【埼玉】長瀞の「阿左美冷蔵」を紹介！天然水かき氷が人気のカフェ

更新日: 2024年4月27日

関東有数の観光地である秩父長瀞では、国の天然記念物に指定されている長瀞岩畳をはじめ、宝登山神社参拝、商店街での食べ歩き、散策などを楽しむことができます。そんな長瀞は、天然氷のかき氷が名物。商店街には「氷」の暖簾が並び、昔ながらの雰囲気が感じられます。中でも人気なのが創業1890年の老舗、「阿左美冷蔵」の天然氷かき氷です。ふわふわ食感が特徴で、頭がキーンとなりにくい天然氷のかき氷を、様々なシロップ、トッピングで楽しむことができます。ここでは、天然氷かき氷について、阿左美冷蔵のメニューの紹介、阿左美冷蔵の氷を使った「雪わりそばセット」を提供する「そば処うちだ」などを紹介しています。長瀞を訪れた際には立ち寄りたいものです。

天然水かき氷って何?特徴と普通のかき氷との違いを紹介

天然氷かき氷は、普通のかき氷と違い、口に入れても頭がキーンとくる感じがないのが特徴。天然氷は、山の湧水でゆっくり時間をかけて凍ります。対して、冷蔵庫で凍らせた通常の氷は、マイナス18度前後の低い温度で、急速に凍るため不純物も一緒に凍結してしまいます。不純物の少ない天然氷は細かく削ることができるため、ふわふわ食感でキーンとなりにくいのです。

人気かき氷店「阿佐美冷蔵」とは

人気のかき氷店「阿佐美冷蔵」は、もとは1890年創業の製氷業者でしたが、1992年に阿左美哲男がかき氷店をオープン、現在は埼玉県秩父県皆野町金崎の金崎本店と、長瀞町長瀞の宝登山道店の2店舗にて、天然氷のかき氷を販売、無添加天然シロップを使用しているのも特徴。「蔵元秘伝みつのかき氷」や「あさみのミルクスペシャル」などのかき氷を提供しています。

こだわりの天然氷と無添加の天然シロップ

阿左美冷蔵のかき氷は、宝登山で作られた天然氷を使用していることが特徴。天然氷には、山の腐葉土層を1～2ヶ月間かけ通ってろ過された伏流水を使用、ミネラル豊富な天然氷は、かすかに甘味があるのも特徴。天然氷を作るために、冬季は、湧水の源流近くの高野沢地区の麓にて氷を育てています。無添加の天然シロップを使用しているのもポイントです。

阿佐美冷蔵の店舗とアクセスについて

阿佐美冷蔵には、現在、金崎本店と宝登山道店の2店舗があります。埼玉県秩父郡皆野町にある金崎本店へアクセスするには、秩父鉄道・上長瀞駅より徒歩3分でアクセスできます。無料駐車場あり、但し、繁忙期は有料（500円）となります。秩父郡長瀞町にある宝登山道店は、秩父鉄道・長瀞駅より徒歩3分でアクセスでき、無料駐車場も利用できます。

おすすめメニュー「あさみの極みスペシャル」

阿佐美冷蔵の天然氷のかき氷は、どれもおいしいのですが、初めて食べる人には、人気の「蔵元秘伝極みスペシャル」がおすすめです。秘伝みつの他に、つぶあん、白あん、抹茶あんが付いてきます。山盛りのかき氷に、自分でシロップやトッピングを自分でかけて食べるスタイル。価格は1,500円、異なるシロップの味を一度で堪能できるこの店自慢のメニューです。

おすすめドリンク「こおりやのアイスコーヒー」

阿佐美冷蔵にはドリンクメニューもあります。マイルドコーヒーやアールグレイ紅茶などがありますが、特におすすめなのが、氷屋のアイスコーヒーです。かき氷店屋ならではの、ふわふわかき氷がグラスに乗っている目で見て楽しいアイスコーヒーです。天然氷のかき氷の上に温かいコーヒーを注いで、氷を溶かしながら飲む、面白い人気のドリンクです。価格は600円。

その他のメニュー

天然かき氷で人気の阿佐美冷蔵では、おすすめの「蔵元秘伝極みスペシャル」の他にも、看板メニューの「蔵元秘伝みつのかき氷」をはじめ、「あさみの和スペシャル 」や「あさみのミルクスペシャル」、「ロイヤルミルクティー＆ミルクココア」、「ラムレーズンミルク＆黒落花生ミルク」、季節限定メニューなどもあり、様々な味を楽しめます。

季節限定、店舗限定メニューもチェック！

阿佐美冷蔵では、定番のメニューの他に、季節限定のメニューが提供されていることもあります。例えば、「あさみの春スペシャル」は、天然氷かき氷に白桃と桜みつ、白あんが付いてきます。店舗限定メニューもあります。宝登山道店では「こおりぜんざい（白玉、桜茶付き）」を提供、あんこ好きにはたまらないオリジナルメニューです。