【福島】会津の郷土料理に心もからだも満たされる♪ いちおしの名店５選

更新日: 2023年11月25日

東北地方、福島県・会津は盆地なので、夏は暑く、冬は寒いエリアとなります。当時、城下町として栄えていましたが、四方を山に囲まれた盆地のため、その昔は交通の便が悪く、海の幸がなかなか手に入りませんでした。

そんな土地柄のため、保存に適した乾物や、山の幸をふんだんに使った郷土料理、「棒鱈煮」、「ニシンの山椒漬け」、「こづゆ」、「わっぱめし」、「しんごうろう」が親しまれてきました。昔ながらの知恵から生まれた、心温まるおいしいご馳走を頂けるお食事処を4軒と、現代の新しい郷土料理「ソースかつ丼」のおすすめのお店を紹介します。

■鶯宿亭 飯寺店

はじめに紹介する会津の郷土料理店は「鶯宿亭 飯寺店」。街中に存在しながらして、ひっそりと佇んでいる隠れ家のようなお店です。店内には中庭が在り、落ち着いたギャラリーのようなおしゃれな空間が出迎えてくれます。

お昼は予約なしでも頂けますが、夜は予約が必要なのでお気をつけ下さい。蕎麦はもちろんの事、さつま揚げまでもが白身を練るところから手作りです。ぜひ出来たてのさつま揚げを一度ご堪能下さい。

■会津料理 鶴井筒

2番目におすすめする会津の郷土料理店は「会津料理 鶴井筒」。明治三十年代に建てられた会津の大地主の豪邸を、今ある武家屋敷の近くへ移築・復元した、歴史ある建物のお店です。

当時の雰囲気を感じられる空間で、伝統工芸の会津本郷焼や会津塗の器に盛りつけられた、郷土料理「棒たら（真鱈の甘露煮）」、「にしんの山椒煮」、「小づゆ」などを頂く事ができます。またテレビでも紹介された事のあるお店です。

■料理旅館 田事

3番目におすすめする会津の郷土料理店は「料理旅館 田事」。米沢・下野（日光）街道の通る会津若松城下・七日町の旅籠として、古くから存在している歴史ある料理旅館です。

当時の旅人が腰を下ろした「休み石」も今なお残っています。館内には会津の民芸品や古美術品などが陳列されていて、囲炉裏を囲っての食事もたいへん好評です。歴史ある空間の中で、名物「せいろめっぱめし」を味わってみてください。