ぐんまフラワーパーク：花々が美しく咲き誇り、四季を通じて楽しめる植物園

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「ぐんまフラワーパーク」は、前橋市柏倉町の赤城山の麓に位置し、一年中趣向を凝らした色とりどりの花々が楽しめる施設です。
施設内にはさまざまなエリアがあますが、特に入場口真正面のフラトピア大花壇は、色とりどりの花々がまるで一枚の絵のように飾られ、思わず写真に収めたくなる迫力のあるスポットです。また、小さな子供たちでも遊べるキッズエリアでは、滑り台や、じゃぶじゃぶ池など体をしっかり動かして楽しめる施設も充実しています。
小さな汽車に乗って園内を周りながらガイドを聞くこともでき、より植物に対しても知識を楽しむことができるでしょう。

園内では、一年を通してさまざまなイベントが行われており、夏には色鮮やかな花火大会、冬にはレーザーを駆使したイルミネーションが輝き、幻想的な姿を見ることができるでしょう。そこで、今回は、美しい花に囲まれながら優雅に過ごすことができる「ぐんまフラワーパーク」の魅力について紹介します。

「ぐんまフラワーパーク」の概要&魅力

ぐんまフラワーパーク

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「ぐんまフラワーパーク」は、1992年に開園された植物園です。総面積18.4ヘクタールの広大な敷地に、ガーデン、庭園、温室エリアなどジャンルや地域に分けて植物を紹介しており年間を通じてさまざまな植物が展示されています。
温室エリアや、イングリッシュガーデンでは、日本では馴染みのない海外の植物や、庭園なども知ることができるでしょう。「日本庭園」エリアにある「万葉の小道」では、万葉集で詠まれた植物も展示されており、花だけでなく、自然の関わりが深い独自の文化なども同時に学ぶことができます。

さらに、園内中心にあるパークタワーでは、園内だけでなく、関東の景色を眺めることができ、プロフェクションマッピングが行われることも。パークタワーの近くにあるフラトピア大花壇を見下ろすと、花の色で絵を描くように植えられているため、まるで絵画のように彩られた花々の色が美しい様子を見られます。

イルミネーション

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花の観察だけでなく、子供たちも楽しめる花を使ったキーホルダーや手紙を作る体験教室なども人気です。また、キッズエリアでは、たくさんの遊具やアトラクションなどがあり、花や木に囲まれた環境の中でのびのびと体を動かすことができるため、常に子供たちの笑い声で賑わっています。

その他にも「ぐんまフラワーパーク」では、数多くのイベントを行っており、年七回の花まつりや、冬には数十万～100万個のイルミネーションなど四季折々の催し物を楽しむことができるため、見どころ満載です。

「ぐんまフラワーパーク」の見どころ①：ガーデン

ぐんまフラワーパーク

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「ぐんまフラワーパーク」の最大の魅力は、広大な面積に咲き誇る多種多様な花々です。4月にはチューリップ、5月にはバラ園、7月にはダリア、1月にはアザレアなど色とりどりの美しい花の様子を観察できます。

園内は、正面ゲートから入り左側に、「日本庭園」、「式のエリア」、「温室エリア」と分かれており、季節によって変わる花々を観察できます。また、正面ゲート右側には、「イングリッシュガーデン」で、まるでヨーロッパの庭園のような優雅な気持ちになるエリアもあります。

正面ゲート真正面には高さ18m「パークタワー」があり、園内に咲き誇る花々だけでなく、北の赤城山や、南の関東一円の景色を見られます。天気の良い日には、富士山や東京スカイツリーも見える人気スポットです。
希望であればガイドを頼み、季節に合った解説を聞くことができます。時間は30分から一時間など要望を伝えることができ、より知識を深めることが可能です。

温室エリア

温室エリア

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5棟の温室エリアでは、暖かい気候で育つ花や植物を展示しています。「熱帯花木温室」では、まるでジャングルや常夏の国に訪れた気分になるでしょう。また、「サボテン温室」では、見たこともないさまざまな種類のサボテンが展示しており、細長いものから丸いかぼちゃのようなものまでたくさん。子供たちに人気があるスポットです。

イングリッシュガーデン

カップルに人気のあるこちらのエリアは、落ち着いた雰囲気が特徴です。英国のデザイナーである、サラ・フェイスフル氏が設計し、約180種10,000株もの花などを楽しめます。白い洋風の椅子や机も置いてあるため、休憩しながら回ることもできますよ。
近くには、大きな岩の間から見える高山植物が展示してある「ロックガーデン」やさわやかな香りが漂う「香りの散歩道」などがあります。

バラ園

初夏と秋に楽しめるバラ園では、赤や桃色のバラが咲き誇っており、香りをテーマにして、国別に150品1000株が植栽してあります。時期は、5月中旬から6月上旬、10月の年2回に限られますが、普段見ることが少ない品種も展示してあり、バラの優雅な香りに癒されるでしょう。結婚式の前撮りでも使われる美しい場所なので時期を確認して訪れたいスポットです。

「ぐんまフラワーパーク」の見どころ②：体験コーナー

「ぐんまフラワーパーク」では、花々により親しみを感じる経験ができる場所が設けられています。30分ほどの体験教室が開かれており、できたものをお土産として持って帰ることも可能です。
例えば、「押し花ストラップ」では、デザインを考えて世界にひとつだけの押し花を利用したストラップを作ることができます。また、押し花と和紙を使用したはがきやしおりを作ることもできる講座や、バラのかわいい石鹸に色や香りをつけることができる「手作りアロマ石鹸」も人気です。

他にも、木登りの体験などもあり、大自然を満喫できるでしょう。一部は予約制となっているため、気になる講座は事前の問い合わせを忘れずに。

「ぐんまフラワーパーク」の見どころ③：遊べるコーナー

「ぐんまフラワーパーク」には、小さな子供でも楽しめる遊べるアトラクションや遊具が多くあります。まず、「チュウチュウトレイン」は、園内を回ることができるガイド付き汽車です。園内を周りながら詳しい話を聞くことができるため、約20分間のゆっくりした散策をできますよ。

敷地内北側にある「わんぱく広場」では、小さな子供たちが遊べるローラーすべり台や木製遊具などがたくさん。2017年夏に出来たばかりのアスレチックが3つ登場し、さらに充実しています。

また入り口入って右側の中央にある「じゃぶじゃぶ池」では、広い池に薄く水を張っており、子供たちが水遊びをするのにぴったりの場所です。暑い日は水着を着て遊ぶ子供たちの姿も見られます。

「ぐんまフラワーパーク」の見どころ④：犬と楽しむ

「ぐんまフラワーパーク」では、リードと首輪をつけていれば、犬と一緒に園内を一緒に散歩することが可能です。花のトンネルや、池の石の上を歩いたりなど、愛犬にとっても楽しい経験になること間違いなしです。
園内をぐるっとゆっくり周ると一時間ほどになるため、たっぷりと運動しながら楽しめます。また、園内のレストラン「花みずき」では、テラス席で愛犬と一緒にごはんを食べることも可能なので、素敵な一日を過ごすことができるでしょう。

「ぐんまフラワーパーク」での食事情報：自然を感じるレストラン

レストラン「花みずき」

地元の食材にこだわり、四季折々の食事を楽しみたい方は、レストラン「花みずき」がおすすめです。本格的な和食や御膳から子供でも食べやすいパスタやハンバーグプレート、そしてデザートのパンケーキなどさまざな種類のメニューがあります。お酒にピッタリのウィンナー、枝豆、ビールのセットも好評です。また珍しい犬用のメニューもあり、愛犬と一緒にテラスで食事を楽しみたい方にもピッタリ。

そば・甘味処「さくら」

入場口から入って左側に美しい「日本庭園エリア」がありますが、庭園にひっそりと建ているのはそば・甘味処「さくら」です。一番人気のかけそばや、うどん、また日本の三大うどんに数えられる「水沢うどん」などを味わうことができます。

群馬名物の焼きまんじゅうも見逃せません。店内からは美しい日本庭園を見渡すことができ、池に映る木々の様子は四季折々で変わっていきます。鯉の餌やりもできるため、趣のあるゆっくりとした時間を過ごしたい方はおすすめです。

「ぐんまフラワーパーク」へのアクセス

赤城山の南麓に広がる「ぐんまフラワーパーク」は、前橋市柏倉町にあります。
最寄り駅は、上毛電気鉄道上毛線大胡駅となり、タクシーか、ふるさとバス（デマンドバス）での移動になります。ふるさとバスとは、事前に電話をして「ぐんまフラワーパーク」まで移動できるタイプのバスで、8時半から19時まで運行しており大人一人210円です。

JR両毛線「前橋駅」から訪れる場合は、上毛電鉄「中央前橋駅」乗り換え、大胡駅へ向かいます。

車で訪れる場合、伊勢崎ICを下りて前橋・渋川方面へ約15Km、約30分かかります。赤城ICからも同様に約30分です。
521台収容できる駐車場があり、料金は無料です。

「ぐんまフラワーパーク」は、3月から10月の夏季は9時から17時まで、11月から2月末までは16時までの営業です。入場料は4月から6月までは700円、それ以外は600円ですが、中学生以下は無料となります。犬と入園する際は200円の入場料が必要ですが、車いすの貸し出しは無料です。訪れる機会が多い方は、年間入園パスポートを1,800円で購入でき、とてもお得です。

「ぐんまフラワーパーク」のまとめ

「ぐんまフラワーパーク」では、四季折々の美しく咲き誇る花の様子を観察できます。「温室エリア」や、「イングリッシュガーデン」で普段見ることのない植物を観察していると、まるでプチ海外旅行気分のようです。また、子供も楽しめる体験教室や、遊具などもたくさんあります。休日のおでかけで迷ったときにはぜひ「ぐんまフラワーパーク」に訪れてみてはいかがでしょうか。

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