更新日: 2024年5月17日
歴史と文化の街・京都は、珈琲を愛する街でもあります。新鮮な生豆、自家焙煎、挽きたて、ドリップの方式・・・コーヒー好きならだれでも知っているように、こうしたこだわりには多くの手間と技術が必要です。研究と努力を惜しまない店主たちの自慢の一杯は、旅行者のわたしたちのこともきっと幸せな気分にさせてくれるでしょう。
今回は京都観光のさいにもアクセスが便利な市内中心部で、とくに有名な喫茶店・カフェを創業年代の古い順にご紹介します。
目次
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■スマート珈琲店 - 寺町三条
最初におすすめする京都・コーヒーの名店は「スマート珈琲店 - 寺町三条」。1932年創業。前身である「スマートランチ」から、戦後に現在の店名へと変更になりました。「気の利いたサービス」という意味を込めた名前がチャーミング。
スマート珈琲店の定番メニューは、創業当時のレシピを受け継ぐ自家製のホットケーキ。自家焙煎のオリジナル珈琲豆で淹れたコーヒーとのセットをぜひ味わってください。
寺町通は著名な老舗が多く立ち並ぶ通り。四条通から御池通まではアーケードがあり、雨の日のショッピングにも便利です。地下鉄京都市役所前駅から徒歩3分。
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■イノダコーヒー 本店 - 堺町三条
2番目におすすめする京都・コーヒーの名店は「イノダコーヒー 本店 - 堺町三条」。創業は1940年。一度は足を運びたい京都の名喫茶といえばこちら。
名物「アラビアの真珠」は、香り、コク、酸味のバランスが絶妙なヨーロピアンタイプのコーヒー。砂糖入りが基本で、注文時に好みも聞いてくれます。京の朝食(1200円)も人気で、ジュース、サラダ、タマゴやハム、コーヒーなどがつくモーニングセット。エビフライをサンドしたロールパンセットはコーヒーまたはスープ付きで780円。こちらもコーヒーとの相性もぴったりです!
店内は奥に広く、本館、旧館のほか、開業当時を再現したメモリアル館もあり。ドリッパーやミルクピッチャーなど、イノダコーヒーオリジナルのスーベニールもぜひチェックしたいですね。烏丸御池駅から徒歩7分。
■六曜社 地下店 - 河原町三条
3番目におすすめする京都・コーヒーの名店は「六曜社 地下店 - 河原町三条」。1950年創業。1階にも雰囲気のちがう店舗がありますが、ここでは地下店をおすすめします。
初回ならまずは中深煎りのハウスブレンド(500円)を。使用するのはもちろん、自家焙煎のこだわり珈琲豆。注文を受けてから豆を挽くのが六曜社のモットー。手間はかかりますが、その甲斐を感じられるおいしさ!お好みがあれば注文時にぜひ伝えてみましょう。コーヒーのお供におすすめしたいのがドーナツ(140円)。素朴なおいしさがコーヒーによく合います。
ドアを開けるとすぐに店主が迎えてくれる小さな店舗。京都市役所駅前駅から徒歩3分。
六曜社 地下店
- 京都府京都市中京区河原町三条下ル大黒町36 B1
- 075-241-3026
- 12:00~00:00
- 水曜
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