【中国】麗江で宿泊したいおすすめ格安ホテル１０選

中国雲南省の西北部に位置し、玉龍雪山の麓に広がる自然が美しい麗江（レイコウ/リージャン）。少数民族ナシ族の王都として栄えた麗江古城がある人気観光地です。歴史を感じる街並みが今も残っていて、思わず写真に撮りたくなるフォトジェニックな観光スポットが数多くあります。そんな麗江を満喫できる宿泊施設は、麗江の街並みに溶け込んだ重厚感あるホテルから、格安で利用できるホステルなど、バリエーションも豊富です。そこで、時期や人数で異なりますが、一泊3000円以下で利用可能なおすすめの格安ホテルを厳選して紹介します。麗江の素晴らしさを、五感でたっぷり楽しんでくださいね。

麗江のホテル事情

麗江の主要宿泊エリア

玉龍雪山の麓に1泊70,000円以上の高級リゾートホテル「アマンダヤン」がありますが、麗江の宿泊施設はほとんどが1泊5,000円以下の低コストなところばかり。旅行者同士が交流できるゲストハウスも多く、女性専用ドミトリーを有するゲストハウスも点在します。4つ星ホテルでも正規料金で3,000円台〜4,000円台で泊まれ、全体的にリーズナブルな印象。

麗江へのアクセス

国の西端に位置し、チベットに近い街の麗江は、日本では一般的にあまり馴染みがないものの、中国国内で人気の観光スポット。日本からの直行便はなく、乗り継ぎが必要。本数は少ないですが、上海から麗江までの直行便があります。本数が多いのは昆明からで、毎日10本以上の便が出発。最寄りの麗江三義空港から麗江古城などの観光地までは、主にバスで移動します。

麗江の主要観光地

「千と千尋の神隠し」の舞台となったとの話もある麗江古城。瓦屋根が印象的でたいへん美しい古都で、麗江に訪れた観光客が目指すのはここです。若い女性を中心に人気がある旧市街は、迷路のような石畳・流れる水路と路地が特徴的で、フォトジェニックなレトロ感にあふれるエリア。夜には0時頃までライトアップされ、異国情緒をたっぷり味わえます。

麗江の名物・グルメ

麗江古城の中心部にある四方街には屋台や食堂などが所狭しとひしめき合い、雲南料理や麗江の名物料理を堪能できます。麗江料理とは少数民族ナシ族の料理で、代表的なものに燻製スペアリブの鍋料理・麗江ババ(揚げパイ、惣菜風のものとスイーツ風のものがある)・麗江気鍋鶏(鶏肉の土鍋スープ)・氷粉涼宵(果実とバラのスイーツ)・ナシ族風焼き肉などがあります。

麗江観光の注意点

地元の人の人柄が素朴な麗江は中国の中でも治安の良い街だといわれています。市街地は夜も明るく、人も多いので、特に問題はないといえます。とはいえ、あくまで外国に旅行するわけですから、過度な油断は禁物でしょう。暗闇の中の女性一人での外出は避ける、貴重品を人目につくように持たないなど、当たり前のことに気をつける心構えが大切かと思われます。

麗江観光で知っておきたい物価事情

国内外から観光客が多く訪れるメジャーな観光地・麗江は、物価の安い中国の中では物価が高いことで知られます。全体的に観光地価格であるため、外食での予算を抑えたい方は屋台を利用するなど工夫されるのがおすすめです。また、記事中でも紹介しているように格安の宿泊施設が多いので、工夫次第でコストを抑えることもできるでしょう。

麗江で宿泊したいおすすめ格安ホテルを紹介

■Lijiang Cherry Inn（麗江 チェリー イン）

最初におすすめする麗江で宿泊したい格安ホテルは「Lijiang Cherry Inn（麗江 チェリー イン）」。麗江の観光に便利な地として人気がある、市内へのアクセスが便利な福慧（フーフイ）に建つホテルです。重厚な瓦屋根が中国らしさを感じさせます。スタッフは中国語（北京語・広東語）と英語にも対応。バルコニー付きのツインやファミリールーム、清潔感があって広々としたアパートメントマウンテンビューなど、客室のバリエーションも豊富です。ボールプールなど子ども用の遊び場も完備されているので、家族旅行での利用にもぴったりです。

■Lijiang Xieyiju Hostel（リージャン シエイージュ ホステル）

次に紹介する麗江で宿泊したい格安ホテルは「Lijiang Xieyiju Hostel（リージャン シエイージュ ホステル）」。金安路から少し入ったところにある、客室数6室のこじんまりとしたホステルです。花柄や華やかな色をアクセントにした、遊び心が感じられるインテリアや内装がかわいらしい客室は、女子旅にぴったりです。客室はツインやダブル、ファミリールームとそろっていて、ファミリールームには専用バスルームもついています。南門橋や官門口などの観光スポットへも徒歩で行けるので、ゆっくり街を回ることができます。