更新日: 2023年11月21日
今、房総半島のパンが熱い! のんびりとした農村、なだらかな山々の稜線、緑いっぱいの自然の中、ぽかぽか暖かい太陽。そんな房総に、地元の人や観光客にまで愛されるお店がたくさんあるんです。パンに愛を込め、それぞれが独自の個性を生かして頑張っています。
今年の秋に第3回目となる「房総パンフェス パンガナイト」がいすみ市で開催されました。地元のパン屋さん中心に、カフェやデリ、雑貨などのお店も出店し、パン屋さんとのコラボレーションの商品があったりと、パワー全開です。各地からパン好きが集まり、南房総では「わだのぱんまつり」という知る人ぞ知るパン好きのマーケットも行われました。いざ、あなたのお気に入りのパン屋を探しに、房総へ訪れてみてはいかがでしょうか。
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■かまどの火
房総半島のパン屋・ベーカリーの最初におすすめしたいのは「かまどの火」。千葉県鴨川市、房総半島の南のど真ん中にある小さなお店。山の中にあるので、ここを目的としない限り、通りすぎてしまいそう。もともとは家族のために作っていたパンが評判になったそうです。天然酵母はホシノ酵母や自家製の酵母をつかっていて、他の材料もオーガニックのもので、とてもシンプルです。
唯一バター仕様のクロワッサンやベーグル、レーズンなどのドライフルーツ入りのパン、ピタ、あんぱんなどなど。ご飯代わりにギュッと噛みしめて食べたい、ホッとするお母さんのパンを味わえます。金曜日、土曜日、月曜日の12時からオープンです。イベント出店でお留守の場合もあるので、連絡してから行くほうがベターです。送料込み2000円の便利なお試しセットもありますよ。
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■農家を味わう店 ポラーノ広場
2番目におすすめする房総半島のパン屋・ベーカリーは「農家を味わう店 ポラーノ広場」。房総半島の付け根、成田空港の南西に位置する、農地にぽつんと佇む古民家、ポラーノ広場。扉を開ければ、雰囲気のある店内に、天然酵母を使った全粒粉の食パン、葡萄パンにドーナツなど、たくさんの素朴な手作り商品が並びます。毎日店主である姉妹が40種類ほどのパンを焼いているそうです。
また、新鮮でおいしい自宅の畑で取れた野菜や、地元の食材、こだわりの発芽玄米などを使った体に優しい食事メニューもたくさんあります。選べるおかずセット600円、オムライス500円とお値段も懐に優しい。木の香り漂う落ち着きある店内でおいしいランチやコーヒーを飲んだあとは、パンを選ぶのに夢中になりそうですね。ランチは予約するとスムーズですよ。
農家を味わう店 ポラーノ広場
- 千葉県東金市極楽寺802
- 0475-55-9703
- 10:30〜17:00
- 月曜日・火曜日
■館山中村屋 館山駅前店
3番目におすすめする房総半島のパン屋・ベーカリーは「館山中村屋 館山駅前店」。現在、店主4代目の駅前にある老舗館山中村屋。その昔明治時代、木村屋のあんぱんが有名になり、日本のパン屋さんの始まりを築き上げた元祖としたら、当時のパン=あんぱんという風潮に新しい風を吹き込んだとも言えるパン屋の風雲児が新宿中村屋だそうです。その初代の弟子として働き、独立し千葉県の館山に店舗を構えたのが、館山中村屋です。このパン屋業界をものまね合戦とシビアな視点でみる館山中村屋。職人が焚き上げる餡子が入った「あんパン」、濃厚なクリームが入った「クリームパン」、2代目考案の「レーズンパン」はこのお店の精鋭たち。
2階のカフェスペースはレトロな雰囲気。人気の揚げたてのから揚げ・ロールパン・トマト・レタスなどの野菜がセットのチキンバスケットとコーヒーで、懐かしいモーニングを味わってみてはいかがでしょうか。守りぬかれた伝統と確かな技術は、通えば通うほどしみじみと感じられるはず。房総へ来た時の定番になる事間違いなしのお店です。
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