なお当サイトではユーザーのみなさまに無料コンテンツを提供する目的で、オンライン旅行代理店やレストラン予約サイトが提供するアフィリエイト・プログラムに参加し、サービス等の紹介を通じた手数料の支払いを受けています。掲載の順番はサービス等の提供会社により支払われる報酬も考慮されている場合があります。
フィンランドの首都・ヘルシンキの歴史
最初に紹介するヘルシンキ観光情報は「歴史」。ヘルシンキは1550年、現在エストニアの首都であるカリンに対抗するため、交易の街として国王グスタフ1世により創建されました。創建後、ペストが流行したり、ロシアス・ウェーデン戦争に巻き込まれ建物が消失したりと、都市化はなかなか進みませんでした。
19世紀になり、アレクサンドル一世が首都ヘルシンキに移したうえ、トゥルク帝国アカデミーがヘルシンキに移され、ヘルシンキ大学として整備されました。そこからヘルシンキの発展が始まります。また、ドイツ出身の建築家カール・ルートヴィヒ・エンゲルにより、多くの美しい建築物が建てられました。
1952年にはヘルシンキオリンピックが開催され、その後急速な都市化が進み、現在に至ります。
外せないヘルシンキの定番観光地
次に紹介するヘルシンキ観光情報は「定番観光地」。ヘルシンキのシンボルともいえるのが、ヘルシンキ大聖堂です。ロシア皇帝アレクサンドル2世の像が立っており、ヘルシンキの街の中心に位置するため、観光客はもちろん地元の人も多く集まります。ヘルシンキへ行くのであれば、必ず足を運びたい観光地です。
ヘルシンキ大聖堂と並んで定番観光スポットなのが、北欧最大のロシア正教の教会であるウスペンスキー寺院です。ドイツやフランス、イタリアなどの観光地とはまたちがった雰囲気の教会です。こちらもぜひチェックしておきましょう。
世界でただ一つ天然の岩をくりぬいて作られた、岩で出来たテンペリアウキオ教会もおすすめでし。教会というと「人工的な建物」というイメージが強いですが、この教会は自然と融合した独特なたたずまいをしています。
また、マンネルヘイム通りには、ストックマンというデパートや国会議事堂などがあり、ほかにも多くの博物館や美術館、そして音楽ホールや劇場などが並んでいます。フィンランドの文化に触れたい方は、マンネルヘイム通りに行ってみましょう。
本物の「かもめ食堂」!穴場観光スポット
3番目に紹介するヘルシンキ観光情報は「穴場観光スポット」。映画『かもめ食堂』が撮影されたことで一気に有名になった、「ラヴィントラかもめ」というレストランがあります。ヘルシンキの大衆食堂といった雰囲気で、多くの日本人観光客が訪れる人気観光地となりました。映画でおなじみのシナモンロールを、ぜひ味わってみましょう。
また、ヘルシンキには、作曲家シベリウスにちなんだシベリウス公園があります。豊かな緑が広がる公園で、地元の人のリラックススポットとして愛されています。園内には独特な雰囲気のモニュメントが多くあり、楽しく散策できます。
ザリガニ料理!?ヘルシンキの地元グルメ
4番目に紹介するヘルシンキ観光情報は「地元グルメ」。フィンランド料理というとあまり馴染みがないかもしれませんが、フィンランドは豊かな水資源に恵まれているので、新鮮な魚料理を味わうことができます。バルト海や北極海ではニシンが、湖や川ではサケやニジマスなどが水揚げされます。どれも日本でなじみのある魚なので、食べやすいですね。
伝統的な料理としては、生サーモンを塩漬けしたグラーヴィロヒという料理が挙げられます。魚はステーキやフライトしてメインディッシュになることも多いです。
また、ヘルシンキは寒い地方ということもあり、多くのスープ料理があります。前菜として、ぜひ一度スープも試してみましょう。
日本人には少し抵抗があるかもしれませんが、ヘルシンキでは7月に、ザリガニ料理が解禁になりま。す興味がある方は挑戦してみることをおすすめします。
北欧は総じて物価が高く、ヘルシンキでも外食はやや割高かもしれません。メインディッシュだと15から20ユーロ程度、そこに前菜と飲み物などを合わせると、30ユーロ程度は目安として考えておきましょう。
広告
おすすめエリアは?ホテル情報
5番目に紹介するヘルシンキ観光情報は「ホテル」。ヘルシンキを中心として、空港や他の都市へのアクセスを重視するのであれば、ヘルシンキ中央駅付近のホテルがおすすめです。ですがヘルシンキはホテルが高く、大人二人が一泊二日泊まるのであれば、2万円は必要だと思っておく方がいいでしょう。少しいいホテルに泊まろうと思えば、3万円前後かかることもあります。
予算が厳しいという方は、ヘルシンキの中央駅から少し電車に乗った郊外のホテルを探すといいでしょう。ヘルシンキの隣にあるエスポーという町まで行くと、比較的リーズナブルに宿泊できます。
日本からヘルシンキ、ヘルシンキ空港から市内までのアクセス
6番目に紹介するヘルシンキ観光情報は「アクセス」。ヘルシンキまでは成田、関西、中部、福岡から直行便が運行されています。所要時間は11時間かからない程度なので、場合によってはドイツやフランスなどよりも早く着くことができます。
日本からの直行便が発着するヴァンター国際空港からヘルシンキの中央駅までは、タクシーやバス、もしくは電車で向かうことになります。タクシーでは約30分ほどの乗車時間で、50から60ユーロ程度かかります。シャトルバスを利用する場合6.3ユーロで約35分で到着します。シャトルバスはwi-fiを完備していて乗り心地も良いので、シャトルバスの方がリーズナブルでおすすめです。
電車で移動する場合も、約30分ほどかかります。
ヘルシンキ観光にぴったりのおすすめシーズン
広告
7番目に紹介するヘルシンキ観光情報は「観光シーズン」。ヘルシンキ観光のおすすめのシーズンは、6月、7月、8月の暖かい時期です。6月、7月、8月の平均最高気温は20°ほどで、平均最低気温は10°から15°程度なので、比較的観光しやすい気候といえます。真夏とはいえ朝晩は冷え込むこともあるので、羽織るものを持っておくといいでしょう。
毎年6月20日から26日までは夏至祭と呼ばれる、フィンランドで大切な祝日の期間となります。夏の到来を祝う祭りでもあり、かがり火を焚いて、歌や踊りを楽しみます。多くの人は実家で過ごすので、都市部には人が少なくなります。ひっそりとした雰囲気のヘルシンキを楽しみたい方、通行人を気にせずにじっくりと写真撮影をしたい方などは、この時期が良いかもしれません。
また、毎年10月頃にはバルティックニシンフェアが開催されます。ヘルシンキのイベントのなかでも最も歴史のある一大催しで、フィンランド各地からニシンが集められ、いたる所でニシン料理を食べられます。フィンランドグルメを堪能したい方は、この期間に行くことをおすすめします。
ヘルシンキでオーロラ観光はできる?
8番目に紹介するヘルシンキ観光情報は「オーロラ観光」。北欧はイメージ通り、冬は過酷な寒さとなります。1月や2月の平均気温はマイナス5℃程度で、冬の間は曇りがちで日照時間も短く、外は常に暗いことを覚悟しておきましょう。また、年に1、2週間程度、マイナス20℃を下回るほどの寒波に襲われることもあります。
北欧というと、オーロラ観光を期待している方もいらっしゃるかもしれません。ですがヘルシンキは北極圏にあるわけではないので、オーロラを見ることはできません。たまにオーロラが発生することもありますが、数年に一度程度なので、あまり期待しない方がいいでしょう。
「どうしてもオーロラが見たい」ということであれば、フィンランドのイナリという街がおすすめです。大きな湖に映る逆さオーロラを見れる可能性があり、オーロラ観光にぴったりです。ほかにもラップランドやサーリセルカ、イヴァロというスポットでもオーロラ観光が可能です。
フィンランドは雑貨が人気!定番のお土産
9番目に紹介するヘルシンキ観光情報は「定番のお土産」。日本では北欧雑貨のお店が増えているので、「ヘルシンキに行ったら北欧の雑貨を買いたい」という方も多いでしょう。フィンランドには、日本でも大人気のムーミンやマリメッコ、アラビアなど、様々な雑貨ブランドがあります。フィンランドらしい雑貨は、ヘルシンキでも定番のお土産です。
フィンランドにはいくつもマーケットがありますが、そのなかでもハカニエミマーケットでは、特に多くの雑貨が手に入ります。マーケットにはマリメッコのお店があるので、ぜひ足を運んでみましょう。また、食器ブランドであるアラビアとイッタラのお店も要チェックです。
まとめてお土産を買いたいのであれば、ヘルシンキの定番デパートであるストックマンに行くといいでしょう。総合デパートなので、欲しいものがきっと見つかるはずです。
ヘルシンキの気になる治安情報
最後に紹介するヘルシンキ観光情報は「治安」。ヘルシンキは比較的治安の良い街ではありますが、スリやひったくりなどの被害が多く報告されています。しっかり口が閉まるカバンに貴重品を入れて、目を離さないようにしましょう。置き引きされることもあるので、鞄は床に置いて足で挟むか膝の上に置くなど、注意しておくことをおすすめします。
また、冬は日照時間が短く、暗い時間帯が多くなります。日本人の感覚で出かけると、思ったより早く外が暗くなって怖い思いをした、ということになるかもしれません。冬に観光する際は日暮れの時間を気にしておきましょう。
北欧でも人気の観光地・ヘルシンキ
かわいらしい雑貨で有名なフィンランドの首都・ヘルシンキ。日本ではあまり観光地としては注目されていませんが、独特な建物が立ち並び、のんびりとした街の雰囲気が魅力的なスポットです。料理も日本人になじみやすい魚料理が多く、比較的治安がいいのもうれしいですね。
物価が高いところがやや難点といえるかもしれませんが、行って損はしない美しい観光地です。北欧周遊旅行の際に立ち寄るのもおすすめです。「あまり日本人が行かない場所に行ってみたい」という方は、ヘルシンキに行ってみるのはいかがでしょうか。
ヘルシンキの観光名所でおすすめの記事
【フィンランド】ヘルシンキの観光スポットおすすめ17選!充実した旅行を!
ヘルシンキ - 観光名所
ヨーロッパ北部、スカンジナビア半島の根元に位置するのがフィンランド。その首都ヘルシンキは、世界最北の100万人都市として知られています。 19世紀中頃に設計された新古典主義建築を中心とする美しい町並みで、大都市ながら”静か”という印象を受ける旅行者が多いそうです。物静かと言われるフィンランド人の国民性や、雪の降り積もったイメージなども影響しているのかも知れませんね。また、ヘルシンキはお洒落で品質の良い北欧雑貨が揃うメッカでもあります。食器や雑貨が好きな方なら天国ですよ。 今回はヘルシンキに行くならぜひ見ておきたい定番スポットを15ヶ所ご紹介します。美しい町並みやショッピング、そしてご当地グルメも楽しんでくださいね!
【フィンランド】ヘルシンキ中央駅周辺でおすすめの観光スポット20選!フィンランドを満喫!
ヘルシンキ - 文化遺産,モニュメント・記念碑,寺院・教会,史跡・遺跡,広場・公園
ヘルシンキ中央駅は、フィンランドの首都・ヘルシンキにあるヘルシンキの玄関口として知られている駅です。 フィンランド国内の各都市へ向かう長距離列車の多くと、ヘルシンキ近郊への電車のすべてが発着しており、地元の人から観光客まで多くの人に利用されている駅となっています。また、1919年に完成したという駅舎が大変個性的なことでも知られており、正面玄関にはランプを持った2体の石像が鎮座しています。駅舎の中も広々としておりモダンな造りで、駅だけでも楽しむことができます。 今回は、そんなヘルシンキ中央駅周辺の見どころについて紹介します。
【フィンランド】ヘルシンキ・ヘルシンキ大聖堂周辺の観光スポットおすすめ15選!充実した旅行を!
ヘルシンキ - モニュメント・記念碑,寺院・教会,広場・公園
ヘルシンキ大聖堂は、フィンランドの首都・ヘルシンキのほぼ中央、マーケット広場駅から徒歩約10分のところに位置している大聖堂で、福音ルター派の総本山として知られています。 ドイツ人の建築家カール・ルートヴィッヒ・エンゲルが設計し、1852年に竣工の大聖堂で、白亜の外壁に緑色のドームのコントラストが非常に美しいヘルシンキを代表する観光スポットの一つにもなっています。入場は、無料になっておりじっくりと見学するのであれば、2時間ほどの所要時間となています。 今回は、そんなヘルシンキ大聖堂周辺の見どころについて紹介します。
【フィンランド】ヘルシンキ・アテネウム美術館周辺でおすすめの観光スポット20選!魅力あふれる国へ行こう!
ヘルシンキ - モニュメント・記念碑,寺院・教会,史跡・遺跡,モダン建築,広場・公園
アテネウム美術館は、フィンランドの首都・ヘルシンキにある国立の美術館です。 ギリシャ神話に登場する知恵と技芸の女神から名付けられた美術館になっており、建物は1887年に完成し、1888年10月13日に一般公開されたと言われています。18世紀~20世紀のフィンランドの重要な美術作品を中心に、世界的に有名な作家の作品なども合わせ、国内最多の2万点以上もの美術作品が収蔵されており、年間40万人もの人が国内外から訪れるフィンランド屈指の美術館になっています。 今回は、そんなアテネウム美術館周辺の見どころについて紹介します。
【フィンランド】ヘルシンキ・デザイン美術館周辺にあるおすすめ観光スポット20選!情報はこちらから
ヘルシンキ - モニュメント・記念碑,寺院・教会,モダン建築,広場・公園
デザイン博物館は、フィンランドの首都・ヘルシンキにある博物館です。 観光本などに大々的に取り上げられてはいないものの、ひそかに人気を集めている穴場の観光スポットです。スタイリッシュな表現の仕方で世界的にも有名なフィンランドのデザインで造られた家具やインテリア、雑貨、ファッション、アクセサリーなど様々な作品を見ることができる博物館で、常設展はなく常に展示テーマや展示品が変わるため、何度訪れても楽しむことができるのも魅力になっています。 今回は、そんなデザイン博物館周辺の見どころについて紹介します。
【フィンランド】ヘルシンキ・フィンランディアホール周辺でおすすめの観光スポット20選!楽しみ方は無限大!
ヘルシンキ - 寺院・教会,史跡・遺跡,モダン建築,広場・公園
フィンランディアホールは、フィンランドの首都・ヘルシンキのほぼ中心部にある芸術施設です。 建築界の巨匠として知られているアルヴァ・アアルトの代表作として知られており、イタリアのカッララの大理石で造られた外壁と、アラビア社製が壁タイルの一部に使用された内部が特徴になっています。コンサートや大会議などに使用されており、それらのイベントがない時には、ガイドツアーでの見学が可能になっています。見学ツアーを利用したい場合は事前予約がおすすめです。 今回は、そんなフィンランディアホール周辺の見どころについて紹介します。
【フィンランド】ヘルシンキ・大統領官邸周辺にあるおすすめ観光スポット20選!情報はこちらから
ヘルシンキ - 城・宮殿,寺院・教会,モダン建築,広場・公園
大統領官邸は、フィンランドの首都・ヘルシンキにあります。 マーケット広場の北東に位置している黄色い外壁の建造物になっており、港から徒歩圏内、ウスペンスキー大聖堂からもすぐで、観光の付いてに立ち寄るのにも便利な立地になっています。外には警備員が立っており中に入ることはできませんが、外側からその様子を眺め、記念撮影をする人なども多くなっています。大統領官邸にしては、比較的こじんまりとした建物ですが、雰囲気があり、訪れる価値のあるスポットになっています。 今回は、そんな大統領官邸周辺の見どころについて紹介します。
【フィンランド】ヘルシンキ・シベリウス記念碑周辺の観光スポットおすすめ18選!美しい街並みへ
ヘルシンキ - モニュメント・記念碑,寺院・教会,史跡・遺跡,モダン建築,広場・公園
シベリウス記念碑は、フィンランドの首都・ヘルシンキの北西の海沿いに広がっているシベリウス公園にある記念碑です。 フィンランドの国民的音楽家であるジャン・シベリウスの生誕80年を記念して作られた記念碑になっており、ステンレスパイプで造られたパイプオルガンをイメージしたもので、公園の北側にあり、その横にはシベリウスの肖像も立っています。シベリウスのファンをはじめ、多くの人が国内外から訪れており、記念撮影をする写真スポットとして知られています。 今回は、そんなシベリウス記念碑周辺の見どころについて紹介します。