東京ディズニーランドと聞いて、どんなアトラクションを思い浮かべますか。ビッグサンダー・マウンテンやスプラッシュ・マウンテンのようなコースター系アトラクションを想像する人もいれば、イッツ・ア・スモールワールドやプーさんのハニーハントのような、幼児も楽しめるアトラクションをイメージする人もいるでしょう。しかし有名なもの以外にも、一度体験したら何度も乗りたくなるようなアトラクションが多くあります。そのひとつが、蒸気船マークトウェイン号です。巨大な蒸気船でアメリカ河を航行し、のどかな船旅を体験できます。船では、一人でぼーっと景色を楽しむ人もいれば、小さな子連れの家族も見かけます。のんびりとディズニー旅行を楽しみたい人におすすめのアトラクション、蒸気船マークトウェイン号の魅力を紹介します。
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■豪華客船でアメリカ河を悠々と航海
蒸気船マークトウェイン号は、475人乗りの巨大な3階建て客船です。19世紀のアメリカの西部開拓時代の風景を、アメリカ河を航行しながら、約12分かけて巡ります。定員が多い分、待ち時間も少なく済みます。長い日でも約20分を想定しておけばいいでしょう。
マークトウェイン号は、3階建てで重量140トン。浅瀬を航行しやすいよう、船底は平らな作りになっています。実際に千葉・浦安港に客船として船籍が登録されています。各階にはベンチが設置されているので、座って周りの景色を眺められます。心地いい風が甲板に吹き付け、人混みに疲れた体を癒してくれます。
ネイティブアメリカンの集落や、一獲千金を夢見て西部に移り住んだ人々の生活風景、ミシシッピ川流域の大自然などをのんびりと見て回れます。アメリカの西部劇映画が好きな年配の男性たちも、童心に戻って周りの景色を楽しめるでしょう。
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■見どころ
船に乗っていると、船長たちが周辺の人々の暮らしや自然などについて、解説をしてくれます。
①一攫千金を夢見る人々
川の近くのビッグサンダー鉱山から金が出たことにより、移り住んできた人々の姿を目にできます。ここで船長の説明を聞いてみましょう。
「
そういえば、私たちのところに鉱夫がやってきて、『川岸のすぐそばを航行してほしい』と頼まれたことがありました。この船の外輪が、川底の泥を巻き上げれば、金塊が一つや二つ、見つかるんじゃないかと考えたようです。
」
実は、この鉱夫らしき人物が登場してきます。船が出発してしばらくすると、左舷に、ビッグサンダー・マウンテンのレールが見えてきます。
レールのすぐ下に注目してください。釣り糸を川に垂らし、犬と一緒にベンチに座る男性の姿が見えてきます。
男性の姿は、船の 3階からでは、レールが視界をさえぎって見えない ので、1階か2階に降りてきましょう。また右舷には、火災の掘っ建て小屋が見えてきます。アメリカ西部の乾燥した気候は、火災を引き起こす大きな要因となりました。
②野生動物たち
続いて現れるのが、西部開拓地の北部に生息するヘラジカやエルク、シカなどの野生動物。巨大なツノを持つヘラジカが、船の方を見つめる様子は、本物そっくりで迫力満点です。
③ネイティブアメリカンの集落も
ネイティブアメリカンの人々の部落も存在します。船のことを警戒しているような偵察隊の様子や、川辺でのんびりと釣りをする姿をみられます。教科書や映画で見たような世界を実際に探検でき、心がわくわくしてくるでしょう。
■おすすめは夕方から夜にかけて
夜になると、船体がライトアップされ、幻想的な航行を楽しめます。遠くには光り輝くシンデレラ城も望めます。夜風は冷たいので注意しましょう。
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