更新日: 2024年4月27日
東京都内有数のラーメン激戦区として有名な高田馬場。ここ数年では、「べんてん」、「ラーメン二郎」、「千代作」といった老舗が店を畳んでいくなかで、日々新たな実力店が登場し既存店と鎬をけずっています。
今回は西早稲田に会社があるゆえに、ランチ・ディナーで周辺のラーメン店はほぼ行き尽くしてしまったオフィスワーカー(元ラヲタ)が、数あるお店の中でもとくにお気に入りの20軒をご案内します。選りすぐりの数軒ですが、流行の鶏そば・鶏白湯(トリパイタン)や、ご当地ラーメン、老舗の醤油ラーメン、つけ麺専門店と、ジャンル的にもなかなか豊かな顔ぶれです。高田馬場・早稲田エリアでおいしいラーメン屋をお探しのときには、ぜひ参考にしてみてください。
※トップ画像は在りし日の千代作にしてみました。
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■鶏そば 三歩一
最初におすすめする高田馬場のラーメンは「鶏そば 三歩一」。「豚不使用」を謳う鶏そばの人気店です。各種グルメサイトでも常に上位にランクインしています。岩手県産のブランド地鶏のがらを中心に、モミジ・ぼんじり・ネック肉でスープを取っているそう。
まずは基本の「鶏そば」(730円)を食べてみてください。いかにもあっさりした清湯(チンタン)ですが、丸鶏を使ったような肉の旨味あふれるスープ。カエシにきかせた魚介と昆布がしっかりと厚みを演出しており、物足りなさを感じさせません。シャープなダシに圧倒されます。全粒粉入りの自家製麺はわずかにちぢれも入っており、適度に“ひっかかり”のある麺。スープをよく拾います。
初回訪問時には、鶏白湯の「濃厚鶏そば」(800円)の方をつい頼んでしまったのですが、ふつうの「鶏そば」の方が「三歩一」の実力の高さを実感できるように思います。西早稲田の超人気店「らぁ麺 やまぐち」よりも万人受けしそうな味づくりにも好印象。柚子胡椒は劇的に味を変えてしまうので、すこしずつ入れましょう。
鶏そば 三歩一
- 東京都新宿区高田馬場2-14-9 明芳ビル1F
- 03-5155-8255
- ランチ11:00〜15:00、ディナー18:00〜23:30(ラーメンスープなくなり次第終了)
- 不定休
- 高田馬場駅から徒歩約5分
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■蔭山 高田馬場店
2番目におすすめする高田馬場のラーメンは「蔭山 高田馬場店」。自由が丘にある創作中華の人気店「蔭山樓」。恵比寿店につづいて展開するのが、ここ高田馬場のラーメン専門店。カウンターだけの小さな店舗ですが、おしゃれで入りやすく女性同士での来店も多いお店です。
見た目にも彩り美しい、「鶏白湯 塩そば」(850円)が基本メニュー。手羽先を圧力鍋で炊き込んだというスープは、とろりとポタージュ状でじつに濃厚、かつ上品。大量の素材をかんじる凝縮感があります。「浅草開化楼」製のちぢれ麺も、そんなスープに負けない存在感をもちつつ、つるりとなめらかで一体感のある仕上がり。そしてなにより、生野菜との相性のよさが驚きです。スープの熱で適度に柔らかくなったレタスがよいアクセントになっています。スープの塩分はやや強め。
蔭山 高田馬場店
- 東京都新宿区高田馬場1-4-18
- 050-5570-4749
- 11:00~23:30
- 不定休(月1回)
- 高田馬場駅から徒歩約5分
■羅偉伝(らいでん) 高田馬場店
次に紹介する高田馬場のラーメンは「羅偉伝(らいでん) 高田馬場店」。札幌ラーメンの王様「純連」からの独立、その高田馬場店があった場所にそのままオープンしました。メニュー構成や価格も純連とほぼいっしょですが、「濃厚味噌らーめん」などの独自メニューも用意されているようです。
「味玉みそラーメン」(900円)
たっぷりと表面にラードの張ったスープは、北海道のラーメンではおなじみのスタイル。“油のフタ”の効果で湯気が立たないので、火傷に注意のサインなんです。ただこちらのお店では、スープのアツアツ度はやや控えめ(笑)。それでも、出身店のおいしさを引き継いでいることを感じさせる味噌ラーメンで、本場・札幌の「純連 本店」よりも味噌のインパクトを抑えつつ、食べやすいバランスで仕上げています。道をはさんだ向かいには「麺処 くるり」もあり、味噌ラーメンには困らないエリア。
羅偉伝 高田馬場店
- 東京都新宿区高田馬場3-12-8 高田馬場センタービル 1F
- 03-5338-8533
- 11:00~22:30
- なし
- JR高田馬場駅から徒歩約5分
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