歴史息づく原宿、買い物だけじゃない魅力いっぱいの街に迫る

現存する都内唯一の木造駅舎「原宿駅」

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原宿は若者カルチャーが根付く街でありながら、実は駅が木造であるという事実を知ると驚く人も多いと思います。この木造駅舎は、1924年に再建された2代目の駅舎で、都内では唯一の木造駅舎になります。駅を一歩出ればkawaii文化が目に見えて分かる都会の風景でありながら、振り向けばそこは、歴史を感じる駅構えとなっています。

そんな原宿駅は、1997年に「神宮の森とマッチしている西洋風の駅舎」として、関東の駅百選にも選ばれるほどです。しかし、歴史ある原宿駅も、東京オリンピックを前に、立て直しが決定されています。時期は未定ですが、着工が始まる前に一度その歴史を感じておきたいですね。

若者の街原宿の魅力とは？

東京に行ったら原宿は外せない！「地方では売っていないおしゃれな服が買えるし、話題の飲食店もたくさんあるんだよね！」年齢問わず訪れてみたい買い物スポットが「原宿」です。

原宿はどこへ行ってもおしゃれな街ですが、原宿と一口に言ってもエリアによって雰囲気が異なります。ざっくりと分けると 竹下通りエリア 、 明治通りエリア 、 表参道エリア に分かれており、さらに自然も豊富な、 明治神宮・代々木公園エリア を加えて紹介しましょう。

原宿のkawaiiが集まる竹下通り

竹下通りってどこからどこまでのこと？

まずは、誰もが思っている買い物スポット原宿の竹下通りの楽しみ方について紹介しましょう。
東京駅からは、山手線で26分の原宿駅で下車、表参道口と竹下口という出口がありますので、竹下口から出るとすぐ目の前に竹下通りが伸びています。この1本の通りが竹下通りで、左右には多くのショップや飲食店が並んでいます。途中に細かな路地も入り組んでいて、そこに足を進めると多くの人でにぎわう竹下通りとはまた違った雰囲気を味わえます。静かで落ち着いた雰囲気から、原宿の穴場として通の人達に人気があります。

竹下通りの人気ショップ

数多くのショップが並ぶ竹下通りですが、中でも若者に人気のショップはこちら！

エチュードハウス原宿店 は、韓国のコスメブランド。保湿力抜群のクリームはもちろん、中でも塗っただけでホワイトニングができるクリームが人気です。また、言わずと知れたファストファッションの店「 H&M　HARAJYUKU 」。若者が東京に観光に来たら、絶対に外せないプリクラのメッカ、「 プリクラLAND　NOA 」。

2015年に若者念願の日本初上陸を果たした韓国ファッションブランド ＳＴＩＬＥＮＡＮＤＡ では、これまではオンラインでの購入しかできなかったところ、竹下通りに実店舗がオープンし、ショッピングだけでなくフォトブース目当てに訪れる若者も多数いる名物ショップになっています。

旗艦店、大型ビルが並ぶ明治通りエリア

竹下通りを抜けるとぶつかる大通りが明治通りです。 ラフォーレ原宿 や 東急プラザ といった、ファッション、グルメを兼ね備えた大型ビルが立ち並び、日本初出店のH&MやForever21ができるなど、常に新しさを原宿にもたらしてくれています。ここも原宿観光で、見逃せないスポットですよ。

ラフォーレ原宿

ラフォーレ原宿は、ファッション、コスメ、フード、カルチャー、サービスの店舗が一堂に集まっている商業施設で、その店舗数はなんと130近くにも及びます。多くのリミテッドショップがオープンすることもあり、ファッションの発信の地であるともいわれています。また、階の設定がちょっと変わっていて、1階、1.5階、2階、2.5階というように、階表示が0.5階刻みであり、フロア数は通常の階数の2倍あります。

表参道エリア

東京には、東京でしか味わえないグルメがありますよね。スウェーデン発祥、アメリカ発祥と呼ばれるグルメは、まず東京に店舗がオープンします。特に表参道エリアは、そうした海外グルメの新規出店が盛んで、新しいスイーツが登場するときには、長い行列を作ることでも有名です。

■表参道ヒルズ

表参道といえば、その名を冠する表参道ヒルズは2006年のオープン以降、その場所の象徴として知られ、多くの人が訪れる施設です。ショッピングビルのように思われていますが、実は住居エリアもあり地上4階以上のエリアは住居として利用されています。中に入ると印象的な螺旋状の構造は、安藤忠雄のデザインによるもので、自然と歩きながらすべてのショップを見て回れるようになっています。

館内には「クロエ」や「ハリー・ウィンストン」など世界に名だたるファッションブランドをはじめ、洗練された、国内外のブランドが入っています。レストランに関しても和食から、中華、フレンチなど世界各国の料理が揃っています。「ユーゴ アンド ヴィクトール」や「ベン＆ジェリーズ」などスイーツのお店も充実しており、見ているだけでうっとりしてしまうような満足感が得られますよ。

CASCADE原宿

表参道エリアは、有名な表参道ヒルズ以外にも新しいスポットが登場しています。中でも店舗数、人気を兼ね揃えた施設がCASCADE原宿です。CASCADE原宿は、飲食店のためだけに作られた商業施設で、2015年にオープンした新しい施設です。店舗数は7つ、内3つが日本初上陸の店舗で、大人の雰囲気漂う外観、施設内もゆったりできる空間となっています。

特に初上陸の「Lola's Cupcakes Tokyo/ローラズカップケーキトウキョー」は、味、見た目ともに人気のカップケーキ専門店です。イギリスのロンドン発祥で、おしゃれなイギリス人からも愛されている、15種類のカップケーキ。その見た目のかわいさから「インスタ映えする！」とおしゃれ女子に大人気です。その他にもタコスが味わえるバーや、ピッツェリア、台湾茶カフェがあります。

原宿の歴史を感じる明治神宮&代々木公園エリア

ここまでは、「今どきの原宿」「話題のショップ」を紹介してきましたが、ここからは原宿の歴史を感じるスポットを紹介しましょう。見ていきたいと思います。現在の原宿はファッションの中心、kawaii文化発祥の地となっていますが、その昔は精米や製粉での暮らしが中心となっていました。今では考えられませんが、原宿の地でも農作が行われていたのです。

その後、幕府領になり、山手線が原宿まで伸びてきて、明治神宮が建設、表参道が整地されました。ここからは、今なお残る日本文化、受け継がれているその歴史、原宿の新しい魅力にスポットをあててみます。

一度は行ってみたい明治神宮

明治神宮は、表参道西エリア内にある、毎年初詣のニュースが全国に流れる有名な神社ですが、その初詣には約300万人の人出があると言います。参拝客、知名度ともに日本屈指の神社で、パワースポットとしても知られており、初詣シーズンだけでなくとも多くの観光客が訪れます。

中でも、パワーを感じられる場所として、「清正の井戸」と呼ばれる加藤清正が造ったと言われている井戸。夫婦楠と呼ばれる二本の楠は、明治天皇と昭憲皇太后の仲の良さから「夫婦円満」「縁結び」にご利益があるとされ、多くの人が参拝に訪れるスポットとなっています。

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自然あふれる代々木公園

東京の人でも多くの人が訪れる「代々木公園」。場所は、原宿駅の裏手、明治神宮の横にあります。代々木公園の魅力は、なんといっても広大な敷地と緑あふれる景観です。バードウォッチングができる「バードサンクチュアリ」が日本で最初に作られた場所としても知られ、季節によっては、色鮮やかなオレンジ、黄色、赤に色づいた木々たちを見られる紅葉スポットにもなります。

自然を感じるサイクリングコース

園内には、1時間210円で自転車を借り、サイクリングが楽しめるコースも用意されています。補助輪付き自転車、二人乗りの特殊な自転車も用意されているので、子供、大人まで幅広く楽しめます。

レフェクトワール

明治神宮&代々木公園エリアで、ちょっと一休みしたいなら、レフェクトワールというお店がおすすめです。サンドイッチが自慢のおしゃれなパン専門店で、テイクアウト&イートインのカフェスペースも用意されています。クロックムッシュやキッシュも人気ですが、中でもハード系のパンには力を入れているレフェクトワール。

サラダランチなどもありますので、お昼時、または歩き疲れたときの休憩にちょっとお茶でもといった場合にもおすすめです。おしゃれな店内で、優雅なひと時を堪能してくださいね。場所は、東京メトロ神宮前駅から徒歩5分程。タケオキクチビルの3階にあります。

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