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この記事を書いたのは
トラベルブック編集部 正田
- 東南アジアは4回目、マレーシアは今回が初めて!「多様性の国」のさまざまなスポットを、見て感じてレポートします。
マレーシア航空搭乗記!
マレーシア航空とは?
マレーシアを代表する航空会社であるマレーシア航空。毎日4万人もの旅行者を送迎する国営航空会社です。日本航空やアメリカン航空などとともにワンワールド・アライアンスに加盟しており、クアラルンプール国際空港を拠点に170以上の地域、1,000以上の都市へ就航しています。
客室乗務員の制服はサロン・ケバヤという伝統衣装。搭乗したときからマレーシアの伝統や文化、料理などを感じられる雰囲気づくりがなされていました。
マレーシア航空MH71便の機内の様子
座席クラスは3種類
ビジネススイートは、マレーシア航空の最上級クラス。優先搭乗カウンターがあり、特製料理を事前注文可能です。また、世界各地の専用ゴールデン・ラウンジが利用できたり、一部路線では限定のアメニティキットが利用できます。
ビジネスクラスも優先搭乗カウンターや専用ゴールデン・ラウンジが利用可能です。さらにビジネスフレックスを選択すれば、無制限の日付の変更や次回購入時の割引など多くの優先特典が受けられるようになります。
エコノミークラスでもたくさんの映画や音楽が楽しめ、特別食の相談ができたり、有料で座席が選べたりとサービスが充実。エコノミーフレックスを選ぶことにより、ビジネスフレックスに近いサービスが受けられます。
機内安全ビデオに注目の機内モニター
機内モニターでは、新着、受賞、マレーシア作品、国際映画、子供向け、テレビ番組などの映像作品のほか、ミュージックや朗読アルバムなどのオーディオオンデマンド、マレーシア音楽のサウンドトラックなどが楽しめます。
特筆すべきは、機内安全ビデオ。鮮やかな制服の客室乗務員の皆さんや愉快な乗客たちが歌い踊りながら、飛行機の安全な乗り方について教えてくれます。軽快でつい引き込まれてしまったので、ぜひ注目してください。
嬉しい無料Wi-Fi
2023年11月から、マレーシア航空のほぼすべての機体でWi-Fiが利用できるようになりました。機内モードのまま接続でき、利用料は無料です。
到着前に片付けてしまいたい仕事や、家族や大切な人とのやり取りが空の上でもできるのは嬉しいですね。
乗り心地も気持ちもフワリ
記事のための写真を撮り終えて席へ向かおうとした時、客室乗務員の方が笑顔と聞き取りやすい英語で話しかけてくれ、思わずこちらもにっこり。マレーシアの温かい雰囲気を早くも感じたように思いました。
座席はしっくりくる座り心地で、自前のネックピローはなくても充分という印象。ブランケットを掛けてクッションを抱っこするだけで、巣作りは完璧です。USBポートと、マレーシアの規格のBFタイプが挿さるコンセントがあったので、電子機器の充電にも困りませんでした。
デザートまでペロリの機内食
22:30発と遅い時間の便でしたが、就寝体制になる前に機内食の提供がありました。チキン&ポテトもしくは魚&ご飯から選べたので、私はチキンを選択。ジューシーなソースがチキンによく合い、ポテトは塩味が絶妙でおいしかったです。
到着は早朝だったので軽食の提供。鮭おにぎりとチョコをいただきましたが、サンドイッチも用意されていました。
「シェフ・オン・コール」という事前予約の特別メニューがあったり、医療や宗教面での食事制限がある人への対応もあり安心です。
マレーシアのおもてなしの精神「マレーシアン・ホスピタリティ」
マレーシア航空では「Malaysian Hospitality Begins With Us(マレーシアン・ホスピタリティは私たちからはじまる。)」を掲げ、マレーシアを代表してその習慣や伝統から生まれる思いやりの精神を表現しています。利用客は機内に足を踏み入れた時からマレーシアのおもてなしを受けることができるのです。
日本航空搭乗記!
日本航空とは?
日本を代表する航空会社のひとつ。2024年2月には国際線就航70周年を迎えました。SKYTRAXで世界最高品質「5スター」に7年連続で認定されるなど世界最高のサービスを提供しています。
ワンワールド・アライアンスの一員として日本と世界を結び、「高品質・フルサービス」を追求。グループで66の国と地域、384の空港に乗り入れています(※2024年3月31日現在)。
日本航空JL724便の機内の様子
広さを確保した座席
ビジネスクラスは1-2-1の配列で、座席も通路もゆったり。シートは完全フルフラットになるため、海外への長時間フライトも快適に過ごせます。機内食は事前予約ができ、和食、フレンチ、アメリカンなどのメインメニューが用意されています。
エコノミークラスは、座席が新しくなり足元のスペースや横幅が広く快適に。SKYTRAX社による2023年の「ワールド・エアライン・アワード」では、「ワールド・ベスト・エコノミークラス」賞を受賞しました。
モニターで動画を見ながらの体操もおすすめ
映画やドラマ、バラエティ、アニメなどの映像作品のほか、J-POP、K-POP、ワールドヒットなどのオーディオ作品、コントローラーで遊べるゲームなどが用意されています。モニターの横にはUSBポートも設置。
私が興味を引かれたのは、快適な空の旅のために用意された「インフライト体操」。席でも可能な体をほぐせる体操が動画で紹介されており、少しの時間と空間で体への負担が減るのでぜひ試してほしいコンテンツです。
日本語が嬉しい機内誌、機内販売
座席には日本航空の機内誌『SKYWARD』と機内販売のカタログ『JALSHOP』が用意されています。機内誌には世界や日本の都市、グルメの紹介、エッセイなどが掲載されており、次の旅先探しにもぴったり。機内販売では日本航空限定のアクセサリーやバッグ、お酒などが掲載されており、機内で購入することができます。
帰路に嬉しい日本の雰囲気
深夜便に乗り込んだ際、聞こえてくるのがほぼ日本語の挨拶で、早くもほっと帰り着いた気分に。行きは行き先の航空会社、帰りは日本の……と選ぶのもいいかもしれないと思った瞬間でした。
座席の乗り心地も行きのマレーシア航空同様快適だったので、手持ちのネックピローは不使用。室内の温度も丁度よく、ブランケットすら不要なくらいでした。
トイレに立った際には、客室乗務員さんが使用している人がいないか確認のうえ、笑顔でドアを開けてくれたのが印象的でした。
ほっとする温かい機内食
離陸後しばらくして提供されたのは、チキンとチーズのサンドイッチ、あられとドリンク。小腹を満たして睡眠をとったり映画を見たりして過ごした後、機内食が提供されたのは着陸前の明け方。ソーセージやポテトのメイン料理とハム、ヨーグルトとフルーツが提供されました。食べごたえもあり、後味もさっぱりとおいしく大満足でした。個人的には食器がプラスチックではなくシルバーだったのが嬉しかったです。
アレルギーや宗教的な理由がある人向けには事前予約できる特別食があり、安心して楽しく料理をいただけます。
マレーシア航空と日本航空の共同事業
マレーシア航空と日本航空は2020年7月から、日本とマレーシアを結ぶ路線において共同事業を行っています。成田と関空からクアラルンプール、成田からコタキナバルへの直行便をはじめ、日本国内、マレーシア国内への乗り継ぎや、北米への接続にも対応しています。
また、相互にマイルを貯めること、使うことができるのも嬉しいポイントです。
マレーシア航空
日本航空
デジタルアライバルカードについてお知らせ
2024年1月1日より、マレーシアに入国する旅客はデジタルアライバルカード(電子入国カード)の事前登録が必要になりました。
概要や登録方法など、詳細はマレーシア政府観光局公式サイトの
デジタルアライバルカード導入のお知らせ
を確認してください。
まとめ
同じワンワールド・アライアンスの一員で、共同事業を行っているマレーシア航空と日本航空。機内の雰囲気はそれぞれの国を反映していて異なる雰囲気でしたが、温かいおもてなしの心は共通でした。
今回のように往復ともに深夜発・早朝着を利用すれば、仕事帰りに出発することもできるうえ旅行先での時間をたっぷり有効に使うことができます。マレーシアへの旅行を考えている方はぜひマレーシア航空や日本航空での旅を検討してみてください。
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