リオマッジョーレ旅行のポイント
どんな街?
リオマッジョーレはイタリア北西部のリグーリア州にある、世界遺産チンクエ・テッレ(5つの土地)の村の1つ。チンクエ・テッレの中でも最東端に位置しており、ミラノやフィレンツェ方面から訪れる観光客にとっての玄関口となっています。
見所は?
リオマッジョーレはチンクエ・テッレで最大の村。絶壁にカラフルな家々が建ち並ぶチンクエ・テッレならではの景色はもちろん、隣の村マナローラに続く“愛の道”や、町並みが一望できるサン・ジョヴァンニ・バティスタ教会など見どころも豊富です。
おすすめのグルメ
リオマッジョーレのメインストリートには、チンクエ・テッレ名産のワインとシーフードを町の雰囲気とともに楽しめるレストランやバールが豊富。またエビやイカなどを香ばしく揚げたフリットを、テイクアウトして食べ歩きするのも人気です。
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リオマッジョーレでおすすめの観光スポットを紹介!
■チンクエテッレ国立公園
チンクエテッレ国立公園は、イタリアのフィレンツェから車や列車で2時間30分ほどの場所にあります。こちらは広さは4,300エーカーもあり、1999年にイタリアで最初に建設された国立公園として知られています。
チンクエテッレ国立公園の見所は、リオマッジョーレやマナローラ、コルニリア、ヴェルナッツァ、モンテロッソ・アルマーレという5つの村から成り立っていることもあり、小さな路地が多くカラフルな町並みや、水遊びも可能なリオマッジョーレなどのビーチ、村と村を繋ぐ愛の小道というハイキングコース、フォトジェニックのマナローラの海岸などがあります。
こちらを観光する際は、バスや電車に乗り放題になり、ハイキングコースにも入れるチンクエテッレカードの用意をおすすめします。
■リオマッジョーレの村
リオマッジョーレの村は、人口1400人ほどの小さな村です。5つの村からなる世界遺産チンクエ・テッレの構成要素の1つとなる村で、5つの村の中で最も大きな村です。
イタリア国内でのアクセスの良い場所にあるとは言えないリオマッジョーレの村。フィレンツェからは車で2時間30分、ジェノバからは車で1時間30分ほどです。
リオマッジョーレの村は、観光業や漁業、農業を営むのどかな村。色とりどりの建物が並ぶ街並みはどこもフォトジェニック。ビーチで海水浴をしたりメインストリートであるコロンボ通りを散策したりと、のんびり過ごすのがおすすめです。
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■モンテネロ 聖母の聖域
モンテネロ聖母の聖域は、世界遺産チンクエ・テッレを構成する5つの村の1つであるリオマッジョーレの村にあります。カトリックの礼拝所であり、リオマッジョーレの村を代表する観光スポットです。
モンテネロ歳暮の聖域へのアクセスは、州道370号線から車では行けないためブドウ畑での収穫に使用する小さなトロッコに乗って向かいます。
11世紀から13世紀にかけて建設された建物は、1600年に改修後現在もその姿をとどめています。リオマッジョーレの高台に立っているので、リオマッジョーレの村のカラフルで美しい街並みや無限に広がる海を一望することができます。
モンテネロ 聖母の聖域
イタリア / リオマッジョーレ
- Via Dei Santuari | Nell'omonima Località a Riomaggiore, 19017 Riomaggiore, Italy
ピサの斜塔に登って傾きを体感!
ピサの斜塔は、1173年に着工され、高さ約55メートルの大理石で出来た八層の塔で、建築中に地盤が沈下し傾斜したまま工事が続けられたため完成したのは14世紀後半。現在も傾き続けており、南に70センチ程傾いています。ガリレオ・ガリレイが落下の実験を行ったという伝説もあり、今でもイタリアで1,2番目を争う観光名所となっています。ツアーによっては、ピサの斜塔にあがることができるものもあり、実際にその傾きを体感してみるのもおすすめです。
美の宝庫!一度は行きたいヴァチカン美術館
イタリアを訪れたら必ず訪れたいのが世界遺産・バチカン市国のバチカン美術館です。
500年にもわたって歴代教皇によって収集された美術品が収蔵されているバチカン美術館。年代やテーマごとに展示された美術品は、絵画や彫刻、地図など多岐にわたります。大小合わせて25もの美術館・博物館群で構成されたバチカン美術館は、世界有数の規模を誇り短時間で見て周るのも至難の技。そんな美術品の中でも必見なのが、ミケランジェロの『最後の審判』のあるシスティーナ礼拝堂。長さ40mの天井には一面にミケランジェロが描いた巨大なフレスコ画もあります。
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■バルゴンの国
バルゴンの国は、イタリアの世界遺産チンクエ・テッレを代表するワイナリーです。チンクエ・テッレはリグーリア海岸最東のラ・スペツィア県を代表するワインの産地。中でもコスタ・デ・セーラなど3地域がラベルに表示可能な指定地域となっています。
バルゴンの国があるのは、リオマッジョーレの村。リオマッジョーレの丘を登ると、バルゴンの国の農園が広がっています。
バルゴンの国でのワインの製造方法は、チンクエ・テッレの伝統的な製法が忠実に守られています。ワイナリーのオーナー夫妻が、ぶどうの木のせてい方法や葡ぶどうの選別方法、収穫や感想などの製造工程を詳しく説明してくれます。もちろん絶品のワインを味わうのも楽しみ。
■リオマッジョーレ城
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リオマッジョーレの村の高台に位置するのが、リオマッジョーレ城です。リオマッジョーレ駅から続く緩い坂道を上ると到着します。13世紀に建設をはじめ、15~16世紀に完成されたと言われています。この周辺の領主であったトゥルコッティマ―スによって建築され、途中ニコロフィエスキの支配を受けつつもジェノバ人によって完成されたという歴史があります。
現在は修復が行われて、イベントやパーティー、展覧会や結婚式場として使用されています。一般向けの見学などは行われていませんが、高台から見下ろす海は最高の景色。城とのショットはぜひ写真に収めておきたい風景です。
■サンジョヴァンニバッティスタ教会
サンジョヴァンニバッティスタ教会は、リオマッジョーレの旧市街、ローマ通りに建つ教会です。12世紀に建設された歴史ある教会で、村の守護聖人である洗礼者ヨハネを祀り建てられました。白と黒のストライプという大胆な色使いの外観は、教会の概念を覆すもの。何と内部も白と黒のストライプを基調に、床も白と黒の幾何学模様が施されていてインパクト大です。
縞模様の教会建築は中世トスカーナ地方で多用された「ポリクロミア」様式。遠く離れたリオマッジョーレの村になぜこの様式を取り入れた教会があるのか、明確には分からないというから興味深いです。
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イタリアで英語は通じる?よく使うイタリア語も押さえよう!
イタリア人にとって、英語は日本人と同じで「勉強して身につける」言語で、誰もが英語を話せるわけではないのも日本と同じです。ただし、空港や駅、主な観光スポットやホテルでは英語で用が足せます。英語のパンフレットや地図なども手に入ります。観光客目当ての土産物屋やレストランでは、英語どころか簡単な日本語が通じたり日本語のパンフレットやメニューがあったりします。初心者の行動範囲であれば、英語で用を足せれば困ることはありません。とは言っても挨拶(Buon giorno)やお礼(Grazie!)、依頼(Per favore)、おいしい(Buono!)、素晴らしい(Bravo/Brava)くらいは口にできるようにしておいたほうが円滑なコミュニケーションがとれるでしょう。
実際どれくらいかかる? イタリア旅行の予算を解説
パッケージツアーでは、安い時期で20万円代、高い時期には60万円を越す場合もあるでしょう。飛行機やホテルのランクを上げれば100万円を越します。飛行機とホテルをインターネットで予約する場合は、時期やホテルのランクにこだわらず経由便でも構わなければ10万円代から20万円前半で手配できる場合もあります。直行便は割高です。ホテルを単独で手配する場合は、1泊の料金はスタンダードクラスで10,000~20,000円、スーペリアクラスで20,000~32,000円、デラックスクラスで32,000円~が目安です。そのほか、現地での交通費や観光スポットへの入場料、食費、お土産代などで1日あたり1万円から1万5千円くらいはみておいた方がよさそうです。
イタリアの治安は大丈夫?気をつけるべきエリアや治安
残念ながら日本と比べるとイタリアは治安がいいとは言えません。マフィアの闘争は映画の中の話で、日本人が巻き込まれることが多いのは、スリや置き引き、詐欺などです。現地の人より無防備な観光客を狙うので、ローマ、ナポリ、ミラノ、フィレンツェ、ベネチアなど有名な観光地での被害が多いです。荷物は身体から離さないことです。空港では置き引きやスリ、無認可のタクシーに注意して下さい。駅や地下鉄の車内は混雑している時間帯が危ないです。ナポリのような南イタリアの夜間は特に危険度が高いです。比較的安全といわれるフィレンツェでも夜間の一人歩きはやめましょう。昼間でもいかにも観光客、と言った行動は避けるようにして下さい。
まとめ
イタリアを旅行するにあたってパッケージツアーでは何か物足りないと感じている人は、インターネットで航空券やホテルを手配する個人旅行に挑戦してみてください。オプショナルツアーも「イタリア・現地ツアー」で検索すれば、全て日本語で手配できるサイトがたくさんあります。簡単な挨拶や、食べたい物、行きたい所のイタリア語を覚えておけば、旅の楽しさが広がります。
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