【兵庫県】加古川市民のソウルフード「かつめし」とは？誕生秘話やおすすめのお店を紹介します

更新日: 2024年4月27日

兵庫県南部に位置する加古川市のご当地B級グルメといえば「かつめし」です。かつめしは、名前のとおり、ごはんのうえにビーフカツやポークカツをのせ、たっぷりとソースをかけたボリューム満点のメニューです。気軽に楽しめるところが人気で、加古川では、さまざまな場所でかつめしを味わうことができます。そこで今回は、加古川のご当地B級グルメであるかつめしの特徴と、美味しいかつめしが楽しめる人気店や有名店をご紹介します。お店によってそれぞれの特徴がある絶品かつめしが楽しめますので、ぜひ参考にして、加古川のかつめしを味わってみてください。

かつめしとは

かつめしとは、兵庫県加古川市のご当地グルメであり、郷土料理です。かつめしは、洋皿にご飯を盛り、その上にカツをのせ、さらにデミグラスソースベースのソースをたっぷりとかけた、ボリュームたっぷりのメニュー。イメージは洋食ですが、日本人が気軽に食べることができるような、加古川の名物メニューとなっています。

かつめしの食べ方

かつめしは、日本人がお箸で気軽に食べることができる洋食をコンセプトに作られたメニューです。そのため、見た目はカツカレーのようですが、スプーンで食べることは少なく、基本的には箸をつかって食べます。濃いめの味付けのソースがたっぷりとかかっていて、ソースとご飯の相性も抜群。箸を使ってガツガツ食べられます。

かつめしが誕生したのは？

かつめしは、1947年創業のいろは食堂というお店で誕生しました。こちらのお店でビーフカツレツのメニューを提供する際、お皿の数が足りず、1枚のお皿にご飯とビーフカツレツを盛り付けてだしたところ、好評だったというところから誕生したメニューです。さらにこれが、ご当地B級グルメブームにより、加古川市のご当地グルメとして広がりました。

かつめしは色々な場所で味わえる

かつめしは、加古川市の有名なB級グルメとなっているので、加古川市の飲食店だけでなく、さまざまな場所で味わうことができます。学校給食や学生食堂のメニューとしても定番となっていて、公共施設等に入っているようなレストランでも味わうことができます。かつめしは、加古川市の人なら誰もが知るメニューです。

おすすめの店1:「かつめしいろはーず」

こちらのお店は、「肉のいろは」という精肉店が営んでいる、かつめし専門店です。加古川駅からも近く、昔ながらのかつめしの味が楽しめるお店として人気となっています。かつめしは、ビーフかつめしやポークかつめしなど、10種類のメニューがあり、ソースの種類も多いのが特徴です。気番組ケンミンショーの取材も受けた、加古川市では有名なお店となっています。

おすすめのお店2:「本家かつめし亭」

本家かつめし亭は、TV番組でも紹介されている、加古川市では有名なかつめし専門店です。その人気から、神戸三宮にも店舗ができました。こちらのお店の特徴は、肉のランクで値段が違い、播州牛のA4ランクとA5ランクを使用しています。上質な肉を使ったビーフカツは、肉汁たっぷりの柔らかな仕上がりで、加古川で一度は味わってほしい逸品です。

おすすめのお店3:「りんどう」

こちらのお店は、懐石料理や鉄板料理を味わうことができる、有名な老舗日本料理店です。こちらのお店でもかつめしを楽しめますが、ここのかつめしは、他の有名店に比べると値段が高く、高級なのが特徴。上質な牛肉を使用し、レアに仕上げたビーフカツがたまりません。黒毛和牛を使ったへれかつめしというメニューもあり、値段はなんと7200円です。

おすすめのお店4:「ラッキー食堂」

こちらのお店は、アットホームな雰囲気の一軒家レストランで、かつめしとラーメンを中心とした定食を楽しむことができる人気店です。黒毛和牛を使った牛かつめしが人気で、たっぷりの千切りキャベツにポテトサラダがついた、洋風テイストのメニューとなっています。肉系のかつめしの他に、エビかつめしも人気です。

おすすめのお店5:「エデン」

エデンは、加古川駅から徒歩2分の場所にある、老舗喫茶店です。昔ながらのレトロな雰囲気が残る喫茶店ですが、かつめしが楽しめるお店として有名です。かつめしは「カツライス」というメニューで提供され、カツやライスが見えなくなるほどたっぷりとかかったデミグラスソースがポイント。地元でおいしいかつめしを味わいたいときにはおすすめです。

おすすめのお店6:「コーヒーハウスRocky(ロッキー)」

コーヒーハウスRockyは、おいしいかつめしが楽しめるお店として、地元では有名な人気店です。東加古川駅から2kmほどの場所にあり、かわいらしい一軒家のお店となっています。お店で一番人気のメニューが、ビーフかつめし850円です。見た目はシンプルですが、懐かしい昔ながらのかつめしの味が楽しめます。地元ファンも多いお店です。

おすすめのお店7:「丸万 本店」

丸万本店は、加古川駅から徒歩10分ほどの寺家町商店街西エリア入り口にある、昔ながらの老舗大衆食堂です。こちらのかつめしも地元で人気が高く、昔からのファンが多いメニューとなっています。懐かしい雰囲気が残るお店で、かつめしの種類はトンカツの1種類のみ。かつめしの値段も790円とリーズナブルです。歴史を感じるような商店街の大衆食堂で、かつめしを味わってみてください。

おすすめのお店8:「ロビンフッド」

こちらのお店は加古川駅から徒歩10分ほどの場所にある、かわいらしい外観が特徴のお店です。こちらのお店のかつめしは、味はもちろんですが、コスパの良さでも人気があります。ボリュームもあり、しかも安く、コスパ満点のメニューが揃っています。かつめしはなんと550円、えびかつめしは880円と、どちらもコスパ抜群の絶品メニューです。

おすすめのお店9:一平

一平は、加古川市の隣にある高砂市にあるお店です。寿司とかつめしのお店として、昔から地元の人に愛されています。実は、かつめし発祥のお店は「いろは食堂」ですが、かつめしのネーミングを考えたのは、こちらのお店一平の創業者です。かつめには昔ながらの味で、少量サイズから大盛りサイズまで、さまざまなサイズを取り揃えているところも特徴となっています。

まとめ

今回は、加古川名物グルメのかつめしについて紹介しました。ふっくら炊き上げた白飯に、サクッと揚がったジューシーなカツがのり、たっぷりのソースがかかったかつめしは、ボリューム満点で食欲をそそります。そんなかつめしは、お店によってもさまざまな特徴があり、お店で違った味を楽しめるところも魅力。ぜひ加古川のかつめしを味わってみてください。

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