千葉県の佐原はその豊かな水運の恵みにより、江戸時代には”江戸勝り”とも呼ばれるほど発展した水郷都市でした。今でも往時の風情を感じさせる文化財にもなっている歴史的な建物が数多く残り、建物をめぐりながら小野川沿いや香取街道沿いを散歩するとまるで江戸時代にタイムスリップしたかのような気分にさせてくれます。
また、そのような歴史ある建物が現役のお店として営業をしているのも佐原ならでは。ぜひ観光と一緒に佐原らしいお店を訪ねてみて美味しい名物に舌鼓をうったり、お土産を手に入れて家でもその風情を楽しみましょう。
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■虎屋
最初におすすめする佐原のお土産は「虎屋」。佐原の特産品であるさつま芋を使った芋ようかんで有名な和菓子屋。江戸時代創業の老舗ですが、和菓子だけでなく地元の素材を活かした洋菓子も扱っています。最中も充実していて、落花生入りのものや虎の形をしたかわいいものなど数種類が販売されています。また、その歴史を感じさせてくれる和菓子の木型も展示も。
■中村屋商店
続いておすすめの佐原のお土産は「中村屋商店」。香取街道と小野川の交わる所にあり、文化財にもなっている長い歴史を持つ老舗の商店です。建物は江戸時代からあるものながら”ベランダのある2階建て”と言う個性的なもので非常に目を引きます。中には和雑貨や小物が置いてあり、お店の外観とも調和した昔ながらのディスプレイは眺めているだけで飽きません。3代目当主が折った見事な連鶴の展示も見応えがあります。
中村屋商店
- 千葉県香取市佐原イ1720
- 9:00〜18:30
- 水曜
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■麻兆
次に紹介する佐原のお土産は「麻兆」。JR佐原駅から徒歩8分の場所にある「麻兆」は、佐原の名物料理である”すずめ焼き”が食べられるお店です。"すずめ焼き"とは、お殿様がその形をスズメと勘違いしたのが名前になったという話に由来する、川魚の煮焼き。しっかりとした味付けなので魚が苦手な人でもあまり気にならず食べられます。味付けに使われる調味料も千葉県産にこだわってあり、これぞ佐原の味と言える一品です。
麻兆
- 千葉県香取市佐原イ460
- 0120-52-3517
- 8:00〜19:00
- 1月1日
■佐原張子 三浦屋
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4番目におすすめする佐原のお土産は「佐原張子 三浦屋」。海外でも人気のある非常にかわいらしい、味のある張子を作る職人のお店です。この張子は”佐原張子”と呼ばれる郷土玩具で、明治に子供たちの遊び道具として考案され人気となったもの。すべて手作りで、いくつもの手の込んだ工程を経て出来上がるため、この世に一つしかないものになります。その独特の表情や温かみのあるしぐさは癒される置物として贈り物にもぴったり。
佐原張子 三浦屋
- 千葉県香取市佐原イ1978
- 0478-54-2039
- 9:0〜18:00
- 不定休
■油茂製油
最後におすすめする佐原のお土産は「油茂製油」。創業350年の老舗の油屋で、今ではごま油とラー油をメインに取り扱っています。建物もその歴史を感じさせる立派さで、見ごたえがあります。こだわりの製法で作られたごま油は炒りごまの香りが豊かな一品で、ラー油も香辛料が効いており、ほかでは手に入らない風味を持っています。商品のラッピングもかわいらしく、しばらくの間は家で飾っておきたくなるほどです。