コロンは、パナマ共和国の中部にある都市です。パナマ運河のカリブ海側に位置しており、首都パナマシティとは道路や鉄道で結ばれています。ゴールドラッシュ最中にパナマ地峡鉄道が建設された時、大西洋側の拠点としてこの町が建設されました。パナマ運河カリブ海側の閘門があるので、大型クルーズ船の寄港地にもなっています。コロンにあるポルトベロは、かつてはパナマシティで陸揚げされたインカの財宝をスペインへ送るための港として建設されました。その後海賊の襲撃を幾度も受け多くの建物が破壊されるも、現在でも教会や要塞跡、税関跡などを見られます。その歴史的価値の高さから、この町は世界文化遺産に登録され国際的に保護されています。またポルトベロはダイビング・スポットとしても人気で賑わっています。反面、最近は周辺地域からの貧困層の大幅な流入が増え治安が極度に悪化しており、中米一危険な都市とも言われています。
コロン - ホテル
コロンは、パナマの中部、パナマ運河のカリブ海側にある同国第2位の都市です。1850年にカリフォルニアへの迅速な移動の実現のため、アメリカ人によってパナマ地峡鉄道が建設された際に、大西洋側のターミナルタウンとして造られました。世界中からのあらゆる物資がそろい、問屋街もあり、現在では香港に次ぐ、世界でも最大規模の免税地域になっています。また、大型客船のクルーズの寄港地として、毎年何千人もの観光客が降り立ち、ポルトベーロの要塞や黒人のキリスト像などの観光スポットを訪れます。そんなコロンには、比較的安価でも設備やアメニティの整ったホテルが数多くあります。その中から特におすすめのホテルを紹介します。
コロン - 滝・河川・湖,史跡・遺跡
パナマは、「パナマ文書」でも有名な、南北アメリカを結ぶところに位置している北海道よりも少し小さな面積を持つ国です。海と山の両方を有し、美しい自然に恵まれた国で、歴史的なスポットなどの見どころも多く、世界遺産も有している人気の観光大国になっています。ここでは、そんなパナマについて、おすすめの観光スポットやグルメはもちろんのこと、気になる治安や物価、言葉事情など、パナマ旅行で役立つ情報をご紹介。パナマに興味はあるけれども、あまりよくわからないという人なども、この記事をご覧になれば、パナマ旅行の具体的なイメージが湧くこと間違いなしです。
周辺スポット
コロン - 格安ホテル
パナマ共和国の中部、カリブ海に面し、パナマ運河も隣接する同国第二位の規模を誇る都市がコロンです。コロンはパナマ運河のカリブ海側への出口という立地環境を生かし、コロン・フリーゾーン(免税地帯)を開き、世界中から各種原材料、機械等の物資が集まる、世界で香港に次ぐ規模の自由貿易港として発展しています。同国の首都であり、太平洋に面したパナマシティとはパナマ地域鉄道(世界最短の大陸横断鉄道)で結ばれており、アクセスも便利です。コロン周辺には1980年に世界遺産に登録されたポルトベロの要塞群やパナマ運河のガトゥン閘門(こうもん)などの観光スポットがあります。宿泊施設の値段やアメニティも様々となりますが、おすすめの格安ホテルを紹介します。※値段は観光する時期や人数により変動します。
コロン - 観光名所
パナマ地峡鉄道はパナマシティとコロンを結ぶ鉄道で、パナマ運河と並走するように線路が位置しているので、鉄道に乗車しながら運河を行く船を見られます。 鉄道の全長は77kmと短めですが、パナマ運河が開業する以前からあったため、パナマの人々の重要な移動手段でした。そんな列車は赤に黄色と黒のラインが入ったレトロな外観で、内装は椅子だけでなく大きめのテーブルが備え付けられているので、道中、軽食などを食べながら窓の景色を楽しめます。 また、コロンからパナマシティに向かう道中は自然豊かなのどかな景色が一気に高層ビルが並ぶ都会的な雰囲気に変わるので楽しめます。パナマ運河を列車から楽しむにはぴったりです。
コロン - 観光名所 ,雑学
ガトゥンロックはパナマ運河に位置する閘門の1つです。パナマ運河は太平洋とカリブ海を結ぶ運河で、水位の異なる水路の間で船を上下させるための装置が閘門(こうもん)という門です。水位を調整してから船を渡らせるので、時間がかかりますがそのおかげで安全に通過できます。そしてパナマ運河には3つの閘門があり、ガトゥン湖という人造湖に設置されているのがガトンロックです。 ガトゥン湖は造られた当時、世界最大の人造湖でした。太平洋からカリブ海に向かう際の最後の人造湖で、ガトゥンロックは3段式なので1番見応えがあります。船に乗って通過する際は水位がどんどん調整されたり、壁が間近に位置している様子は迫力があります。 人類最大の偉業と言われるスポットなのでお近くを観光の際は一度見ておくことをおすすめします。
コロン - 史跡・遺跡
サン・ロレンソ要塞はパナマのチャグレス川河口付近の海沿いに位置する要塞です。1597年、スペイン黄金期の王フェリペ2世が造らせた要塞で、海賊の襲来に備えて海側には大砲がズラリと設置されました。1821年のパナマ独立後にスペインはこの要塞を放棄し、その後、監獄として使われたり、第二次世界大戦時のアメリカ軍のミサイル発射台設置場所となりました。 そして現在は無人となっており、当時の砲台や大砲、砦、跳ね橋などはそのまま残され、保存状態もいいので観光スポットとして人気があります。周辺では野生動物が見られることもあり、自然に溶け込んだ遺跡となっています。 砲台からは美しい海も見渡せるのでぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
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