更新日: 2023年11月21日
徳川幕府中興の祖といわれる八代将軍吉宗が染井吉野200本を植え、江戸庶民のための慰安・娯楽の場として造営したとされる「飛鳥山」。現在でも有名なお花見スポットで、春には沢山のお花見客で賑わう王子。
「歌川広重の浮世絵」がきっかけで誕生した「狐の行列行事」は、装束稲荷を出発して王子稲荷神社に向かう「除夜詣で狐の行列」として今も受け継がれている大晦日の歴史ある行事です。
そんな王子の伝統や地元野菜を大切にした絶品スイーツを味わえるお店をいくつか紹介します。
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■飛鳥山関の甘納豆
王子駅周辺のスイーツ店の最初におすすめしたいのは、飛鳥山のふもとに佇む創業70年余りにもなる「飛鳥山関の甘納豆」。北海道の豊かな自然で育った原料を使って作られた上品な味と香りの甘納豆は種類豊富です。
小豆や金時豆などの豆類のほか、栗やさつまいも・あんずやオレンジなど、日本茶だけでなく紅茶にも合う御茶請けも並んでいます。店内にはほかの和菓子や焼物・ステンドグラスなども並んでいるので、ぜひ足を運んでみて下さい。
飛鳥山関の甘納豆
- 東京都北区滝野川2-7-7
- 03-3910-2693
- 9:30~6:30
- 土曜日・日曜日・祝日
- JR 王子駅 徒歩5分、都電荒川線 飛鳥山駅
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■和菓子 狸家
次に紹介する王子駅周辺のスイーツ店は「和菓子 狸家」。東京メトロ王子駅北口から徒歩3分のところにある創業100年以上の歴史がある老舗和菓子店です。
王子は稲荷信仰が盛んで「狐の町」として知られていますが、創業者が「狐よりも狸のほうが…」と狸の最中を発売したそうです。
狸のお腹にたっぷり詰まった餡は甘さ控えめで上品な味わいで、注文をしてから餡を詰めてくれるので、最中もサクサクの食感が残っていて美味。創業者の色々な想いが込められた「狸最中」は今では王子の名物菓子となっております。
和菓子 狸家
- 東京都北区王子本町1丁目23-1
- 03-3908-3004
- JR 王子駅 徒歩6分
■フランス料理 furukawaya(フルカワヤ)
次に紹介する王子駅周辺のスイーツ店は「フランス料理 furukawaya(フルカワヤ)」。JR王子駅からすぐの明治通り沿いにあるビルの2階に構えるお店です。目の前に江戸時代に造られた桜の名所「飛鳥山」を望むことができる、贅沢なロケーションのフランス料理店です。
日本の種類豊富なこだわりの食材を用いて、四季を表現しながら味わえるフランス料理は、一皿一皿が美しく上品な味わい。
滝野川牛蒡(ごぼう)を使った牛蒡ピクルスを巻き込んで作ったロールケーキ「ラ バルダーヌ」がおすすめです。ほんのり香るごぼうの風味が意外にマッチしておいしいと評判です。
フランス料理furukawaya
- 東京都北区王子1-2-2 第2幸栄ビル2F
- 050-5787-6578
- 11:30~15:00、17:00~22:30
- 月曜日
- JR 王子駅 徒歩1分、地下鉄南北線 王子駅 徒歩1分
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