路島で釣れる魚6:ウナギ

今や土用の丑の日には欠かせないウナギ。ウナギのシーズンは5～10月頃となっており、大きな河川の河口から中流域に多く生息しています。淡路島でうなぎを狙うなら洲本川や三原川がおすすめ。下流よりセキ周辺など少し上流のあたりを狙うとよいでしょう。エサはミミズが多く使われますが、投げ釣りで使われる青虫でも釣れます。

淡路島で釣れる魚7:カレイ

淡路島では主にマコガレイとイシガレイの2種類のカレイを釣ることができ、時期によって釣れるスポットが異なります。洲本港周辺や吹上浜がおすすめ。洲本港では堤防からの近投でも狙えるので、初心者でも釣りやすいポイントです。船の往来が多く、竿が持って行かれやすい潮通しの良い防波堤の先端部などは釣れにくいので注意しましょう。

まとめ

多種多様な魚が集まる淡路島は、釣り好きなら一度は訪れたい魅力的なスポット。島内には釣り具店も多く、釣りが盛んであることがうかがえます。初心者やファミリーフィッシングにもおすすめのスポットも多く、場所によっては釣り具やエサも用意されているので、気軽に釣りを楽しむこともできる淡路島。旅行などで訪れた際にはぜひ、釣りを楽しんでみてください。

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