【長野】松本に行ったら寄りたい地粉の手打ちそばの店５選

更新日: 2024年4月28日

山岳・学問・音楽の都市「三ガク都」をキャッチフレーズにしている長野県松本市は、日本で最も古い小学校の1つである開智学校や、全国で9番目の官立旧制高等学校の誘致など、昔から教育熱心でした。また小澤征爾を始めとした一流音楽科が集うセイジオザワ・松本フェスティバルの開催や映画やドラマのロケ地誘致など、あらゆる文化も尊重しています。そんな様々な面を持つ松本市に行ったら外せないグルメと言えば、本場信州そばです。

長野県の中心的都市でもあり、既述の開智学校や松本城と言った観光地もあるうえ、その近隣には多くの蕎麦屋があります。どの店も長野県産の蕎麦粉を使って地元ならではの味を楽しめますが、今回はそのなかでも特におすすめの蕎麦屋を紹介します。

■野麦

松本の手打ちそばのお店の最初におすすめしたいのは「野麦」。松本城近くにあり、長野県産そば粉を石臼で曳いた9割蕎麦のお店です。

メニューはかけそば・ざるそばの2種類のみで、そばは細目でつゆは少し辛め、ちょっとだけ付けて蕎麦本来の味を堪能するのがおすすめの食べ方です。また日本酒は諏訪の「みやさか」で3種の付け合わせから1つが選べますが、なかでもシイタケの煮ものが人気を集めています。そして蕎麦湯は少しドロドロしたタイプです。

■そば処 吉邦（きっぽう）

続いておすすめの松本の手打ちそばのお店は「そば処 吉邦（きっぽう）」。松本城から徒歩3分、白馬産そば粉を利用した更科風の二八蕎麦です。

店内は昼はクラシック、夜はジャズが流れるおしゃれな雰囲気で、1番人気は熱い鴨汁に冷たい蕎麦を組み合わせた鴨付け蕎麦です。また女性にはそばつゆベースのドレッシングを使ったサラダ蕎麦が、冬には体の温まる鴨汁風の土鍋そばが人気になっています。さらに煮つけや刺身など旬の魚料理が隠れた人気メニューです。

■女鳥羽そば（めとばそば）

3番目におすすめする松本の手打ちそばのお店は「女鳥羽そば（めとばそば）」。1950年創業、地元の人も利用する人気店で、ざるそばが3段重なった「三重（みかさね）そば」が名物です。

これは海苔の乗った普通のざるそば・とろろそば・抹茶がかかったざるそばのセットで、とろろそばはツユにゴマとクルミを入れる変わった食べ方をします。また長野名物でもある馬刺しや、そば粉100%を水で溶いて厚く焼いた物に信州米麹味噌を塗った物も人気メニューです。