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【フランス】シャルトル大聖堂の見どころを紹介!フランスの歴史と美を体感しよう

シャルトル大聖堂はフランスのシャルトルという街にある聖堂で、聖母マリアに捧げる聖堂として11世紀に建設されました。1194年に起きた火災によって大部分が焼失しますが、26年の年月をかけて再建され1220年に完成しました。その後フランス革命や戦争などの危機を乗り越え、現在では国内外の人々が訪れる観光地となっています。現在のシャルトル大聖堂は全長が130mあり、上空から見ると十字架の形をしています。数多くのステンドグラスや彫刻が施されていることでも有名で、特にステンドグラスは唯一無二の美しさを誇ると称されています。フランス・ゴシック建築の代表格ともいわれ、1979年には世界遺産に登録されました。 シャルトル大聖堂の拝観料は無料です。英語・フランス語・イタリア語などのオーディオガイドがあり、有料でレンタルすることができます。個人での見学も可能ですが、初心者の方は大聖堂や周辺市街地の観光、近郊レストランでの食事が楽しめる現地ツアーに参加するのもおすすめです。ツアーによっては日本語でのガイドやホテルまでの送迎も行っていますのでぜひチェックしてみてください。

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更新日: 2024年5月11日

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シャルトル大聖堂の見どころ

シャルトル大聖堂には、建物の外観から内装にいたるまで様々な見どころがあります。ここでは、その中でも特にフォーカスしたい4つの見どころについて紹介します。

火災を経て誕生した二つの建築様式

シャルトル大聖堂でまず注目したいのは100mを超える2本の尖塔です。2本の塔は建築様式が異なり、正面に向かって右の塔はロマネスク様式、左の塔はゴシック様式で建てられています。建築様式が異なるのは1194に起きた火災で左側にある塔が焼失したため。新しい塔は再建時に流行したゴシック様式で建て直されました。尖塔のほかにも2つの建築様式が混在している箇所があり、聖堂の造りを通じてフランスの歴史や流行の変化を垣間見ることができます。

壮大で鮮やかなステンドグラス

シャルトル大聖堂屈指の見どころは聖堂内を彩る170枚以上のステンドグラス。11~13世紀頃に作られたものが多く、戦火や災禍を逃れてきた歴史があります。ひときわ目を惹くのがファサードに施されたバラ窓で、「聖母マリアの生涯」や「最後の審判」が描かれた作品は目を見張るほどの迫力と美しさです。ステンドグラスの色彩で特に印象的なのが深みのある青色で、「シャルトルブルー」とも評され多くの人を魅了しました。また、聖書の名場面が描かれたステンドグラスが多く、文字が読めない人々に聖書の内容を伝える役割も担っていたようです。

聖母マリアがまとった「サンクタ・カミシア」

シャルトル大聖堂は聖母マリアに深い縁のある聖堂としても知られています。特に有名なのが聖堂内に安置されている「サンクタ・カミシア」。サンクタ・カミシアは聖母マリアがイエスを身ごもった際に着ていた衣服で、1194年に起きた火事の焼失を奇跡的に免れたことで大聖堂の名を一躍有名にしたと伝えられています。サンクタ・カミシアはステンドグラスにも登場しており、「美しき絵ガラスの聖母」という名のステンドグラスにはサンクタ・カミシアを着た聖母が描かれています。

聖書の物語をつむぐ彫刻たち

シャルトル大聖堂では、外壁や内壁を埋め尽くすように施された彫刻も見どころです。ステンドグラス同様に聖書の物語を表現した彫刻が多く、人々に聖書の教えを伝える役目を担っていたことがうかがえます。聖書だけでなく、12星座を表した彫刻やユニークな形の彫刻もあります。なお、これらの彫刻もロマネスク様式とゴシック様式が混在しているとか。二つの様式の違いを探すのもシャルトル大聖堂見学の楽しみといえるでしょう。

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シャルトル大聖堂のおすすめイベント

シャルトル大聖堂のおすすめイベントは、4月から10月に開催されるプロジェクションマッピングショーです。「光のシャルトル」とも呼ばれるこのイベントでは、大聖堂の外壁に色とりどりのイルミネーションアートが施され昼間の厳粛な雰囲気とは一味違った風景を楽しむことができます。大聖堂だけでなく、周辺モニュメントなどのライトアップも見どころです。

シャルトル大聖堂の所要時間

シャルトル大聖堂観光の所要時間は2時間程度です。カメラやビデオの持ち込みも可能とされていますが、他の観光客に迷惑をかけないようマナーを守って撮影しましょう。なお、ミサ中は入場制限がかかるためご注意ください。

シャルトル大聖堂へのアクセスについて

シャルトル大聖堂の最寄り駅は、パリのモンパルナス駅から鉄道で1時間程度のところにある「シャルトル駅」です。シャルトル駅からは徒歩10分程度で到着します。駅から見える大聖堂の塔の先端を目印に向かいましょう。パリとの距離が85km程度と比較的近いため、パリからの日帰り旅行先としても最適です。

シャルトル大聖堂の開館時間

シャルトル大聖堂の開館時間は8時30分から19時30分まで。7月・8月の火曜・金曜・日曜は22時まで開館しています。ミサの時間は曜日によって異なりますので、公式サイトで最新の情報を確認して訪問しましょう。

シャルトル大聖堂公式サイト:http://www.cathedrale-chartres.org/

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シャルトル大聖堂と合わせて行きたい観光スポット4選

シャルトル大聖堂の周辺には、歴史ある街並みやユニークな観光スポットが点在しています。ここでは、シャルトル大聖堂と合わせて訪れたい観光スポットについて4つ紹介します。

趣のある街並みを散策できる「シャルトル旧市街」

シャルトル旧市街はシャルトル大聖堂の裏手にある街です。石畳で造られた道路や16世紀頃に建てられた木組みの家などがあり、フランスの歴史や中世の雰囲気を楽しみながら散策することができます。おしゃれなカフェやギフトショップを訪れるのもおすすめ。坂道が多いため歩きやすい靴で散策してくださいね。

陶器やガラスの破片でできた「ピカシエットの家」

ピカシエットの家とは、陶器やガラスの破片で外壁や家具を装飾した家のこと。ある墓守の男性が約30年もの歳月をかけて作り上げたユニークな家で、モザイク状に彩られた家屋やテーブル、椅子などを鑑賞することができます。身近なアイテムを再利用して生まれた、独特の芸術空間を堪能してみてくださいね。

ピカシエットの家

フランス / シャルトル

20 rue du Repos, 28000, Chartres, France
+33 2 37 90 45 80
10:00-12:00、14:00-17:00
火、日午前。11月~3月休

古き良き文化を伝える「国際ステンドグラスセンター」

国際ステンドグラスセンターは、ステンドグラスの保存や修復、技能の普及などを目的に展覧会や研修などの活動を行っている施設です。センター内では注目アーティストの作品やシャルトル大聖堂のステンドグラスの写真、ステンドグラスを用いた現代アート作品など多岐にわたる展示を見学することができます。かつて貯蔵庫であった建物を利用しているため、中世の雰囲気を味わえるという魅力もあります。

国際ステンドグラスセンター

フランス / シャルトル

5 rue du Cardinal Pie, 28000, Chartres, France
+33 2 37 21 65 72
月 - 金 9:30 - 12:30 13:30 - 18:00 土 10:00 - 12:30 14:30 - 18:00

アーティストたちが過ごした街「モンパルナス」

モンパルナスはシャルトル駅とパリを経由する駅がある街。かつてシャガールやモディリアーニといった芸術家が過ごした街としても有名です。主な観光スポットは「モンパルナス美術館」やパリの街並みを一望できる「モンパルナスタワー」など。サルトルなど著名人が眠る「モンパルナス墓地」や、ピカソなどが通ったカフェ「ラ・ロトンド」に足を運ぶのもおすすめです。

モンパルナス美術館

フランス / パリ / モンパルナス

21 Avenue du Maine, 75015

モンパルナス墓地

フランス / パリ / モンパルナス

EDGAR QUINET PARIS

モンパルナス・タワー

フランス / パリ / モンパルナス

La Tour Montparnasse 29 Rue de l'Arrivée, 75015 Paris
夏期(4/1~9/30) 09:30~23:30/冬期(10/1~3/31) 09:30~22:30 ※冬期の金・土曜・祝祭日前日は23:00まで
なし
http://www.tourmontparnasse56.com/

シャルトルのおすすめお土産

シャルトル大聖堂観光でおすすめのお土産は、シャルトル銘菓として知られる「メンチコフ」です。ショコラをメレンゲでコーティングしたスイーツで、雫やそら豆のようなかわいらしい形をしています。シャルトルのショコラトリーやパティスリーで購入でき、お店によってはチョコレートやクッキーとのセットも販売されているようです。

シャルトル大聖堂を観光するならオプショナルツアーがおすすめ

シャルトル大聖堂をより楽しみたいなら、ライトアップなどが楽しめるオプショナルツアーがおすすめです。期間限定で開催されるプロジェクションマッピング鑑賞ツアーでは、イルミネーションで彩られた夜のシャルトル大聖堂が堪能できます。パリ市内の宿泊ホテルへの送迎が含まれているため、初心者の方や夜間の移動が心配という方でも安心して観光できるでしょう。

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【フランス】フランスの歴史と美を体感しよう!シャルトル大聖堂の見どころを紹介

シャルトル - 文化遺産,寺院・教会

シャルトル大聖堂はフランスのシャルトルという街にある聖堂で、聖母マリアに捧げる聖堂として11世紀に建設されました。1194年に起きた火災によって大部分が焼失しますが、26年の年月をかけて再建され1220年に完成しました。その後フランス革命や戦争などの危機を乗り越え、現在では国内外の人々が訪れる観光地となっています。現在のシャルトル大聖堂は全長が130mあり、上空から見ると十字架の形をしています。数多くのステンドグラスや彫刻が施されていることでも有名で、特にステンドグラスは唯一無二の美しさを誇ると称されています。フランス・ゴシック建築の代表格ともいわれ、1979年には世界遺産に登録されました。

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【フランス】シャルトルでおすすめ観光スポット6選!情報はこちらから

シャルトル - 観光名所

シャルトルは、パリから列車を利用して約1時間でアクセスすることができる街で、世界遺産に登録されている大聖堂がある人気の観光地です。大聖堂の見学はもちろんのこと、中世の街並みが残るウール川沿いをゆっくりと散歩するのもおすすめ。 また、グルメにおいてもさまざまな名物があり、特に世界無形遺産のジビエの肉のパテをパイで包んだ「パテ・ド・シャルトル」は必ず味わっておきたい逸品です。スイーツも豊富で、日本でおなじみのマカロンなどはお土産にも最適。 今回は、そんなシャルトルでおすすめの観光スポットを紹介します。

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【フランス】シャルトル大聖堂周辺でおすすめの観光スポット8選!楽しい旅の計画を立てよう

シャルトル - 文化遺産

シャルトル大聖堂は、パリから南西に約87kmのところにある都市・シャルトルにある大聖堂です。 フランス国内でも最も美しいゴシック建築の一つとして知られており、ユネスコの世界遺産にも登録されているフランスで人気の観光スポットの一つです。何といっても「シャルトルブルー」と言われるステンドグラスの美しさが評判で、モンパルナス駅から最寄り駅までは60分ほど、駅から大聖堂までは徒歩約10分と言うアクセスの良さから、パリから日帰りで訪れる観光客も多くなっています。 今回は、そんなシャルトル大聖堂周辺の見どころについて紹介します。

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フランスのおすすめ世界遺産!名所観光地一覧

フランス - 世界遺産

フランスの世界遺産の中でも人気の高いおすすめの観光スポットを紹介します。 フランスはヨーロッパのなかでも特に人気の高い国ですね。世界の食通をうならせるフランス料理やワイン、チョコレート。オシャレの発信地としてのパリも見逃せません。美術館も多く、絵画や芸術を見るために訪れる方も多くいます。かつての宮殿やお城が美術館として使われていたり、そのまま展示施設となっていたり、場所によっては宿泊もできます。 そしてそれらは、ただ美しいだけでなく「世界遺産」に登録されていることも多く見ごたえ抜群です。景観が美しい「モンサンミッシェル」をはじめ、美しい建築様式の教会や修道院、景色が美しい場所や歴史を感じられる場所が数多くあります。

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【フランス】世界遺産「レユニオン島」の観光ガイド:カラフルに彩られた山と海の高級リゾート地

その他の観光地 - 自然・景勝地 ,世界遺産

「レユニオン島(Réunion)」は、インド洋に浮かぶ小さな高級リゾート地です。日本ではまだまだその知名度は低いものの、ヨーロッパではフランスを中心に、世界中のセレブ達が集まる場所として人気です。島には独特の形を持つ渓谷や絶壁、そして何より澄んだ海辺が広がっていて、小さい島ながらもたくさんの表情を持ち合わせています。気候も暖かいことから、まさに楽園と言うに相応しい島でしょう。自然はどれも手つかずの状態で残っているので、ここでしか見られない種類のカメレオンやウミガメ、サンゴ礁や色とりどりの花々が見られ、カラフルな光景を魅せつけてくれます。 レユニオン島は火山によってできたという歴史も持っていて、ここにある2つの火山と鋭い3つの圏谷が2010年に「レユニオン島の尖峰群、圏谷群および絶壁群」として世界遺産に登録されました。日本からは少しアクセスが大変ですが、だからこそ行きたいこの穴場スポットの魅力をお伝えします。

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【パリ】ルーブル美術館の楽しみ方のコツ・便利情報まとめ

1区 (ルーブル - シャトレ) - 美術館

セーヌ川のほとりに建つルーブル美術館は、パリで最も人気の高い観光スポットです。モナ・リザなど誰でも知っている有名な作品が多数展示されているため、アートに興味のない人でも楽しめます。 アート好きな人なら数日通っても飽きないほどの膨大な収蔵量を誇りま、美術品だけでなく、考古学的に価値のある遺物も収蔵されており、ヨーロッパを超えてエジプトやオリエンタルなど幅広い文化に触れることができます。 元は宮殿だけあって華やかな建物も魅力的ですが、非常に広いので、お目当ての作品を観るためには見学の前にしっかり計画を立てましょう。こちらの記事ではルーブル美術館の人気の展示物や、見学の際の便利情報、お得なチケット情報をまとめたので、ぜひ来館前の参考にしてください。

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【世界遺産】アミアン大聖堂、フランス屈指のゴシック建築の傑作

アミアン - 文化遺産

アミアン大聖堂は、フランスの北部ピカルディ地方のアミアンという都市にあります。この町は「北の小さなヴェネツィア(ベニチア)」と称されるほどの美しい運河の町です。 1981年、ユネスコの文化遺産に登録された「アミアン大聖堂」は、町でひときわ大きな存在感を示しています。「アミアンのノートルダム」とも呼ばれ、フランス最大の大きさを誇るこの大聖堂の規模は、パリのノートルダムの約2倍です。 中世以来、織物業などで繁栄してきた町の豊かさを象徴してきました。パリから電車で1時間ほど、日帰りで行けるおすすめの町です。

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【フランス】超定番の観光名所をご紹介!確実に訪れたいおすすめスポット一覧

フランス - 観光名所

ヨーロッパの中でも観光客に人気が高いフランス。世界遺産の数は世界でも第4位を誇り、花の都パリはもちろんのこと、モン・サン・ミシェル、ヴェルサイユ宮殿など、一度は訪れてみたい名所が数多くあります。ルーブル美術館やオルセー美術館など、著名な美術作品を間近で見学できるのも、歴史ある芸術大国ならではです。誰もが認める美食の国でもあり、正統派フランス料理をはじめ、各地の郷土料理やワイン、スイーツなど、グルメ三昧も楽しみのひとつ。あまりに魅力があり過ぎて、どう旅行を組み立てればいいのか分からないという方も多いと思います。そこで、フランス観光で超定番のおすすめ観光名所を紹介します。

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