【京都】貴船から鞍馬寺までゆったり散歩途中に寄りたい観光スポット６選

貴船の観光事情について

貴船のおすすめ観光シーズン、気候

「京の奥座敷」とも称される貴船は、京都市北部の自然に囲まれた山奥にあり、いつ訪れても季節ごとの情緒が感じられる場所です。散策やハイキングに訪れるならば、美しい新緑が見られる春や、ライトアップされた紅葉を楽しめる秋がおすすめです。また、夏季は京都の避暑地としても知られ、貴船名物の「川床」が設置された料理旅館等で、貴船川のせせらぎを聞きながら川床料理を楽しめます。

貴船の主要観光エリアとその特徴

貴船の観光エリアには、貴船川沿いの貴船エリア、叡山電鉄・鞍馬駅周辺の鞍馬エリアがあります。貴船エリアには「貴船神社」のほか、旅館や飲食店が多く立ち並びます。対する鞍馬エリアでは「鞍馬寺」や「由岐神社」が見どころ。さらに奥には鞍馬温泉もあります。また、この2つエリアは山道で繋がっており、沿道に建つお堂等を拝観しながらハイキングを楽しめるスポットとして人気です。

貴船への観光アクセス、交通情報

貴船エリアへのアクセスは叡山電車かバスが便利です。叡山電車なら「貴船口」駅か「鞍馬」駅が最寄り駅となり、京都市街地の始発駅「出町柳」駅からは約30分ほど。バスなら京都市営地下鉄・国際会館駅から京都バス（52系統）を利用し、「貴船口」および「鞍馬」バス停で下車します。車でもアクセスできますが、貴船エリアは道幅が狭く駐車場も少ない為、自家用車で行く際には十分注意してください。

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貴船の歴史・文化

貴船の世界遺産・歴史的建造物

貴船の歴史スポットと言えば、やはり「鞍馬寺」です。奈良時代末期に鑑真和上の高弟鑑禎（がんてい）によって開かれ、後の平安後期には幼少の源義経（牛若丸）が修行した地として知られます。また、貴船エリアにある「貴船神社」も詳しい創建年は不詳ながら大変長い歴史があり、水の神様として信仰を集める神社です。いずれも、京都のパワースポットとしても人気があり、貴船観光のメインスポットとなっています。

貴船の名物・名産品はコレ！

貴船の郷土料理・ご当地グルメ

貴船の郷土料理として有名なのは、やはり貴船川の川床で食べる夏の「川床料理」です。新鮮な鮎の塩焼きや山菜の天ぷらなど、川の幸、山の幸をふんだんに盛り込んだ会席スタイルの京料理のほか、しゃぶしゃぶや水炊きなどの鍋料理も楽しめます。また、川床で食べる料理としては「そうめん」も有名。料理旅館「ひろ文」の流しそうめんは特に人気で、会席料理よりもリーズナブルに貴船の夏の味覚を堪能できます。

貴船のお土産・伝統工芸

貴船のお土産としては、鞍馬の名物として知られる「木の芽煮」があります。鞍馬の特産品である山椒を昆布とともに醤油で煮た佃煮で、ご飯のお供に最適の一品。また、鞍馬寺門前の和菓子店「多聞堂」の「牛若餅」や鞍馬天狗の伝説にちなんだ天狗グッズなども人気です。他には、「貴船神社」のカラフルなお守りや、「貴船ギャラリー」で販売している地元作家の食器やアクセサリーなども素敵ですね。

貴船のおすすめ観光スポットを紹介！

■貴船神社(きふねじんじゃ)

最初におすすめする貴船・鞍馬寺エリアの観光スポットは「貴船神社(きふねじんじゃ)」。全国に約450社ある貴船神社の総本社です。地域名の貴船「きぶね」とは違い、水の神様であることから濁らず「きふね」と読みます。

水神である高龗神を祀り、古くから祈雨の神として信仰されてきました。水の神様として、全国の料理・調理業や水を取扱う商売の人々から信仰を集めています。また縁結びの神としての信仰もあり、若いカップルや女性で賑わっています♪

■鳥居茶屋(とりいちゃや)

2番目におすすめする貴船・鞍馬寺エリアの観光スポットは「鳥居茶屋(とりいちゃや)」。貴船でお高い川床懐石を覚悟する中、おいしくてお安い川床を夏期の間だけ楽しめるお店があります。名物あゆ茶漬、茶店弁当、貴船そば季節の懐石料理や冬は湯豆腐、ぼたん鍋なども楽しめます。春は新緑、夏は納涼秋は紅葉、冬雪景色と共に、おいしいお料理が味わえると人気です。

■貴船ギャラリー(きぶね)

次に紹介する貴船・鞍馬寺エリアの観光スポットは「貴船ギャラリー(きぶね)」。陶器類やアクセサリーなど、近郊で活躍する作家の作品を展示販売してます。貴船周辺では他に無いお店です。落ち着いた照明で落ち着く感じです。カウンター9席とお座敷（禁煙）のカフェスペースがあり、カフェオレ、抹茶などのドリンクを作家の器で飲むことができます。外の緑を眺めての一杯は格別です。

■鞍馬寺(くらまでら)

4番目におすすめする貴船・鞍馬寺エリアの観光スポットは「鞍馬寺(くらまでら)」。叡山電車鞍馬で下車後、ケーブルカーで2分。鞍馬山の南斜面に位置するお寺です。

開基（創立者）は鑑真の高弟鑑禎（がんてい）とされています。1949年まで天台宗に属したが以降独立して鞍馬弘教総本山となっています。金堂には‘尊天’として三身が祀られており、鞍馬山の信仰の中心となっています。そして本殿の前の「金剛床」の中心はパワースポット。真ん中の三角の上で参拝したあと、そして周りの4箇所の三角形の所を右奥から時計周りで回るといいようです！