イスラエルは地中海に面した中東の国で、ユダヤ教・キリスト教・イスラム教の聖地エルサレムを有することでその宗教的な特性ゆえに幾多の利害に翻弄された歴史をたどっていますが、同時にヨーロッパを中心に、この地を目指す巡礼者はじめ観光客も多い国です。 国土の大きさは日本の四国とほぼ同じで、エルサレムの歴史的建造物はじめ、数多くの世界遺産に登録された建造物と、歴史的にも興味深いみどころが多い国です。 陸地での魅力もさることながら隣の国ヨルダンとの国境沿いにある湖「死海」は体がぷかぷか浮かぶことで世界中から注目され、塩分濃度30%でリラクゼーション効果もあるとされる特殊な湖です。その周辺は高級リゾート地としてリゾートホテルや高級レストランが立ち並んでいます。
イスラエル東部にある都市。ユダヤ教、イスラム教、キリスト教の世界三大宗教の聖地であり、さまざまな聖書の物語の舞台になっています。文化や歴史深い街として多くの観光客や多くの巡礼者や信者が訪れます。 城壁で囲まれた旧市街は、石畳と狭い路地、まるで迷路のように道が入り組んでいます。4地区に分かれる旧市街はそれぞれの宗教における重要な歴史的建造物が多く、旧市街を取り囲む城壁には8つの城門があります。「エルサレムの旧市街とその城壁群」は世界遺産に登録されています。一方、新市街は近代的な街が広がっておりトラムという路面電車など交通も便利です。
テルアビブは人口約44万人のイスラエル第二の都市。イスラエルの西側、地中海側に面しています。テルアビブとはヘブライ語で「春の丘」という意味。旧約聖書にその名が登場するほどの町ですが、イスラエルの中でも宗教色が薄く、国際的なビルやホテルが建ち並ぶ近代都市。そのため「中東のヨーロッパ」と称されることもあります。 見どころは、4000年以上の歴史を持つヤッファ旧市街やイスラエル最大と言われるテルアビブ美術館、食べ歩きが楽しいカルメル・マーケット、テルアビブ・ビーチなど。またハ・メディナ広場周辺は「テルアビブのホワイト・シティ、近代化運動」として世界遺産にも登録されています。 名物グルメは町中に屋台がある、ひよこ豆のペーストにスパイスを効かせて揚げたファラフェル。屋台によって味が違うのも魅力です。
イスラエル北部の地中海に面しレバノンとの国境近くにある街、アッコ。歴史はとても古く、書物に地名が記録されたのは約紀元前19世紀のエジプトまで遡り、ギリシア神話では、英雄ヘラクレスが傷を癒した場所とされています。イスラエル独立後も人口の大よそ3分の1を占めており、中東とヨーロッパの中間地点に位置するため、交易の拠点として栄えました。街中は、くねくね曲がり細い石畳の路地が特徴的で昔のままの歴史ある姿を見られます。またアッコ旧市街は2001年に世界遺産リストに登録されたばかりで、オスマン帝国時代の建造物が残されていたりもするため1日ゆっくりと観光するのにはおすすめです。地中海リゾート地と言われているテルアビブからは電車を使って片道1時間半ほどで行けるので日帰りでも気軽に訪れられることができます。
東側はワジアラバ、西側がシナイ半島の砂漠に隣接しており総面積は13,000km²あるイスラエルの南部に位置する都市、ネゲヴ。北部のベエルシェバは人口約20万人も住んでいる最大の都市となっており、また南部ではリゾート都市のエイラートがある他、アラブ語で遊牧生活を表すベドウィンの町があります。世界遺産に登録されている「ネゲヴ砂漠の香の道と都市群」は紀元前2世紀頃まで遡ると言われており、代々そこに暮らしていたナバテア人が没薬や乳香などの香料の交易を中心として栄えた都市です。現在では、エイラートやペトラからは、ネゲヴの都市群を結んだ交易路が確認されており、盛んに交易があったことを示唆する遺跡を見られます。「マイルストーン」や「宿屋」も保存されているので見どころ満載の観光スポットが点在しています。
エルサレム - ツアー・旅行
イスラエルは宗教が色濃い国です。最大都市エルサレムは、イスラム教とユダヤ教、キリスト教の3つの宗教の聖地になっている地域です。同じ場所に3つの宗教の聖地があるというのはとても不思議な感覚で、街を散策してみれば、宗教と人々の生活が深く結びついていることを実感出来る光景があちこちに見られます。 観光地のいたるところに聖書があり、祈りをささげる大勢の人たちを目にすることができます。観光客にとっても、石畳の旧市街地やホロコースト記念館など、歴史感じる見どころがたくさんあります。エルサレムを訪れたら必ず訪れておくべき、定番の観光地を紹介します。
テルアビブ - ホテル
イスラエルの人口第2位の都市であるテルアビブ。ヘブライ語で「春の丘」を意味し、20世紀初頭まで荒廃した砂丘地にすぎない場所でしたが、現在は、世界中からスタートアップ企業が集まり、24時間眠らないエネルギーに満ち溢れた街へと成長しました。地中海リゾート地にして、イスラエル経済・文化を牽引する国際都市であり、宗教色も薄く、観光地としても人気があります。美しいビーチや美術館などもあり、日本からもたくさんの観光客がバカンスを楽しむために訪れています。そんなテルアビブには、たくさんの宿泊施設があり、旅をより素敵なものへと導いてくれます。自分の好みの雰囲気のホテルで、より充実した旅行を楽しみたいものですね。今回は、テルアビブでおすすめのホテルを紹介します。
アッコ - 世界遺産
2001年に登録された世界遺産「アッコ旧市街」イスラエル北部、西ガリラヤ地方に存在する湾岸都市です。青く透き通った海と、歴史を感じさせる城壁などに人気があり、世界中から数多くの観光客が訪れています。今回はそんな「アッコ旧市街」をご紹介しましょう。20世紀初期まで反映したオスマン帝国時代の建築物が残る湾岸都市の風景と、その歴史を簡単に説明しています。20世紀初期まで繁栄していたオスマン帝国の建築物をぜひご覧になって下さい。夜には海に囲まれた旧市街が、全く別の顔もみせていますよ!
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