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チェコで旅行する時の移動手段は?
チェコの首都であるプラハには、国内最大の空港である「ヴァーツラフ・ハヴェル・プラハ国際空港」があって、チェコ航空のハブ空港として国内にある多くの空港とつながっています。この空港はプラハの最も西側に位置していて、市内中心部にはバスや鉄道(地下鉄・トラム)などでアクセスすることができます。地下鉄はプラハのみで運営されています。プラハ・ブルノ・リベレツなどいくつかの都市にはトラムが敷設されています。高速道路や自動車専用道路も国全体に張り巡らされていて、車での移動がスムーズに行えるようになっています。
気を付けたい!チェコの治安事情について
チェコはヨーロッパの中でも比較的治安の良い国として知られています。国ごとに判定される世界平和度指数や安全指数などでも、チェコは日本と同じく世界でもトップレベルにランクされています。ただし、犯罪指数に関しては日本よりも少し高めの結果がでています。具体的には車上荒らし・ドラッグ・窃盗などの被害が多く報告されています。そして、観光客はスリには十分に注意しておくべきです。人の多い場所では特に用心が必要です。ちなみに外務省の海外安全ホームページでは、2019年9月時点で特に危険情報は発令されていません。
相場はどのくらい?チェコの物価事情
チェコでは、コルナが通貨として使用されています。2019年9月時点で、1コルナは4.6円で取引されています。チェコはEUに加盟しているので、場所によってはユーロを使用することも可能です。チェコの物価は一般に安く設定されていて、日本の物価の半額ほどです。チェコではドイツやフランスなどのEU諸国の製品が安価で入手することができます。電車やタクシーなどの交通手段などもとても低額です。そしてビールの安さには定評があって、500mlが150円ほどで楽しめます。ミネラルウォーターより安いとさえ言われています。ちなみにチップは、サービスに満足した場合にだけ、料金の10%ほどの金額を支払うことが相場になっています。
ブルノ・シュピルベルク城周辺でおすすめの観光スポットを紹介!
■シュピルベルク城
チェコの都市ブルノの旧市街の丘にあるのが、シュピルベルク城です。ゴシック様式で13世紀に建設され、時を経るごとにバロック様式の堅固な城塞へとなっていきました。
当初は王室の居城でしたが、17世紀~20世紀に牢獄として使われており、オーストリアハンガリー帝国時代は反ハプスブルクの貴族や政治犯、第二次世界大戦中はチェコ人がナチスにより収容されていたという、暗い歴史を持つ場所です。
シュピルベルク城は見学が可能で、ヨーロッパでもっとも恐ろしい牢獄の様子が見られます。また丘の上にあるシュピルベルク城からは、ブルノの美しい街並みや、モラヴィアの大草原を見渡せるビュースポットとしても人気です。
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■聖ペトロと聖パウロ大聖堂
チェコの都市ブルノの中心部、ペトロフ丘の上にあるのが、聖ペトロと聖パウロ大聖堂です。鉄道のブルノ駅より徒歩約8分。
モラヴィア南部ではもっとも有名な建築物の1つで、10コルナコインに描かれています。そもそもはロマネスク様式でしたが、14世紀にはゴシック様式へ、20世紀初頭には印象的な高さ84mのネオゴシック様式の尖塔が加わり、現在の姿となっています。
内部はバロック様式となっており、天井が高く開放的。祭壇後ろの、美しく光り輝くステンドグラスは必見です。さらに尖塔に上ることができ、ブルノの美しい街並みを一望できます。
聖ペトロと聖パウロ大聖堂
チェコ / ブルノ
- Petrov 9, 602 00 Brno 2, Czech Republic
- +420 543 235 031
- 月~金 8:15-18:30 / 日 7:00-18:30
■トゥーゲントハット邸
チェコの都市ブルノの近郊、閑静な住宅街の傾斜地にあるのが、トゥーゲントハット邸です。2001年に世界遺産に登録されています。
フリッツ・トゥーゲントハットの依頼により、20世紀を代表するモダニズム建築家のミース・ファン・デル・ローエが、1928年~1930年に建設。近代建築の五原則の1つ「自由な平面」を用いられており、部屋を仕切る壁がない機能的な平面空間が広がっていることが特徴。
洗練された豪華な空間が広がっており、邸内の家具は全てこの邸宅のためにデザインされており、なかでもリビングのブルーノチェアは有名。1992年には、チェコとスロバキアの分離独立の調印式が行われています。
■ブルノ旧市庁舎
チェコの都市ブルノの旧市街、青物市場の北側にあるのが、ブルノ旧市庁舎です。
ブルノ旧市庁舎は、有名な建築家アントン・ピルグラムにより、ゴシック様式で建築されました。入り口にある小塔のうちの中央の1本の先端が曲がっており、これはゴシック様式の遊び心とも、アントン・ピルグラムが十分な報酬をもらえなかったがために、行ったともいわれています。
入口の通路につるされた「ブルノ・ドラゴン」として親しまれているワニ、館内の美しいステンドグラスやフレスコ画などが見られます。観光シーズンの夏には高さ63mの塔に上ることもでき、ブルノの美しい街並みは必見。また、観光案内所もあり便利です。
■ブルノ技術博物館
チェコの都市ブルノのブルノ駅よりトラム12番で約12分、技術博物館駅を降りてすぐのところにあるのが、ブルノ技術博物館です。
ブルノ技術博物館はその名の通り、さまざまなジャンルの技術を紹介する博物館。17の常設展示とテクニカルゲームルームで紹介しており、大人から子どもまで楽しめることが魅力です。
展示物のなかには、シュコダやトラバントなどのレトロカー、もっとも古いカメラや顕微鏡、アナログコンピューターや第三世代のコンピューター、石器時代から現代までのナイフといった工芸品など、ありとあらゆる技術に関するものが見られます。
ブルノ技術博物館
チェコ / ブルノ
- Purkyňova 2950/105, 612 00 Brno-Královo Pole, Czech Republic
- +420 541 421 411
- 火~金 9:00-17:00 / 土・日 10:00-18:00
- 月曜
■聖ヤコブ教会の納骨堂
チェコの都市ブルノの旧市街、自由広場の近くの聖ヤコブ教会の横にあるのが、聖ヤコブ教会の納骨堂です。
聖ヤコブ教会の納骨堂は、ヨーロッパで2番目に大きい納骨堂で、2001年に発見されました。2009年から一般公開されており、入り口から地下へと入っていくと、壁には隙間なくぎっしりと人骨が埋め込まれています。
聖ヤコブ教会の納骨堂には、5万人以上が埋葬されているといわれており、考古学調査の結果、13世紀~16世紀に生きていた人たちで、30年戦争やスウェーデン軍に包囲された時の犠牲者、疫病のコレラやペストに倒れた人たちの骨ということが分かっています。