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クレムリン (Kremlin) とは?
クレムリンとは、ロシア語で「城塞」という意味。ロシア各地にクレムリンは存在しますが、中でも最も壮大かつ有名なのが、今回紹介するモスクワのクレムリンです。
モスクワのクレムリンは、ソビエト連邦時代にはソ連共産党の中枢が置かれ、現在もロシア連邦の大統領府や大統領官邸が置かれている、まさに政治の中心地でありながら、世界遺産にも登録され、多くの観光客が集まる、ロシアを代表する観光地でもあります。
城塞という名の通り、クレムリンは総延長約2.25kmの城壁に囲まれ、20の城門を備えた強固なつくり。敷地内には帝政時代の宮殿や聖堂などの建物が並び、その一部が観光客にも公開されています。ロシアらしい雰囲気の建物やスポットがたくさんあるので、どこから見学すれば迷ってしまうほどです。
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クレムリンの見どころ
■大砲の皇帝 (Emperor of cannon)
クレムリンの中にあり、軍事国家ロシアらしい見所のひとつが、「大砲の皇帝」です。もともと大砲の皇帝は、1586年にスパスカヤ塔の門を守るために作られました。今まで1度も砲弾を発射したことはなく、前に置かれた砲弾は300年後に飾りとして用意されたものではありますが、敵を脅す十分なインパクトがありますね。
驚くべきはその大きさですが、口径890mm、重量40トンは当時世界最大。今見ても十分な迫力のある、ロシアらしいクレムリンの見所です。
■ウスペンスキー聖堂 (Uspenskiy sobor)
金箔を貼ったドームが一際目立つウスベンスキー大聖堂は、クレムリンの中央に位置する、ロシアでも最も重要な聖堂です。14世紀にイワン1世が建てたウスペンスキー聖堂では、ロシア帝国の国教大聖堂として古くからさまざまな儀式が執り行われてきました。14世紀イヴァン・カリタ―の載冠式や、ロシア皇帝インベラーテルの載冠式など、ロシアの歴史の舞台にもたびたび登場します。
ウスペンスキー聖堂の魅力といえば、ロシア正教の教会らしい美しさ。特に聖堂を支える大きな4つの柱に描かれているイコンの美しさは、絶対に見ておきたいものです。歴史的・宗教的価値が高く、一歩中に入ると教会の厳かな雰囲気が感じられる、クレムリンの中でも特別なスポットです。
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