【北海道】旭川で食べたいおすすめラーメン２５選：人気常連のお店一覧

更新日: 2024年4月27日

「旭川ラーメン」は北海道旭川市周辺で食べられるご当地ラーメンです。豚骨などの動物系と魚介の両方からだしをとったWスープが特徴で、旭川では65%ものラーメン店がこのWスープを採用しています。また、寒い北海道でも最後まで熱々で食べられるようにと表面にラードをトッピングしてあるのも特徴。香ばしさが出るように焦がしラードを使用したり、香味油を用いる店もあります。

「旭川ラーメン」と言っても店舗によりこだわりや歴史が異なります。今回じゃ常連の店と、その店舗でのおすすめメニューをご紹介します。さまざまな「旭川ラーメン」を食べ比べてみてはいかがでしょうか？

この記事を監修するのは

旭川のラーメン事情

「旭川ラーメン」という名称がそのままご当地ラーメンとなっているだけあり、昔ながらの旭川ラーメンを継承する店舗が多いのは当然のこと。札幌は味噌ラーメン、函館は塩ラーメンという括りがある中、旭川ラーメンは醤油味という認識が広まっていますが、実際は醤油味だけではなく味噌ラーメンも独自の人気を得ているお店があります。
全国的に展開している「山頭火」が80年代に出店し始めてから徐々に多様なラーメンが地域に受け入れ始めたとも言われており、他のご当地ラーメンで有名な地域同様、おいしいラーメンのバリエーションは垣根を超えて広まっているようです。

旭川ラーメン、スープの特徴とは？

零下30度を超える旭川の厳しい気候状況の中で親しまれているラーメンは、スープが冷めないことが正義です。そのための工夫としてスープの表面にたっぷりとラードの蓋がされているものが多いです。
豚骨、鶏ガラ、野菜で取った動物系スープに魚介系を合わせたWスープを提供するお店が多く、醤油ダレにWスープ、その上にラード（焦がすなどして香り付けされたものもある）という三重層でラーメンフリークを喜ばせています。

旭川ラーメン、麺や具材の特徴とは？

麺は縮れた細麺〜中細麺で、加水率の低いものが多いようです。加水率を低くすることによって熱々のスープを持ち上げ、スープとのバランスの良さを実感させてくれます。具材に関してはラーメンの定番であるチャーシュー、ネギ、メンマがもともとの主流だったようですが最近は「ホルモン」や「豚トロ」などをトッピングするお店も出てきている模様です。

旭川ラーメン独特の文化とは？

旭川ラーメンのお店には、トッピングに野菜をふんだんに使った「野菜ラーメン」を提供する店舗が多いという特徴があります。たっぷりの熱々ラードに野菜が乗る事でスープに野菜の旨味が混ざり合う堪らないメニューです。また「かけラーメン」も用意しているお店が多くあり、素材の良さとバランスに自信を持っている一杯であることが伺えますよね。

今回はそんな旭川ラーメンの魅力を堪能するに相応しいお店を集めました。

ラーメンのカロリーってどれくらい？

ラーメンのカロリーを気にする人は非常に多いですよね。でも食べる時間やラーメンの種類を考えれば、大好きなラーメンを極力我慢せずに食べられるのでは？と思いそれぞれのラーメンのカロリー目安を一覧にしました。
カロリーはトッピングなどのないスタンダードなラーメンのおおよその目安で算出しています。店舗や各ラーメンによってカロリーは変わるので、ご参考までにどうぞ。

ちなみにつけ麺の場合は、麺の量がラーメンより多いので、その分カロリーは上振れします。下の表の約1.3倍くらいを目安にするとよいでしょう。麺だけのカロリーはおおよそ100gで150kcalくらい。大盛りにしていく場合はそれで計算していくことをおすすめします。

※トラベルブック調べ

旭川ラーメンの人気店を紹介！

■らーめんや天金（てんきん） 四条店

旭川のラーメンの最初におすすめしたいのは「らーめんや天金（てんきん） 四条店」。JR旭川駅から徒歩約7分のところにある老舗店で、豚骨をベースにしたコクのあるスープが特徴です。麺は加水率低めの縮れ麺でスープによく絡み、何度食べても飽きがこない味わいになっています。ラードを入れ表面に油膜を作ることで熱を逃がさないようにし、最後まで熱々のラーメンを味わえるように工夫しています。チャーシューは味がよく染みていて歯ごたえがあります。

■旭川らぅめん青葉 本店

次に紹介する旭川のラーメンは「旭川らぅめん青葉 本店」。JR旭川駅から徒歩圏内にある、旭川ラーメンの草分けとして初代が屋台から始めた伝統的な有名店です。豚骨、鶏ガラ、利尻昆布、鰹節、煮干し、野菜の出汁をベースに、醤油の香りがするスープが食欲をそそります。中細縮れ麺がスープによく絡み、大きな歯ごたえあるチャーシューは食べ応え抜群です。9時半開店なので朝ラーメンも楽しめます。