【沖縄】沖縄最大の川「浦内川」とは？アクティビティも楽しめる！

浦内川ってどんなところ？

浦内川は、沖縄県にある西表島を流れる県下で最も長い川です。島の中央にある桑木山を源流とし、北西方面に流れており、淡水・汽水・海水が混ざり合う環境から多彩な植物の生態をみることができます。川の多くは西表石垣国立公園に含まれているので、豊かな自然を見ながら過ごせる遊覧船や、自然を満喫できるトラッキングツアーなど人気です。

浦内川で出来る体験その1:ジャングルクルーズ

ジャングルクルーズは、年齢制限もなく、安心・安全に浦内川で体験できる人気アクティビティのひとつです。亜熱帯を思わせるジャングルのなかは、歩いていけない場所がほとんど。ですが、クルーズ船であれば体験したことのない冒険ができるのが魅力です。所要時間はおよそ1時間、下流・上流と余すところなく楽しめるようになっています。

浦内川で出来る体験その2:トレッキング

西表島の亜熱帯の森を直接歩くことができるのが、トレッキング体験です。山道や滝のある道を進み、間近に西表島の生き物や自然に触れることができる魅力的なコースとなっています。途中には整備された展望台もあり、見どころがたくさん。ガイドが案内し、安全な道を誘導してくれるので、トレッキング初心者でも安心して参加できます。

浦内川で出来る体験その3:カヌー

浦内川では宇多良川やマリユドゥの滝をカヌーで進む体験もできます。初心者向けにレクチャーも行われ、シャワー室完備なので汚れてしまっても安心です。近代化文化遺産の宇多良炭坑にも立ち寄れ、遊覧船よりも自然を近くに感じることができます。西表島の歴史的背景を感じつつ、体全部を使った思い出に残る体験ができますよ。

浦内川で出来る体験その4:マングローブ体験（探検）

浦内川河口付近に広がるマングローブを探検できるアクティビティもあります。マングローブは満潮時には水に浮かぶ森として、干潮時には生き物たちが行き交う場所として、汽水域ならではの不思議な生態を楽しめるのが特徴です。カヌーで探検するのはもちろん、干潟に上陸してみたり、支流で水遊びしてみたりと多彩な楽しみ方ができます。

浦内川で出来る体験その5:サガリバナツアー

サガリバナツアーとは、浦内川上流で咲く「サガリバナ」を見にいくアクティビティ。この花は1日のうちでも夜にしか咲かず、夜間以外では早朝しかその姿を見ることができません。ツアーでは早朝の川をカヌーで進み、サガリバナのトンネルをくぐれる体験ができます。花々の神秘的な美しさを楽しめるのはもちろん、朝霧のなかを進むカヌー体験もここでしかできない貴重なアクティビティです。

■浦内川で出来る体験その6:キャニオニング

浦内川では、日本の滝100選にも選ばれているマリユドゥの滝まで、川下から川上まで歩いて進むキャニオリング体験も開催しています。一見困難な道に思えますが、途中で渓流釣りをしたり、深場に飛び込んだり、と楽しい道中を体験できるのが魅力。ランチタイム挟む行程になっています。滝に到着したら、滝壺で水遊びができるのも嬉しいポイントです。

浦内川で出来る体験その7:シュノーケリング＆カヌー

西表島の浦内川は、海にも通じている大きな川です。その川の魅力をより楽しめる、カヌーとシュノーケリングがセットになったアクティビティもあります。カヌーで宇多良川の奥深くまで探検したあとは、グラスボードで海を遊覧し、透き通った青い海のなかでシュノーケリングを体験できます。全行程は7時間と、1日かけて満喫したい人におすすめです。

浦内川へのアクセス

浦内川へは、上原港から車で14分、反対側にある大原港からは1時間ほどでアクセスできます。レンタカーでアクセスする場合、乗り入れ禁止地区があるので注意が必要です。申し込むアクティビティのツアーによっては送迎を受けることができるので、事前に問い合わせするのがベター。ツアーの開催時刻や集合場所を確認した上でアクセスするのがおすすめです。

ツアーに申し込む際は予約をしておこう

浦内川でのアクティビティは人気のツアーであり、当日では受け入れしてもらえないことも。事前の予約がおすすめです。予約方法は、公式サイトのフォームに入力するか、電話、または直接メールでの予約が可能です。なお電話の場合は8時30分～16時30分が受付時間となっています。余裕をもって問い合わせをするのをおすすめします。

西表島にはどうやっていけばよいの？

西表島へは、沖縄本島からまず石垣島へアクセスし、そこから高速船かフェリーでアクセスします。西表島には大原港と上原港のふたつの港があり、それぞれの港まで車で50分ほどかかる距離があります。目的地に合わせて航路を選ぶため、あらかじめ決めておくようにしましょう。なお、空港はないため西表島へは航路のみアクセス可能となっています。