このページではスコータイにある寺院・教会を紹介しています。国の歴史や宗教観の違いを感じられる寺院や教会は、旅行先でぜひ訪れたい観光名所です。美しく荘厳な雰囲気は、信仰心が薄くとも圧倒される魅力があります。日本では清水寺や千本鳥居で知られる伏見稲荷大社などがあります。アジアには有名な寺院が数多く存在しており、台湾の龍山寺や香港の嗇色園黄大仙廟(ウォンタイシン)は、地元の人々の生活に根づいた信仰心が感じられる場所です。鮮やかな色使いや造形美に加え、近年ではパワースポットしても注目されています。他にはイギリス屈指の歴史スポットであるロンドンのウェストミンスター寺院や、巨大なドーム内部にモザイク画が描かれたドイツのベルリン大聖堂、モスクワ・赤の広場に立つ聖ワシリイ大聖堂などが有名です。
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スコータイ - 寺院・教会,史跡・遺跡,文化遺産
14世紀に建てられた寺院の"廃墟" ワット・マハータートは、タイ北部のスコータイ歴史公園内にある最大の遺跡であり、スコータイで最も重要とされている王宮寺院です。初代の王である「シーインタラーティット」が、王朝が誕生したと同時に建立したと言われています。 公園内で最も大きい寺院で、周りを4つの池で囲まれており、寺院には、1基の本堂、8基の仏堂(モンドップ)、10基の礼拝堂(ウィーハン)があります。大きな仏像は印象的で見応えがあります。 中央の高い仏塔の下段には、仏の弟子160人の姿が掘られています。床や柱には石材やレンガが使用されており、その他の部分には木材、瓦が使用されています。
スコータイ - 寺院・教会,史跡・遺跡
"『銀の池』”に囲まれた小さな寺院 ワット・トラパン・ングンは、スコータイ遺跡公園内のワット・マハータートの西側にある長方形の形をした「銀の池」と呼ばれる人口池に囲まれた小島に浮かぶ小さな遺跡です。 美しい庭園のような場所で、細い木の橋を渡るとワット・トラパン・ングンの独特なポーズをした遊行仏の彫刻や、優しげな表情をした大きな仏像とその後ろに建つ仏塔の上部に小さな仏像が建っています。塀などの囲いもないので、池の風景も綺麗に見えます。 夜になると公園の至る所がライトアップされ、昼間とはまた違う幻想的な雰囲気を楽しめます。スコータイ遺跡公園を訪れた際にはぜひ立ち寄ってみて下さい。
スコータイ - 寺院・教会
丘の上にある"スコタイ遺跡"の大仏 ワット・サパーン・ヒンは、スコータイ歴史公園の城壁から西に3キロ程の場所の高さ200mの小高い丘の上にある遺跡です。スコータイ最盛期、ラムカムヘーン王時代に建立されたと言われています。寺院は、石を敷き詰めた参道を300m上った所にあります。 寺院の名前の由来は、石の橋という意味があり、頂上には、高さ12.5mと巨大な高さの「アッタロッド大仏」が祀られています。 頂上からは、スコータイ遺跡群を見下すこともでき、また絶景も堪能できます。頂上まで上るには少し体力が必要ですが、上る価値があります。
スコータイ - 寺院・教会
ぶ厚い壁から垣間見える"巨大な仏" ワット・シー・チュムは、スコータイ旧市街にあるスコータイ歴史公園の城壁から西北の場所にある仏教寺院遺跡です。14世紀末に王サイルータイ(マハータンマラーチャー2世)により建立されたと考えられています。 天井部分がないモンドップの中に、高さ約15mもの大きさのスコータイ様式による最も優れた仏像と評価されている「アチャナ大仏」が鎮座しています。 アチャナは、バリ語で「動かぬもの、変わらぬもの」という意味を持ち、アチャナ大仏は、スコータイの象徴とも言われ毎日町を見守っています。仏像の横には、礼拝堂があり、小さな仏像も安置されています。
スコータイ - 寺院・教会
シーサッチャナーライ歴史公園は、タイ北部のスコータイにある200以上もの遺跡が点在している歴史公園です。1991年に、スコータイの歴史上の町と関連の歴史上の町として世界遺産に登録されました。 公園内は、緑豊かな風景に囲まれており、城壁内中心部の遺跡、サンカローク窯跡、チョムチューン考古学的発掘場の3つのエリアに分かれており、それぞれ入場料が必要です。公園の中心には、シーサッチャナーライ城があり、城壁内部に遺跡が集中して残っている貴重な場所です。 公園内は敷地が広大なため、園内を移動するのにはレンタル自転車の利用がおすすめです。
スコータイ - 文化遺産,寺院・教会,史跡・遺跡
ワット・ナーンパヤーは、スコータイ市内から車で約1時間、シーサッチャナーライ遺跡公園内にある仏教寺院遺跡の1つです。15世紀に建立され「女王の寺院」を意味しています。 スリランカ風の釣り鐘の型をしており礼拝堂壁面には、アユタヤ時代の文様で植物や花の美しい漆喰彫刻がされています。 遺跡中心部には、スリランカ様式の仏塔と昔は7室もあった御堂が現在は1室の壁面が残されているだけですが、綺麗な状態で保存されています。
スコータイ - 寺院・教会,史跡・遺跡
"クメール様式"独特の特徴のある塔 スコータイ王朝が成立してからは仏教寺院だったが、それ以前はヒンドゥーの寺院だったという説もある。3基並んだ塔は、クメール様式のどっしりとしたとうもろこしのような形が、落ち着いた重々しい雰囲気と合わさって、とても印象的。遺跡公園のいちばん南のあたり。
スコータイ - 寺院・教会
象の像が多く残る"チェディ"の遺跡 スコタイ周辺のシーサッチャナライ遺跡の代表となる寺院。スリランカ様式の大きな仏塔がかろうじて形をとどめている他、いくつかのお堂の跡も残る。塔は、名前が示すとおり象に支えられている。40体近くある象の彫り物はどれもかなり手が込んでいて、状態もいい。
スコータイ - 寺院・教会,史跡・遺跡
"スコタイ最古"の大きな寺院の廃墟 あまり修復がなされず朽ち果てた姿のままで、チェディのてっぺんなどは崩れかけているが、その大きさからかつての栄華がしのばれる。配置された仏像がかろうじて姿をとどめている様子が余計に寂寞な雰囲気を醸しだしている。塔堂の一部がもっとも古く12世紀に建てられたとされる。
スコータイ - 寺院・教会,史跡・遺跡
"池"に浮かぶ小島の寺院に差す夕日 仏塔は鐘のような独特のスリランカ様式で、芝生に囲まれた立像とともに、涼やかさを醸し出している。周りには池、遠くには山がある光景に夕日が差すととても絵画的。座仏が結ぶ印は降魔のもの。柱だけが林のように残って立つ礼拝堂の跡が、廃墟のようすを強めている。
スコータイ - 寺院・教会,史跡・遺跡
ワット・チェトゥポンは、歴史公園の城壁の南方2km程のところにある寺院です。城壁の南側の中では最大の遺跡で、スコータイ後期には非常に重要な寺院だったとされています。 この寺院の最大の特徴は、化粧漆喰の巨大レンガに彫られた四体の仏像で、それぞれ別の方角を向いています。本堂の東には遊行像、西に立像、北に坐像、南に臥像の仏様がそれぞれ祀られていましたが、現在残っているのは遊行像と立像だけで、本堂と同じく完全な形ではありません。 現存する碑文には寺院の建立時期は記されておらず不明ですが、仏像は1514年頃に造られたと言われています。
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