日本のおふくろの味の代表格である「おでん」は、地域ごとに具材や味付けが異なるバリエーション豊かな料理です。江戸時代に、豆腐を串に刺して料理した「田楽」がその由来といわれており、「御」をつけて「御田(おでん)」として、庶民に親しまれてきました。あっさり風味の関西風おでんに対し、濃口しょうゆの甘辛い関東風と、大きく分けらますが、黒い汁の静岡おでん、八丁味噌味の名古屋おでん、豚足入りの沖縄おでんなど、さまざまなスタイルがある奥深い料理です。ご飯のおかずとしてだけでなく、酒の肴としても楽しめるおでんは、東京都内でも名店が数多くあります。そこで、絶品のおでん料理が味わえる東京でおすすめのお店を紹介します。
目次
なお当サイトではユーザーのみなさまに無料コンテンツを提供する目的で、オンライン旅行代理店やレストラン予約サイトが提供するアフィリエイト・プログラムに参加し、サービス等の紹介を通じた手数料の支払いを受けています。掲載の順番はサービス等の提供会社により支払われる報酬も考慮されている場合があります。
■汁べゑ 下北沢店
はじめに紹介する東京都内のおでんは「汁べゑ(しるべえ):下北沢」。小田急線・井の頭線の下北沢駅より徒歩3分、掘りごたつスタイルでくつろげる隠れ居酒屋です。看板メニューの「真っ黒大根おでん盛」は、特大の大根に、とろ~り半熟たまご、柔らかはんぺんなど、創業以来の深い味わいが人気です。目の前で豪快に炙って仕上げるシメサバは、五感で楽しめる名物料理として注文必須のひと品。オープンキッチンを囲むカウンター席もあり、カップルにもファミリー利用にもおすすめです。
広告
■かま田:新橋
続いておすすめの東京都内のおでんは「かま田:新橋」。上質素材のおでんが味わえる雰囲気のよい割烹です。若い店主がこだわる透き通ったダシでおでんダネをていねいに煮込んでいます。おでんだけでなく、天然生本まぐろをはじめとした新鮮な魚介料理や、日本酒、ワインなど、ドリンクのメニューも豊富にそろっています。サラリーマンの街、新橋ならではのリーズナブルな価格設定も人気の秘密です。おでんダシをかけたとうふごはんは、〆には欠かせない名物料理です。
新橋 かま田
- 東京都港区新橋2-11-5
- 03-3502-5133
- 17:00~23:30
- 日曜・祝日
- 新橋駅徒歩3分
■尾張家(おわりや):神田
3番目におすすめする東京都内のおでんは「尾張家(おわりや):神田」。神田の路地裏に佇む老舗の人気おでん店。おでん鍋を囲むカウンター席がある1階のほか、掘りごたつ式の2階和室もあり、いずれも予約必須です。長年継ぎ足しているダシは、カツオ、昆布、煮干しを使い、神田や日本橋の専門店から厳選したおでんダネをじっくり煮込んでいます。とろとろ食感の手作りロールキャベツは、肉汁があふれる人気の一品。毎朝、築地から仕入れる新鮮刺身盛りもおすすめです。
尾張家(おわりや)
- 東京都千代田区鍛冶町1-6-4
- 03-3251-4320
- [月~金]17:00~22:00
- 土曜・日曜・祝日
広告